ヘンリー王子が英国に帰国し、王室公務への部分的な復帰を秘かに企てているという報道を受け、新たな話題が浮上した。ある情報筋によると、王子は兄のウィリアム皇太子が謝罪しない限り、公務には復帰しないという。ヘンリー王子は昨年出版した回顧録で、メーガン妃をめぐって兄と口論になり、身体的暴力を受けたなどと主張していた。出版直後のインタビューでは、自身の家族に向かってメーガン妃に謝罪するよう求めていた。
英メディア『Mail On Sunday』は8月31日(以下、現地時間)、ヘンリー王子が米国からの帰国を秘かに企てるために、王室時代に側近だった人物らと水面下で連絡を取り合っていると報じた。
同メディアによると、この計画は『ヘンリー王子を王室に戻す作戦(Operation Bring Harry In From The Cold)』と呼ばれ、王子が英国で過ごす時間を増やすことで、父チャールズ国王との親子関係の修復や、一部の公務に復帰する可能性があるという。
一方、ある情報筋は同メディアの取材に対し、ヘンリー王子と妻のメーガン妃は、英国に永住することを望んでいないと強調していた。
この報道を受けて、英メディア『The Mirror』は9月4日、ヘンリー王子が王室公務に戻るには、ある条件を満たす必要があると伝えた。
ヘンリー王子に近い情報筋によると、王子は兄のウィリアム皇太子から謝罪を受けない限り、公務に戻らないつもりとのことだ。王子は米国で「自分の人生を成功させる」ことに集中しており、王族としての生活を辞めるという決断に満足しているそうだ。
しかし現在の英王室は、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃ががん治療を受けているため、王室公務を控えるという事態に直面している。
こういった状況を踏まえ、ヘンリー王子はオープンな姿勢を崩さず「国王からの要請があれば協力するつもりだ」と情報筋は述べている。
また、ヘンリー王子の友人達によると、王子はチャールズ国王との親子関係を改善する決意を固めているそうだ。
同メディアでは、王子が元側近と接触したのは「純粋に戦略的かつ友好的なアドバイスのため」であり、王室公務への復帰を目論むものではないと伝えている。
ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対し、どのような理由で謝罪を求めているかは明らかではないが、メーガン妃をめぐる対立がその一つだと考えられる。
王子は2023年1月に出版した回顧録『Spare(原題)』で、兄がメーガン妃のことを「気難しい」「無礼」「不快だ」などと罵り、兄から身体的暴力を受けたことを主張した。
さらに、祖父エディンバラ公フィリップ王配の葬儀後に掴みかかられて怒鳴りつけられたことや、兄の花婿介添人を務めたのは「白々しい嘘だった」と綴るなど、兄弟間の確執を次々と暴露していた。
王子は回顧録出版直後、英メディア『The Telegraph』のインタビューに応じた際、自身の家族に向かって「僕が本当に望んでいるのは責任説明だ。そして妻への謝罪だ」とメーガン妃に謝ることを要求していた。
当時、ウィリアム皇太子はヘンリー王子の回顧録出版を受け、弟が王室に復帰する可能性は「ゼロ」と示唆したことを『The Mirror』が報じていた。ヘンリー王子の友人達によると、王子は兄がこのような気持ちでいることを十分承知しているそうだ。
ヘンリー王子は今年8月にお忍びで英国に帰国し、伯父の葬儀に参列していた。ウィリアム皇太子も参列したが、兄弟は離れた場所に着席し、言葉を交わすこともなかったと伝えられている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
英メディア『Mail On Sunday』は8月31日(以下、現地時間)、ヘンリー王子が米国からの帰国を秘かに企てるために、王室時代に側近だった人物らと水面下で連絡を取り合っていると報じた。
同メディアによると、この計画は『ヘンリー王子を王室に戻す作戦(Operation Bring Harry In From The Cold)』と呼ばれ、王子が英国で過ごす時間を増やすことで、父チャールズ国王との親子関係の修復や、一部の公務に復帰する可能性があるという。
一方、ある情報筋は同メディアの取材に対し、ヘンリー王子と妻のメーガン妃は、英国に永住することを望んでいないと強調していた。
この報道を受けて、英メディア『The Mirror』は9月4日、ヘンリー王子が王室公務に戻るには、ある条件を満たす必要があると伝えた。
ヘンリー王子に近い情報筋によると、王子は兄のウィリアム皇太子から謝罪を受けない限り、公務に戻らないつもりとのことだ。王子は米国で「自分の人生を成功させる」ことに集中しており、王族としての生活を辞めるという決断に満足しているそうだ。
しかし現在の英王室は、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃ががん治療を受けているため、王室公務を控えるという事態に直面している。
こういった状況を踏まえ、ヘンリー王子はオープンな姿勢を崩さず「国王からの要請があれば協力するつもりだ」と情報筋は述べている。
また、ヘンリー王子の友人達によると、王子はチャールズ国王との親子関係を改善する決意を固めているそうだ。
同メディアでは、王子が元側近と接触したのは「純粋に戦略的かつ友好的なアドバイスのため」であり、王室公務への復帰を目論むものではないと伝えている。
ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対し、どのような理由で謝罪を求めているかは明らかではないが、メーガン妃をめぐる対立がその一つだと考えられる。
王子は2023年1月に出版した回顧録『Spare(原題)』で、兄がメーガン妃のことを「気難しい」「無礼」「不快だ」などと罵り、兄から身体的暴力を受けたことを主張した。
さらに、祖父エディンバラ公フィリップ王配の葬儀後に掴みかかられて怒鳴りつけられたことや、兄の花婿介添人を務めたのは「白々しい嘘だった」と綴るなど、兄弟間の確執を次々と暴露していた。
王子は回顧録出版直後、英メディア『The Telegraph』のインタビューに応じた際、自身の家族に向かって「僕が本当に望んでいるのは責任説明だ。そして妻への謝罪だ」とメーガン妃に謝ることを要求していた。
当時、ウィリアム皇太子はヘンリー王子の回顧録出版を受け、弟が王室に復帰する可能性は「ゼロ」と示唆したことを『The Mirror』が報じていた。ヘンリー王子の友人達によると、王子は兄がこのような気持ちでいることを十分承知しているそうだ。
ヘンリー王子は今年8月にお忍びで英国に帰国し、伯父の葬儀に参列していた。ウィリアム皇太子も参列したが、兄弟は離れた場所に着席し、言葉を交わすこともなかったと伝えられている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)