タイには野生のゾウが約3500頭生息しており、その個体数は近年、増加している。このほど同国の民家の裏庭で撮影された、プールで水浴びをする3頭の子ゾウの動画が話題となっている。3頭はまるで水遊びする人間の子どものようにはしゃいでいた。シンガポールのニュースメディア『MustShareNews』などで報じられた。
タイ中部のナコーンナーヨック県タムボン・カオプラの村に住むポンティップ・ファンファさん(Phornthip Phungpha)が今月3日、3頭の子ゾウの動画をFacebookに投稿したところ、注目を集めた。
動画は、2日の深夜0時過ぎにポンティップさん宅の裏庭に設置された監視カメラが撮影したもので、そこには3頭の子ゾウが裏庭に入り込み、プールで水浴びする姿が映っていた。子ゾウは水の冷たさが気持ちよかったのか、水しぶきを上げながら顔を水中に埋めては再び出し、長い鼻を高々と上げて嬉しそうにしている。
十分に水遊びを楽しんだ3頭は、名残惜しそうにプールから出ると、森の群れに戻っていった。ポンティップさんは、動画に「可愛いゾウたちが自分たちの時間を楽しんでます。野生のゾウはいつも危険なわけではなく、こんなに愛くるしい一面もあります」と言葉を添えており、次のような声が寄せられた。
「ゾウたちはプールがあまりにも気に入って、もう野生には戻りたくなかったのかも。」
「ゾウたちが夜にこっそりやってきたのは、人間を怖がらせないようにと思ったんじゃないかな?」
「たぶん彼らは、人間がプールで楽しんでいるのを見て、自分も真似したいと思ったんだろうね。」
なお、動画配信プラットフォーム『Newsflare』では、その翌日、森の中を撮影したドローンの映像に、プールで遊んでいた子ゾウが群れと一緒に歩く様子が映っていたと伝えている。メディアの取材に応じたポンティップさんは、次のように語った。
「彼らは私たちのプールでこっそり遊んでいたんです。とても可愛かったし、彼らは何も荒らさずに遊んでいました。ゾウたちとプールを共有できて嬉しいけれど、彼らと一緒に入って遊ぶことは(危険だから)できませんね。」
タイのニュースメディア『Daily News』によると、ポンティップさんが住むナコーンナーヨック県には現在約60頭の野生のゾウが生息しており、一部の地域ではゾウが頻繁に居住地に出没し、果樹園や畑を荒らしているという。その理由は、ゾウの生息地である森林に彼らの食べ物が不足しているからで、より簡単にエサが手に入る人間の居住地にやって来るそうだ。
画像は『Phornthip Ning Ning Phungpha Facebook「น้องๆ น่ารัก เล่นน้ำสบายใจ」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
タイ中部のナコーンナーヨック県タムボン・カオプラの村に住むポンティップ・ファンファさん(Phornthip Phungpha)が今月3日、3頭の子ゾウの動画をFacebookに投稿したところ、注目を集めた。
動画は、2日の深夜0時過ぎにポンティップさん宅の裏庭に設置された監視カメラが撮影したもので、そこには3頭の子ゾウが裏庭に入り込み、プールで水浴びする姿が映っていた。子ゾウは水の冷たさが気持ちよかったのか、水しぶきを上げながら顔を水中に埋めては再び出し、長い鼻を高々と上げて嬉しそうにしている。
十分に水遊びを楽しんだ3頭は、名残惜しそうにプールから出ると、森の群れに戻っていった。ポンティップさんは、動画に「可愛いゾウたちが自分たちの時間を楽しんでます。野生のゾウはいつも危険なわけではなく、こんなに愛くるしい一面もあります」と言葉を添えており、次のような声が寄せられた。
「ゾウたちはプールがあまりにも気に入って、もう野生には戻りたくなかったのかも。」
「ゾウたちが夜にこっそりやってきたのは、人間を怖がらせないようにと思ったんじゃないかな?」
「たぶん彼らは、人間がプールで楽しんでいるのを見て、自分も真似したいと思ったんだろうね。」
なお、動画配信プラットフォーム『Newsflare』では、その翌日、森の中を撮影したドローンの映像に、プールで遊んでいた子ゾウが群れと一緒に歩く様子が映っていたと伝えている。メディアの取材に応じたポンティップさんは、次のように語った。
「彼らは私たちのプールでこっそり遊んでいたんです。とても可愛かったし、彼らは何も荒らさずに遊んでいました。ゾウたちとプールを共有できて嬉しいけれど、彼らと一緒に入って遊ぶことは(危険だから)できませんね。」
タイのニュースメディア『Daily News』によると、ポンティップさんが住むナコーンナーヨック県には現在約60頭の野生のゾウが生息しており、一部の地域ではゾウが頻繁に居住地に出没し、果樹園や畑を荒らしているという。その理由は、ゾウの生息地である森林に彼らの食べ物が不足しているからで、より簡単にエサが手に入る人間の居住地にやって来るそうだ。
画像は『Phornthip Ning Ning Phungpha Facebook「น้องๆ น่ารัก เล่นน้ำสบายใจ」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)