中国では最近、イノシシによる被害が急増し、襲われて死亡する事故も起きている。そんな中、山でイノシシに襲われた77歳の女性が勇敢に戦い、鎌でイノシシの息の根を止めたことで話題となっている。中国のニュースメディア『手机网易网』などが報じた。
先月27日、中国、雲南省昭通市の山中で77歳の女性がイノシシに襲われた。
女性は農作業をするために山に入り、片手に鎌を持って歩いていたところ、茂みの中から突然現れたイノシシに噛まれたが、逃げることはしなかった。
それどころか、何度も襲ってくるイノシシに鎌を振りかざし、血だらけになりながらも息の根を止めた。
事故後の様子を撮影した動画では、女性が身に着けていたエプロンが血で汚れ、息絶えたイノシシが草むらに放置されているのが見て取れる。
実は地元では、この4日間で2人の村人が獰猛なイノシシに噛まれる事故が発生しており、77歳の女性がイノシシと戦ったという噂がSNSで広まると、次のようなコメントが寄せられた。
「まさか。嘘だろう?」
「ヒーローだ。」
「なんて勇敢なおばあちゃん。」
「おばあちゃんは強い戦士!」
「“カンフー”ばあちゃんだね。」
「77歳なのに、人生の盛りにいるようだね。」
「イノシシをスープにして食べるべき。」
「イノシシは痩せて病気のように見える。狂犬病で凶暴になり人を襲ったのでは?」
「イノシシが凶暴になると本当に怖い。スピードが半端ないからね。」
「早く怪我がよくなることを祈る。」
77歳の女性は病院で傷の手当てを受けており、命に別状はなかったと報じられている。
なお中国では最近、繁殖力が強い野生のイノシシによる被害が相次いでおり、イノシシを脅威とみなして狩猟を奨励する自治体もある。トラやヒョウ、クマなどの天敵が減少していることも、イノシシの個体数が増加する一因となっており、国家林草局は昨年6月にイノシシを保護対象から外した。しかし、イノシシの数は増え続けており、中国では全国31省のうち28省に200万頭のイノシシが生息し、26省で被害が発生している。
ちなみに2021年にはインドで、自宅前でヒョウに襲われた55歳女性が杖で猛反撃し、命拾いをした。ヒョウは背後から近づいており、当時の様子はカメラが捉えていた。
画像は『手机网易网 「云南昭通古稀老人刀劈野猪引关注 求生欲望激发人体潜能意义深远」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
先月27日、中国、雲南省昭通市の山中で77歳の女性がイノシシに襲われた。
女性は農作業をするために山に入り、片手に鎌を持って歩いていたところ、茂みの中から突然現れたイノシシに噛まれたが、逃げることはしなかった。
それどころか、何度も襲ってくるイノシシに鎌を振りかざし、血だらけになりながらも息の根を止めた。
事故後の様子を撮影した動画では、女性が身に着けていたエプロンが血で汚れ、息絶えたイノシシが草むらに放置されているのが見て取れる。
実は地元では、この4日間で2人の村人が獰猛なイノシシに噛まれる事故が発生しており、77歳の女性がイノシシと戦ったという噂がSNSで広まると、次のようなコメントが寄せられた。
「まさか。嘘だろう?」
「ヒーローだ。」
「なんて勇敢なおばあちゃん。」
「おばあちゃんは強い戦士!」
「“カンフー”ばあちゃんだね。」
「77歳なのに、人生の盛りにいるようだね。」
「イノシシをスープにして食べるべき。」
「イノシシは痩せて病気のように見える。狂犬病で凶暴になり人を襲ったのでは?」
「イノシシが凶暴になると本当に怖い。スピードが半端ないからね。」
「早く怪我がよくなることを祈る。」
77歳の女性は病院で傷の手当てを受けており、命に別状はなかったと報じられている。
なお中国では最近、繁殖力が強い野生のイノシシによる被害が相次いでおり、イノシシを脅威とみなして狩猟を奨励する自治体もある。トラやヒョウ、クマなどの天敵が減少していることも、イノシシの個体数が増加する一因となっており、国家林草局は昨年6月にイノシシを保護対象から外した。しかし、イノシシの数は増え続けており、中国では全国31省のうち28省に200万頭のイノシシが生息し、26省で被害が発生している。
ちなみに2021年にはインドで、自宅前でヒョウに襲われた55歳女性が杖で猛反撃し、命拾いをした。ヒョウは背後から近づいており、当時の様子はカメラが捉えていた。
画像は『手机网易网 「云南昭通古稀老人刀劈野猪引关注 求生欲望激发人体潜能意义深远」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)