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【海外発!Breaking News】男児の鼻の中からヒルを摘出 1か月前から不快感(インドネシア)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年10月13日 17時11分

インドネシア、スマトラ島東北部の都市メダンで今月初め、男児の鼻の中からヒルが摘出された。医師が生きたヒルを引っ張り出す様子はカメラが捉えており、動画が公開されると、多くの視聴者に衝撃を与えた。ベトナムのニュースメディア『Báo Mới』などが伝えた。

2日、耳鼻咽喉科の専門医トーマン・GM・シマモラ氏(Dr. Toman GM Simamora)が、幼幼稚園児ほどの男児の鼻からヒルを摘出した。

男児は1か月ほど鼻の不快感や痛みを訴えていて、原因が分からないことを心配した家族が同医師のもとを訪れたところ、医師が鼻の中に潜む異物を発見した。

摘出の様子を捉えた動画では、医師が椅子に座る男児の鼻の中をヘッドランプで照らしている。

男児の背後には、動かないように顔を両手で支える人物の姿が確認でき、医師が男児の左の鼻の穴を大きく開けて固定すると、鼻腔内に潜む茶色のヒルが蠢いているのがはっきりと分かる。

医師はその後、特殊な鉗子を使ってヒルを掴み、男児が驚いた表情で見つめる中、鼻腔からゆっくりと引っ張り出した。

シマモラ医師によると、異物は陸に棲み、湿気の多い場所を好む環形動物「ヤマビル」の一種であり、摘出されたヒルは体長が5センチ以上あると思われる。

男児は怪訝そうな表情で、のけぞるようにして自分の鼻の中から出てきた大きなヒルを見つめており、この動画には「信じられない」「なぜ医師の診察を受ける前に1か月もかかったの?」「どうやって鼻の中に入ったのか?」「かなりの大きさよね?」「鼻の中で成長しちゃったのね」「ゾクゾクしたよ」「気持ち悪い」「とにかく摘出できて良かった」といったコメントが寄せられた。



なお、このヒルがいつ、どこで男児に侵入したのかは不明だが、男児はメダン近郊のトバ湖出身で、医師は「川などで水浴びをしたり、田んぼで作業する時は十分に注意するように」と忠告した。



ヒルは通常、川で水浴びをしたり、川の水を直接飲んだり、不衛生な環境で草や水を使用することで人間の体内に侵入する。鼻や喉から侵入する際はとても小さく、初期症状はアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎に似た鼻のムズムズ感、クシャミ、鼻づまり、鼻血などがあるという。また、個体が大きくなると、気道を圧迫したり、吸血したりして健康に影響を及ぼすことがある。

ちなみに今年2月にはベトナムでも、53歳の男性の喉の奥から、約6センチの長さのヒルが摘出された。男性は1か月前から喉に異常を感じ始め、声が出なくなったり、唾液に血が混じるなどの症状が表れたと報じられた。



画像は『Báo Mới 「Đau mũi đi khám, bác sĩ sốc nặng khi lấy ra thứ trong mũi cậu bé」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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