米ワシントン州のアパート5階の窓から13日、ミライヤ・マリーちゃん(Mi’layah Marie、4)が転落死した。ミライヤちゃんは当時、きょうだいたちと遊んでいて、開いていた窓のそばにあったベッドの上で飛び跳ねていた。英ニュースメディア『The Mirror』などが報じた。
転落事故が起きたのはキング郡ショアラインにあるアパートで、ミライヤちゃんの母ナジャハ・チャンセラーさん(Najaha Chancellor)はその日、寝室につながるバスルームから子供たち4人が遊ぶのを見守っていた。
ナジャハさんによると、事故が起きる直前、子供たちのうちの1人が寝室のベッドのそばにある窓を開けたといい、このように振り返った。
「ベッドの上でジャンプしていたミライヤは突然、体勢を崩して網戸にぶつかったの。そして、網戸が外れて娘はそのまま転落し、私は我を失った。母親であれば当然、たとえどんなことがあったとしても子供を守るのが仕事でしょう。」
一方で当時、たまたまアパートの近くにいたというアンドレ・アレクサンダーさん(Andre Alexander)は、事故直後の外の様子についてこう語った。
「誰かが叫ぶ声が聞こえてね。アパートの裏手に行ってみると、若い女性と窓から転落した小さな女の子の姿が見えたんだ。また、真のヒーローのような若い男性がいて、救急車が到着するまでの約4分半の間、単独で心肺蘇生法を続けていた。小さな女の子の命を救うためにね。」
しかしミライヤちゃんは、搬送先の病院で死亡が確認され、キング郡の検視官は後に「頭部の鈍的外傷による事故死である」と結論付けた。
事故を受けてナジャハさんは、娘の死を悼みながらも冷静さを失わないように努力しているそうで、このように述べた。
「私は3人の子供たちのためにも、強くあり続けなくてはならないの。私が泣いてしまうと、子供たちはもっと感情的になってしまうから。」
「とはいえ、私はこのことを一生、乗り越えることはできないでしょうね。だって我が子を失うということは、普通の悲しみとは違う。本当に違うものなの。」
ナジャハさんは娘の死後、クラウドファンディングプラットフォーム『GoFundMe』に専用ページを設置し、葬儀費用などの寄付を呼びかけており、その中でミライヤちゃんのことを「優しくて活発な子で、私たちの人生においては一筋の光だった」と綴っている。また、ミライヤちゃんが明るい性格だったこと、家族を大切にし、特にきょうだいのことが大好きだったことなども明かした。
なお、この事故に関しては、次のようなコメントが寄せられている。
「かわいそうに。心が張り裂けそうな悲しい事故。」
「窓のそばにベッドを置くのは問題だと思う。これは防げた事故だったのではないか。」
「ニューヨークのほとんどのアパートでは窓に格子を設置する必要があるけど。このアパートは、母親に訴訟を起こされるのでは?」
「私はベッドの上で子供にジャンプはさせないわ。」
「母親の話はおかしいと思う。事故というより、事件の可能性があるのでは?」
「悲劇よね。」
関連する事故として、今年6月にはインドネシアのジムで、ランニングマシンを使用していた女性(22)が3階の窓から転落し、死亡した。マシンのすぐ後ろには大きな窓があり、1時間以上前から開いていたことが伝えられていた。
画像は『GoFundMe 「Give Mi’layah the Peaceful Rest She Deserves」』『The Mirror 「Four-year-old girl dies after plunging from apartment window while jumping on her bed」(Image: Fox 19)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
転落事故が起きたのはキング郡ショアラインにあるアパートで、ミライヤちゃんの母ナジャハ・チャンセラーさん(Najaha Chancellor)はその日、寝室につながるバスルームから子供たち4人が遊ぶのを見守っていた。
ナジャハさんによると、事故が起きる直前、子供たちのうちの1人が寝室のベッドのそばにある窓を開けたといい、このように振り返った。
「ベッドの上でジャンプしていたミライヤは突然、体勢を崩して網戸にぶつかったの。そして、網戸が外れて娘はそのまま転落し、私は我を失った。母親であれば当然、たとえどんなことがあったとしても子供を守るのが仕事でしょう。」
一方で当時、たまたまアパートの近くにいたというアンドレ・アレクサンダーさん(Andre Alexander)は、事故直後の外の様子についてこう語った。
「誰かが叫ぶ声が聞こえてね。アパートの裏手に行ってみると、若い女性と窓から転落した小さな女の子の姿が見えたんだ。また、真のヒーローのような若い男性がいて、救急車が到着するまでの約4分半の間、単独で心肺蘇生法を続けていた。小さな女の子の命を救うためにね。」
しかしミライヤちゃんは、搬送先の病院で死亡が確認され、キング郡の検視官は後に「頭部の鈍的外傷による事故死である」と結論付けた。
事故を受けてナジャハさんは、娘の死を悼みながらも冷静さを失わないように努力しているそうで、このように述べた。
「私は3人の子供たちのためにも、強くあり続けなくてはならないの。私が泣いてしまうと、子供たちはもっと感情的になってしまうから。」
「とはいえ、私はこのことを一生、乗り越えることはできないでしょうね。だって我が子を失うということは、普通の悲しみとは違う。本当に違うものなの。」
ナジャハさんは娘の死後、クラウドファンディングプラットフォーム『GoFundMe』に専用ページを設置し、葬儀費用などの寄付を呼びかけており、その中でミライヤちゃんのことを「優しくて活発な子で、私たちの人生においては一筋の光だった」と綴っている。また、ミライヤちゃんが明るい性格だったこと、家族を大切にし、特にきょうだいのことが大好きだったことなども明かした。
なお、この事故に関しては、次のようなコメントが寄せられている。
「かわいそうに。心が張り裂けそうな悲しい事故。」
「窓のそばにベッドを置くのは問題だと思う。これは防げた事故だったのではないか。」
「ニューヨークのほとんどのアパートでは窓に格子を設置する必要があるけど。このアパートは、母親に訴訟を起こされるのでは?」
「私はベッドの上で子供にジャンプはさせないわ。」
「母親の話はおかしいと思う。事故というより、事件の可能性があるのでは?」
「悲劇よね。」
関連する事故として、今年6月にはインドネシアのジムで、ランニングマシンを使用していた女性(22)が3階の窓から転落し、死亡した。マシンのすぐ後ろには大きな窓があり、1時間以上前から開いていたことが伝えられていた。
画像は『GoFundMe 「Give Mi’layah the Peaceful Rest She Deserves」』『The Mirror 「Four-year-old girl dies after plunging from apartment window while jumping on her bed」(Image: Fox 19)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)