カナダ人男性が、韓国で保護された38匹の犬とともに約0.6マイル(約966メートル)を散歩し、「同時に犬を散歩させた最多数(個人)」のギネス世界記録を更新した。一緒に散歩した中には、パピーミル(子犬生産工場)や食肉加工場から救助された犬もおり、彼は「できるだけ多くの犬の里親を見つけたい」という思いで記録更新に挑戦した。米ニュースメディア『UPI』などが報じた。
38匹の犬を引き連れて約0.6マイル(約966メートル)を散歩し、「同時に犬を散歩させた最多数(個人)」のギネス世界記録を更新したのは、カナダ人のミッチェル・ルディさん(Mitchell Rudy)だ。
韓国の忠清北道槐山郡で9月5日、犬をモチーフにした仮想通貨として知られる「BONK」の慈善部門と韓国で虐待から救助された犬を保護する団体「Korean K9 Rescue(KK9R)」のコラボレーション企画が行われ、一度に36匹の犬と散歩をしたというこれまでの記録を、ミッチェルさんが「38匹」に更新した。この散歩に参加した犬はすべて韓国で保護され、KK9Rのシェルターによって里親を探している犬たちだった。
これまでBONKの活動に貢献してきたミッチェルさんは、多くの犬と一緒に遊べることに大いに興奮した様子だった。彼は今回のイベントに参加した犬たちについて、次のように語った。
「これらの犬の中には、パピーミルや食肉加工場から来た子もいます。KK9Rや韓国国内の他の機関に救助された犬たちです。保護犬には多くの偏見がありますが、彼らは素晴らしい動物で、良い家庭に恵まれるべきです。犬たちが必要としているのは、ほんの少しの愛情だけです。」
韓国では今年1月、食用の犬肉販売を禁止する法案が可決された。KK9Rの事務局長ジーナ・キム=サディクさん(Gina Kim-Sadiku)は、「今回のイベントに向けて十分な訓練時間が取れませんでしたが、犬たちは基本的なコマンドをしっかり習得していたので、短時間で大きな成果を上げることができました」と述べた。
また、ミッチェルさんは今回の挑戦について「このアイデアは、短期間でできるだけ多くの犬の里親を見つけたいという思いから生まれました。私たちは、この犬たちがチャンピオンであることを証明する何かをしたかったのです」と説明した。
今回の散歩の様子はSNSでも話題となり、ユーザーからは「みんなが自由に走っているのが本当に素晴らしい」「いいね。今度は木や街灯など障害物がある場所でやってほしい」といったコメントや、「犬にとっては良くない。あまりにも犬が多くて、どの犬もニオイを嗅いだり、少しリラックスしたりする余裕がない」と指摘する声などがあがっている。
画像は『BONK!!! Instagram「HISTORY HAS BEEN MADE」』より
(TechinsightJapan編集部 MM)
38匹の犬を引き連れて約0.6マイル(約966メートル)を散歩し、「同時に犬を散歩させた最多数(個人)」のギネス世界記録を更新したのは、カナダ人のミッチェル・ルディさん(Mitchell Rudy)だ。
韓国の忠清北道槐山郡で9月5日、犬をモチーフにした仮想通貨として知られる「BONK」の慈善部門と韓国で虐待から救助された犬を保護する団体「Korean K9 Rescue(KK9R)」のコラボレーション企画が行われ、一度に36匹の犬と散歩をしたというこれまでの記録を、ミッチェルさんが「38匹」に更新した。この散歩に参加した犬はすべて韓国で保護され、KK9Rのシェルターによって里親を探している犬たちだった。
これまでBONKの活動に貢献してきたミッチェルさんは、多くの犬と一緒に遊べることに大いに興奮した様子だった。彼は今回のイベントに参加した犬たちについて、次のように語った。
「これらの犬の中には、パピーミルや食肉加工場から来た子もいます。KK9Rや韓国国内の他の機関に救助された犬たちです。保護犬には多くの偏見がありますが、彼らは素晴らしい動物で、良い家庭に恵まれるべきです。犬たちが必要としているのは、ほんの少しの愛情だけです。」
韓国では今年1月、食用の犬肉販売を禁止する法案が可決された。KK9Rの事務局長ジーナ・キム=サディクさん(Gina Kim-Sadiku)は、「今回のイベントに向けて十分な訓練時間が取れませんでしたが、犬たちは基本的なコマンドをしっかり習得していたので、短時間で大きな成果を上げることができました」と述べた。
また、ミッチェルさんは今回の挑戦について「このアイデアは、短期間でできるだけ多くの犬の里親を見つけたいという思いから生まれました。私たちは、この犬たちがチャンピオンであることを証明する何かをしたかったのです」と説明した。
今回の散歩の様子はSNSでも話題となり、ユーザーからは「みんなが自由に走っているのが本当に素晴らしい」「いいね。今度は木や街灯など障害物がある場所でやってほしい」といったコメントや、「犬にとっては良くない。あまりにも犬が多くて、どの犬もニオイを嗅いだり、少しリラックスしたりする余裕がない」と指摘する声などがあがっている。
画像は『BONK!!! Instagram「HISTORY HAS BEEN MADE」』より
(TechinsightJapan編集部 MM)