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【エンタがビタミン♪】中村うさぎ、ホスト通いの経験から語る ホストにハマって風俗で働いたとしても「転落ではない」

TechinsightJapan 2024年10月23日 17時58分

小説家でエッセイストの中村うさぎ(66)が、YouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』に出演し、40代でホストクラブにのめり込み、多額のお金をつぎ込んだ経緯について語った。また、近年問題視されている若年層のホストクラブ通いについても見解を述べた。

10月19日公開の動画「“騙されていると思いながら認めたくない”中村さんにホスト依存の過去をお伺いしました【中村うさぎ】」では、中村うさぎが30代で高級ブランド品を買い漁る生活からホスト通いに至った背景が紹介されている。

新宿二丁目での遊びに飽き始めた中村は、女友達と共に興味本位で歌舞伎町のホストクラブを訪れたのがきっかけだった。売れっ子ホストが不在で、若手ホスト数名が席についたが、その中に中村の好みの美しい青年がいた。彼に一目惚れし、そこからホスト通いが始まった。

中村は「私のホスト依存には前期と後期があるんですよ」と振り返る。最初はそのホストをナンバー1に押し上げたいという応援の気持ちからお金を使い、今でいう「推し活」に近い感覚で楽しんでいた。しかし、次第に経済的な余裕がなくなり「これ以上お金は使えないから」と告げた途端、ホストの態度が急変した。彼女は色恋を仕掛けられ、次第にそのホストに恋愛感情を抱くようになったという。

「恋愛とは、頭がおかしくなるほど誰かに夢中になるもの」と語る中村は、彼をつなぎとめるために懸命に執筆し続け、ホストクラブに足繁く通い、約2年半で3000万円を費やした。印税の前借りも追いつかず、ブランド品を売り、さらにはサラ金に頼ることまでした。この「ホスト狂い」は40代半ばで終息したが、その後は美容整形に没頭するようになった。

近年、ホストクラブに通う女性の低年齢化が進み、女子大学生がホストクラブ通いのために風俗で働くケースも報道されている。そのことについて、中村は「ホストに夢中になった結果、セックスワークに従事しても、それが本人の納得の上であれば問題ない」と述べ、「セックスワークも立派な労働」と偏見を持たない姿勢を示した。「ホストにハマって大学を中退し、風俗で働くこと」を世間が「転落」として見る風潮についても、「そんなのは取り戻せない失点なんかじゃない」と断言した。



この発言に対し、コメント欄では「その通り。経験は無駄にならない」「経験者の言葉は説得力がある」といった肯定的な意見が寄せられたが、その一方「中村さんは才能や経済力があるからそう言えるが、普通の人が同じ状況に陥れば簡単には『それも経験』とは言えない」といった否定的な声も見受けられた。

画像は『中村うさぎ【公式】 X「第60回「うさぎのメルマガオフ会」」』『たかまつななのSocial Action! YouTube「「騙されていると思いながら認めたくない」中村さんにホスト依存の過去をお伺いしました【中村うさぎ】」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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