キム・カーダシアンが、故ダイアナ妃が愛用したネックレスを着けてレッドカーペットに登場した。大きなクロス型ペンダントが付いたこのネックレスは「アタラー・クロス」として知られ、2023年にキムがオークションで落札したものだ。キムが胸元の大きく開いたドレスにこのペンダントを合わせたところ、SNS上で「ダイアナ妃を侮辱している」「まったく品がない」と非難の声が相次いだ。
現地時間2日、キム・カーダシアンは西海岸最大規模の美術館「ロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)」で開催された「LACMA アート+フィルム ガラ」に出席した。
毎年恒例のこのガラは、同美術館のキュレーション、展覧会、所蔵品、そして芸術と映画の接点を探るプログラムを支援する募金イベントであり、イタリアのブランド「グッチ」がスポンサーを務めている。
イベントはファッションデザイナーのエヴァ・チョウと俳優レオナルド・ディカプリオが共同会長を務め、芸術と映画分野で活躍した人々を称えている。会場ではハリウッドセレブや芸術界の著名人がレッドカーペットに登場し、華やかな装いを披露する。
この日、キムは「グッチ」の白いドレスにオーバーサイズのコートを羽織り、レッドカーペットで注目を集めた。ドレスは胸元に深いV字カットが施され、胸の谷間を露わにした大胆なデザインとなっている。
ダークな髪はミディアムボブで毛先を跳ねさせ、額にカールした前髪を残している。
首には「ブルガリ」によるパールのチョーカーとネックレスを着け、巨大なクロス型のペンダントが付いたネックレスを重ね着けした。
このペンダント付きネックレスは、故ダイアナ妃が愛用したことで知られる「アタラー・クロス(Attallah Cross)」と呼ばれるものだ。1920年代に英王室御用達のジュエリーブランド「ガラード(Garrard)」が製作したもので、クロス型にはスクエアカットのアメシストが配され、周囲には合計約5.25カラットのダイヤモンドがあしらわれている。
生前のダイアナ妃はこのペンダントを公の場で何度も身に着けており、特に有名なのは1987年にロンドンで開催された「チャリティ・ガラ」に出席した際、「キャサリン・ウォーカー」によるパープルのドレスに合わせた時だった。
キムは2023年1月、競売大手「ササビーズ(Sotheby’s)」のロンドン店で行われた毎年恒例のオークション『Royal & Noble(王室と貴族)』で、このペンダントを19万7453ドル(約2560万円)で落札した。
その後、キムがこのペンダントを公の場で着用することなく、今回が初めての披露となった。
しかし、キムが露出度の高いドレスに、ダイアナ妃が愛したペンダントを合わせたことで、多くの人々が怒りを露わにした。
「ダイアナ妃は世界で最も上品な女性だった。残念ながらキムに対する言葉はないよ。これはまったくの無礼だ。」
「これはダイアナ妃に対する侮辱だ。」
「品がない! お金で品格は買えないのよ。」
「哀れなペンダントだ。これほどまで格下げされるとは。」
「なんて不名誉なの。彼女にダイアナ妃の所有品を着ける価値なんてないわ!」
「エレガンスを下品に変えようとしているだけだ。」
キムは2022年に「METガラ」のレッドカーペットに登場した際、生前のマリリン・モンローが着用したドレスをまとったことから物議を醸した。キムは博物館から借用されたドレスのサイズに合わせるため過激なダイエットをしたと発言し、「完全に間違っている」と批判されていた。
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画像は『Kim Kardashian Instagram「blondie」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
現地時間2日、キム・カーダシアンは西海岸最大規模の美術館「ロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)」で開催された「LACMA アート+フィルム ガラ」に出席した。
毎年恒例のこのガラは、同美術館のキュレーション、展覧会、所蔵品、そして芸術と映画の接点を探るプログラムを支援する募金イベントであり、イタリアのブランド「グッチ」がスポンサーを務めている。
イベントはファッションデザイナーのエヴァ・チョウと俳優レオナルド・ディカプリオが共同会長を務め、芸術と映画分野で活躍した人々を称えている。会場ではハリウッドセレブや芸術界の著名人がレッドカーペットに登場し、華やかな装いを披露する。
この日、キムは「グッチ」の白いドレスにオーバーサイズのコートを羽織り、レッドカーペットで注目を集めた。ドレスは胸元に深いV字カットが施され、胸の谷間を露わにした大胆なデザインとなっている。
ダークな髪はミディアムボブで毛先を跳ねさせ、額にカールした前髪を残している。
首には「ブルガリ」によるパールのチョーカーとネックレスを着け、巨大なクロス型のペンダントが付いたネックレスを重ね着けした。
このペンダント付きネックレスは、故ダイアナ妃が愛用したことで知られる「アタラー・クロス(Attallah Cross)」と呼ばれるものだ。1920年代に英王室御用達のジュエリーブランド「ガラード(Garrard)」が製作したもので、クロス型にはスクエアカットのアメシストが配され、周囲には合計約5.25カラットのダイヤモンドがあしらわれている。
生前のダイアナ妃はこのペンダントを公の場で何度も身に着けており、特に有名なのは1987年にロンドンで開催された「チャリティ・ガラ」に出席した際、「キャサリン・ウォーカー」によるパープルのドレスに合わせた時だった。
キムは2023年1月、競売大手「ササビーズ(Sotheby’s)」のロンドン店で行われた毎年恒例のオークション『Royal & Noble(王室と貴族)』で、このペンダントを19万7453ドル(約2560万円)で落札した。
その後、キムがこのペンダントを公の場で着用することなく、今回が初めての披露となった。
しかし、キムが露出度の高いドレスに、ダイアナ妃が愛したペンダントを合わせたことで、多くの人々が怒りを露わにした。
「ダイアナ妃は世界で最も上品な女性だった。残念ながらキムに対する言葉はないよ。これはまったくの無礼だ。」
「これはダイアナ妃に対する侮辱だ。」
「品がない! お金で品格は買えないのよ。」
「哀れなペンダントだ。これほどまで格下げされるとは。」
「なんて不名誉なの。彼女にダイアナ妃の所有品を着ける価値なんてないわ!」
「エレガンスを下品に変えようとしているだけだ。」
キムは2022年に「METガラ」のレッドカーペットに登場した際、生前のマリリン・モンローが着用したドレスをまとったことから物議を醸した。キムは博物館から借用されたドレスのサイズに合わせるため過激なダイエットをしたと発言し、「完全に間違っている」と批判されていた。
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画像は『Kim Kardashian Instagram「blondie」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)