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【エンタがビタミン♪】松山ケンイチの“あがり症”告白に、天海祐希も驚き。芝居中に「色々なところから汁が出てきた」。

TechinsightJapan 2015年5月9日 22時45分

女優・天海祐希が座長を務めたゲキ×シネ『蒼の乱』の初日舞台挨拶が9日、新宿にて行われた。舞台経験が少ない松山ケンイチは、”あがり症”と自ら告白した上で、天海をも驚かせる意外な過去を明かした。

「演劇」というライブ空間で体験できる迫力や興奮、感動をスクリーン上でも体感できる劇団☆新感線のゲキ×シネ。ゲキ×シネ出演回数3作品目、劇団☆新感線でもお馴染の天海祐希、ゲキ×シネ初出演となる松山ケンイチ、3回目の出演・早乙女太一、81歳で初ゲキ×シネの平幹二朗がスクリーン前に登壇すると、集まった観客から盛大な拍手が送られた。

“ゲキ×シネ”だけあり、劇団☆新感線のファンが多くかけつけた今回のイベント。舞台で『蒼の乱』を鑑賞したという人に手を挙げてもらうと約8割にのぼり、その人気がうかがえる。



劇団☆新感線での経験が今回初めてだという松山は「劇団☆新感線が大好きで役者をやっているなら出させて頂きたかった」と語るほど、今回の出演を喜んだという。ただし、“あがり症”だと告白した松山は、「ゲネプロ中ずっと足が震えていた」「色々なところから汁が出てきた」と当時を振り返る。汁発言には「ちょっとー」と天海が揶揄する場面も。また過去には「車の実技では必ず落ちちゃう。車で1回、バイクでは2回落ちた。変に緊張する」と明かしたところからも相当のあがり症のようだ。これには隣にいた天海もビックリしていた。



しかし、“あがり症”の松山も舞台が始まると「足が震えるというより、目まぐるしいスピード感がある舞台にそんなことは言ってられない。その時はこんな激しいこと二度はできねーだろうな。みんなと一緒にフルマラソンをした感じで一人じゃなかった。人間離れした天海さんという大きな柱があって物凄くいい思い出で貴重な体験をした」と熱く語った。天海が大きい発言には、司会の中井美穂も食いつき、もちろん天海も一言物を申し、会場を沸かせた。

「物凄く熱い作品。火が出ているようなイメージをもっていた。情熱をもって生きているキャラクターの熱さがみなさんに伝われば」と松山が語ると座長の天海は「劇団☆新感線の素晴らしいスタッフ、素晴らしいキャストの皆さんとこんなに熱い熱い舞台を作ることができた。一生の宝物がまた一つ増えました。冒頭の『蒼の乱』の名前が出てくるシーンが好きであの時の2人で空を見上げるシーンがずっとずっと続けばいいな。最後に皆さんに挨拶した時のすがすがしさと空を見上げた時のすがすがしさが伝わりますように」と締めくくり、これから鑑賞する観客を期待させた。

男は名を捨てた── 国を守るために。女は剣を取った── 男の魂を救うために。
国を追われ孤独に生きながらも、優しく強い海のような女、蒼真(天海祐希)。不器用ながらも、真っ直ぐに生きる風のような男、将門小次郎(松山ケンイチ)。2人は出会い、やがて結ばれる。だが、迫り来る戦火が2人の運命を大きく揺り動かす!

ゲキ×シネ『蒼の乱』は5月9日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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