「君の腕の中で死にたい。」
そう力なく訴える夫レネ・アンジェリル氏(73)に、「いいわ、そうしましょう」と答えたというセリーヌ・ディオン(47)。彼女はこの約1年間というもの咽喉がんを患う夫の看病に尽力してきたが、復帰を望む夫と子供達のために、ついにラスベガスのステージに立った。
咽喉がんを患う夫レネ・アンジェリル氏に寄り添うため、歌手活動からしばらく遠ざかっていたセリーヌ・ディオン。その彼女が、8月27日にシーザーズ・パレスのステージに復帰。食事も摂れずチューブで栄養を体内に注入している夫、そして3人の子供達を家に残しステージに立ったセリーヌだが、ショーの様子を夫はしっかりと自宅のビデオで見守ったという。
ちなみに同ショーの最中、スクリーンにホームムービーが映し出される一幕も。そこに夫レネ氏の姿が映るなり、事情を知る観客は拍手喝采。そんなファンのため、そして愛する夫のため素晴らしい歌声を披露したセリーヌは「アイム・アライヴ」(英: I'm Alive)を熱唱し、その最中にこう夫にメッセージをおくっている。
「I love you, Rene!」
現在かなり弱っているレネ氏は、すでに死期を予感し「死ぬときは君の腕の中がいい」とセリーヌに伝えてあるとのこと。しかしその時を前に妻のステージ復帰を望み、子供達と一緒にセリーヌの復帰を強く勧めてくれたという。
「夫と子供達に、“私達なら大丈夫だ”と示さなくては…。」
自らもインタビューでそう語っていたセリーヌは、妻として、そして母として力強くステージに復帰。素晴らしい歌声でオーディエンスを酔わせ、堂々たるパフォーマンスで変わらぬ実力と存在感を見せつけた。
夫レネ氏の闘病、そしてセリーヌの先の見えぬ看病生活はまだ続くが、「夫を失うのが怖い」というセリーヌは、今の生活が1日でも長く続くことを心より願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
そう力なく訴える夫レネ・アンジェリル氏(73)に、「いいわ、そうしましょう」と答えたというセリーヌ・ディオン(47)。彼女はこの約1年間というもの咽喉がんを患う夫の看病に尽力してきたが、復帰を望む夫と子供達のために、ついにラスベガスのステージに立った。
咽喉がんを患う夫レネ・アンジェリル氏に寄り添うため、歌手活動からしばらく遠ざかっていたセリーヌ・ディオン。その彼女が、8月27日にシーザーズ・パレスのステージに復帰。食事も摂れずチューブで栄養を体内に注入している夫、そして3人の子供達を家に残しステージに立ったセリーヌだが、ショーの様子を夫はしっかりと自宅のビデオで見守ったという。
ちなみに同ショーの最中、スクリーンにホームムービーが映し出される一幕も。そこに夫レネ氏の姿が映るなり、事情を知る観客は拍手喝采。そんなファンのため、そして愛する夫のため素晴らしい歌声を披露したセリーヌは「アイム・アライヴ」(英: I'm Alive)を熱唱し、その最中にこう夫にメッセージをおくっている。
「I love you, Rene!」
現在かなり弱っているレネ氏は、すでに死期を予感し「死ぬときは君の腕の中がいい」とセリーヌに伝えてあるとのこと。しかしその時を前に妻のステージ復帰を望み、子供達と一緒にセリーヌの復帰を強く勧めてくれたという。
「夫と子供達に、“私達なら大丈夫だ”と示さなくては…。」
自らもインタビューでそう語っていたセリーヌは、妻として、そして母として力強くステージに復帰。素晴らしい歌声でオーディエンスを酔わせ、堂々たるパフォーマンスで変わらぬ実力と存在感を見せつけた。
夫レネ氏の闘病、そしてセリーヌの先の見えぬ看病生活はまだ続くが、「夫を失うのが怖い」というセリーヌは、今の生活が1日でも長く続くことを心より願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)