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【エンタがビタミン♪】秋元才加、貧乏だった子ども時代を回想 経済格差が学力格差を生む現状に心痛める

TechinsightJapan 2016年9月9日 14時30分

日本における「子どもの貧困」が問題視されるなか、秋元才加は経済格差が学力格差を生む現状を思い「子供はこれからの時代の希望や光なのになぁ」とつぶやいている。彼女の家庭は余裕がある暮らしではなく幼少期から中学時代まで苦労したという。当時の自分を振り返りながら今の若者に奨学金などに関してアドバイスを送っている。

秋元才加は2014年1月放送のバラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』で、貧乏だった家族との生活を明かしたことがある。電気やガスが止まることは珍しくなく、冬場でも水風呂に入ったり電灯の代わりに新聞紙を燃やしたという。塾に通うお金がなく焼却炉に捨てられた教材を拾って学んだ経験も話していた。AKB48に入るまでは相当な苦労があったようだ。

今では28歳となり舞台女優やタレントとして活躍する彼女が、9月2日に『秋元才加(akimotooo726)ツイッター』で「家庭の経済格差が学力格差を生む現状ってなんだかなぁって思う」と憂いつつ当時の自分を重ねた。“貧乏”を理由にいじめられまいとして、子どもの頃からスポーツや勉強で秀でるように頑張ったという。塾に通う友達について行って体験したり、学校の先生に頼んで放課後に教わった。中学では部活の遠征費が出せず欠席が続いたものの理由は誰にも話せなかった。

そんななか、当時の彼女の年代では理解するのが難しい奨学金制度について市役所に足を運んだり学校の先生に相談して役立てた。その体験から貧困で悩む親子へ向けて「しっかりと無理をせず、相談する事が大事です。そして、色々な奨学金制度があるので調べるのも大事。先ずは自ら動く」とアドバイスする。

秋元才加も「私は運良く芸能界に入って今こうしてお仕事させて頂いてるけど…」というように、場合によっては違う道へ進んだかもしれない。奨学金制度だけでなく、どのような進路があるかを考える努力も必要だろう。

日本では約6人に1人の子どもが貧困状態にあり、子どもの貧困率は先進国34か国中10番目に高いと言われる。全国学力テストの結果を分析したところ、家庭の経済格差が子どもの学力格差・教育格差を生む傾向が分かった。塾などの学校外教育が教育格差に表れているのだ。これについては政治による改善策や社会の流れを待つしかないが、直面している人々にとっては秋元才加の助言が参考になりそうだ。

出典:https://www.instagram.com/areasayaka
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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