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【エンタがビタミン♪】出川哲朗<“リアルガチ”インタビュー>「『イッテQ!』あの企画はズルかった!」

TechinsightJapan 2017年5月31日 21時0分

“リアクション芸人”として大人気の出川哲朗が29日、ケンタッキーフライドチキンの新商品PRイベントに登場した。この日はお馴染みのダミ声ではなく、細くかすれた声で現れ、場内をざわつかせたが、出川は持ち前のバイタリティで商品の良さを伝えようと懸命だった。イベント後、そんな出川哲朗がテックインサイトの直撃取材に“リアルガチ”に応えてくれた。

5月30日から数量限定で全国のケンタッキーフライドチキンで販売中の『CHIZZA(チッザ)』第2弾プルコギは、一枚肉の上にピザのトッピングや甘辛く味付けしたビーフ、糸唐辛子などを載せたプルコギ風だ。プレゼンターの出川が得意の英語で食レポしている動画が特設サイトで公開されている。

イベントで出川は「チキンとしてもプルコギとしてもピザとしても美味しい。もはや何を食べているのか分からない」と美味しさを表現し、「リアクション界で言ったら、出川と上島(竜平)と大島(美幸)を食べている感じ。豪華」とたとえて笑わせた。



そんな出川哲朗にイベント後に話を聞いた。喉の調子が悪い中でも、いつものいやそれ以上のテンションで場を盛り上げてくれた。

■カメラの前だと100%やり切る!
―ロケ先で喉をやられてしまったそうですが、電動バイクに乗って充電しながら旅する“例のロケ”ですか?
出川哲朗:そうそう。雨降ったりして、温泉入ったりしたんだけど、3日目から急に全然声、出なくなっちゃって。このイベント(を思い出して)「ヤバイヤバイ」と思いながらロケしていましたね。

―喉が辛くても、セーブせずに全力出してしまいますか?
出川:そうですね。カメラが回ってしまうと100%でやり切ってしまうので。

■出川イングリッシュのコツはやはり「ハート」!
―今回のイベントの前に、出川さんが英語で食レポをしていますが、上手に英語で食レポするコツを教えてください。
出川:もう英語はハートがすべてなんで。文法なんて関係ないですね。ハートと単語と自分の思いをすべて伝えれば、絶対に通じるので。日本人の悪い癖で出来なかったら恥ずかしいとか、外国人さんに話しかけづらいとか思っちゃうんですけど、そこは関係ないですね。英語も向こう(外国)でしゃべっていますので、食レポも個人的に難しくも何ともなかったし、そのままのパッションでしゃべりました。



―その出川さんでも英語で困ったことはありますか?
出川:これはずるいのは、(日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』で)前回ニューヨークに行ったときですが、「“幸運のイノシシ”を探せ」というロケだったんだけど、その“幸運のイノシシ”自体をニューヨークの現地の人も知らない。現地の人さえも知らないんだったらどんなに聞いても分からないだろうなと。最終的には見つかりましたけど、それはもう8時間ぐらいかかりましたね。

■今年の運勢の良さを実感
―“幸運のイノシシ”なので、きっと出川さんに幸運が舞い下りますね。『イッテQ!』の年始の占いで今年一番運勢が良いのが出川さんだったそうですが、実感されていますか?
出川:そうです、そうです。実感してますね。そこで「僕の冠番組を持ちたい」って言ったら、本当に冠番組(『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』テレビ東京)を持てたんです。すごいですよね、その人当たっているんですよ。
(突然真顔に戻って)コメント間違えました。もちろんそれも嬉しかったんですけど、何よりもこのケンタッキー! このケンタッキーのまさかの商品の宣伝を出来るというこの喜び。これは今年はついている! 私はケンタッキーを子供の頃からリアルに食べてましたから。

■今までで一番きつかった肉料理は…
―今日29日は肉の日だそうですが、今まで食べて一番リアクションした肉料理は何ですか?
出川:一番最悪なのはね、コウモリの肉。コウモリはだいたい揚げたり焼いたりしてくれるんだけど、ヤップ島というところは煮るんですね。コウモリが結婚式とか接待してくれるときのご褒美の料理らしくて、煮てそのまま出て来るからニオイから何から…。そのままをそこでナイフで切って食べましたけど、いろいろなものを食べてきたけど、コウモリの肉が一番きつかったですね。

―たとえると、どんなニオイや味ですか。
出川:新宿の朝のホームみたいなニオイ。(味も)新宿。新宿に怒られるわ(笑)。



■実は毎回スタッフとの戦い
―ところで出川さんは無理難題のお仕事を断ったり、怒ったりしたことはありますか?
出川:怒るのはしょっちゅうですね。スタッフさんとしょっちゅう揉めていますね。もともとリアクションなんて大嫌いだから、ジェットコースターとか大嫌いで、乗らされて面白がられてリアクション芸人になったんで、好きでリアクション芸人になったわけじゃないから、現場は毎回揉めますよね。スタッフさんとの戦いですね。

―それでもスタッフさんがどうしてもやって欲しいと言ったらどうするのですか?
出川:やっちゃうんですね~(苦笑)。

■今の人気に不思議な心境
―今や人気爆発で、子供たちからも尊敬する人物として名が挙げられています。心境はいかがですか?
出川:そりゃ、普通に嬉しいですね。織田信長に坂本龍馬に出川哲朗が並ぶというのはありえない話なんで。

―どのようなところが尊敬されているのだと思いますか?
出川:分からないですけど、あきらめないで50(歳)のおっさんが頑張っているところを子供も見てくれて、何か感じてくれてるのではないかとは思いますけどね。

―お仕事に対する取り組み方は以前と変わりましたか?
出川:それは全然変わっていないです。30何年やってますけど、それは正直全然変わっていないですね。だから本当に面白いなと思いますよね。僕自身やってることは何も変わらないのに、それが今、皆さんがこれだけ応援してくれているのは、嬉しいし、ありがたいですけど、本当に不思議な感じですね。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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