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【海外発!Breaking News】救急隊、救命措置中におもちゃの銃で襲われる(南ア)

TechinsightJapan 2017年6月12日 20時46分

南アフリカのケープタウンで深夜、心臓発作で倒れた患者を救うべく救急隊が出動した。しかし救命措置の最中に、救急隊が強盗に襲われるというとんでもない事件が起こってしまった。現場となったマネンベルフはギャングの銃撃戦が頻繁に起こっている危険地域、いわゆる「レッドゾーン」に指定されており、救急隊ですら尻込みするほどだ。

6月5日の深夜0時30分、救急隊が心臓発作の患者に救命措置を行っていたところ、6人の男に取り囲まれ銃を突き付けられた。彼らは現金、車の鍵、携帯、運転免許証など手当たり次第に盗むと去って行った。

救急隊は警察に報告し、午前3時頃に20歳~27歳の男5人が逮捕された。6人目はまだ逃走中である。警察は強盗が所持していた盗品、さらに救急隊を脅す時に使った銃を押収したが、こちらはおもちゃであった。救急隊に怪我はなかったが、精神的ダメージが大きくカウンセリングが必要だという。

ケープタウンではここ最近、救急医療サービスを狙った事件が頻繁に発生している。西ケープ州保健省ではケープタウンの危険地域「レッドゾーン」に救急隊が出動する場合は、警察によるエスコートを義務づけている。今回の事件で警察がエスコートしていたかは不明とのことだ。

画像は『News24 2017年6月5日付「Toy gun gang held for allegedly robbing Cape Town paramedics」(Duncan Alfreds、News24)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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