【エンタがビタミン♪】カズレーザー “個性”の存在を否定「そんなに変わった人、いる？」

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが若者の悩みに答える、テレビ番組『お願い！ランキング』内のコーナー“カズレーザークリニック”。8日深夜の放送回の相談者は大学生アスリート＆アーティストの3名で、その中に美術大学に通う女子学生から「自分に自信が持てない」という相談があった。課題を期限内に全て提出してもあまり良い評価をもらえず、テストの結果はいつも下位の方だという。一生懸命頑張っても評価されず、「才能が無いのかな」と自信を無くしているのだ。そんな彼女にカズレーザーはどのような回答をしたのだろうか。

「片っ端からコンペに参加して、良い結果を出していくしかないんじゃない？」とカズレーザーはあっさりと答える。「負けた思い出なんてすぐ忘れる」「勝った喜びはストックできるから」と淡々と話す彼に、相談者は「現実的な答えですね、“もっと個性を磨け”とか言われると思った」と意外そうであった。すると「“個性”なんて世の中に無い」「そんなに変わった人、いる？　同じ人間じゃない」とカズレーザーは個性云々にこだわる必要はないとアドバイスした。

「カズレーザーの名言集」というまとめサイトが出現するほど、同番組での彼の発言に共感する声は多い。だが彼は“カズレーザークリニック”でのアドバイスは「あくまでも相談者個人への回答」としており、これが名言としてネットで広まっていることには関心が無いらしい。“個性”はよく使われる言葉だが、その意味を明確に答えられる人は意外に少ないという。その中で「“個性”なんて世の中に無い」というカズレーザーの今回の発言がまた、ネットで注目を集めそうである。
（TechinsightJapan編集部　みやび）