歩きスマホは周囲の人々に迷惑をかけるばかりではなく、自らの命にも危険をもたらすことがある。スマホに夢中になるあまり、歩道の一部分で地下のガス管工事が行われていると気づかなかった米ニュージャージー州のある女性。監視カメラが無様な格好で穴に転落する彼女の姿を捉えており、その話題は多数の地元ニュースのヘッドラインを飾った。
事故が起きたのは8日の正午近く、ニューアークにも近いプレーンフィールド市のサマセット通りという商業地区であった。歩道の中央に広げられた両開きのフラップは大人の膝上ほどの高さで、歩きながらそこにぶつかった女性はあっという間に前に倒れ込み、作業員がガス工事の作業をしている脇に真っ逆さまに転落。上方から監視カメラがその一部始終を捉えており、『mycentraljersey.com』ほか多くの地元メディアがその動画を伝えながら「歩きスマホは本当に危ないですよ」と市民に呼びかけた。
プレーンフィールド警察は「穴の深さは180cmほどで転落した女性は67歳(名前などは明らかにされず)。重傷を負って現在病院で手当てを受けているが命に別状はない」と発表した。歩行者に危険を知らせる方法が不十分であった可能性を含め、事故の原因について調査を行うものとみられている。なお日本でもガス工事の際に作業員が出入りするための大きな穴とそれをふさぐフラップがところどころに存在するが、その中で作業が行われる場合は周囲をフェンスなどで大きく囲むなど、歩行者の安全は確保されている。
また一時は大変な流行をみせたゲームアプリ『ポケモンGO』。これの歩きスマホが原因で事件・事故が多発したせいもあって、「歩きスマホは完全にやめた」という人が周囲に急増した。理由を尋ねると「まだそんな危険なゲームをやってるの?と笑われたくない」、あるいは歩きスマホをしていると「『ポケモンGO』をやっていると勘違いされる」といった答えが多いようだ。どうしてもスマホを確認する必要がある時は周囲の邪魔にならない場所に立ってこっそりと、がマナーである。
画像は『MyCentralJersey.com 2017年6月8日付「Woman stable after fall through Plainfield sidewalk door」(VIDEO COURTESY OF NEWS12)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
事故が起きたのは8日の正午近く、ニューアークにも近いプレーンフィールド市のサマセット通りという商業地区であった。歩道の中央に広げられた両開きのフラップは大人の膝上ほどの高さで、歩きながらそこにぶつかった女性はあっという間に前に倒れ込み、作業員がガス工事の作業をしている脇に真っ逆さまに転落。上方から監視カメラがその一部始終を捉えており、『mycentraljersey.com』ほか多くの地元メディアがその動画を伝えながら「歩きスマホは本当に危ないですよ」と市民に呼びかけた。
プレーンフィールド警察は「穴の深さは180cmほどで転落した女性は67歳(名前などは明らかにされず)。重傷を負って現在病院で手当てを受けているが命に別状はない」と発表した。歩行者に危険を知らせる方法が不十分であった可能性を含め、事故の原因について調査を行うものとみられている。なお日本でもガス工事の際に作業員が出入りするための大きな穴とそれをふさぐフラップがところどころに存在するが、その中で作業が行われる場合は周囲をフェンスなどで大きく囲むなど、歩行者の安全は確保されている。
また一時は大変な流行をみせたゲームアプリ『ポケモンGO』。これの歩きスマホが原因で事件・事故が多発したせいもあって、「歩きスマホは完全にやめた」という人が周囲に急増した。理由を尋ねると「まだそんな危険なゲームをやってるの?と笑われたくない」、あるいは歩きスマホをしていると「『ポケモンGO』をやっていると勘違いされる」といった答えが多いようだ。どうしてもスマホを確認する必要がある時は周囲の邪魔にならない場所に立ってこっそりと、がマナーである。
画像は『MyCentralJersey.com 2017年6月8日付「Woman stable after fall through Plainfield sidewalk door」(VIDEO COURTESY OF NEWS12)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)