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【海外発!Breaking News】男子テニス「スウェーデン・オープン」準決勝コートにネオナチ男が侵入!

TechinsightJapan 2017年7月24日 11時6分

スウェーデンでこのほど開催された男子テニス『スウェーデン・オープン2017』。その準決勝の試合が行われたコートに突然一人のネオナチが侵入し、右手を高く掲げて“あの言葉”を発したもよう。会場は騒然となり試合は中断となったことを『The Local se』が伝えている。

アクシデントに見舞われたのは、スウェーデンの「Lagardère Sports Tennis & Golf Sweden AB」で22日に行われたATP『スウェーデン・オープン2017』男子準決勝。ダビド・フェレール選手(スペイン)とフェルナンド・ベルダスコ選手(スペイン)の対戦で、そのコートに黒いTシャツ姿の若い男がいきなり侵入。右腕を上げるとナチスのスローガンとして有名な“ハイル・ヴィクトリー(Heil victory=勝利万歳)”と大声で叫んだ。

審判員などがすぐにこれを制止し、男は警備スタッフに取り押さえられて退場となった。同大会の広報担当者は『ヘルシンボリ・ダグブラッド』紙に、警察に男の身柄を引き渡し、その後のことはすべて委ねてあることを説明。男が両選手に危害を加えることはなかったが、コートの選手や観客の安全確保を考えた場合、警備体制がやや手薄であったことは否めない様子だ。

男の行為は「ナチス式敬礼」あるいは「ヒトラー式敬礼」と言われるもので、ドイツでも第二次世界大戦後にはこれがナチを賛美する、あるいは賞賛する行為としてみなされるようになり、公衆でこれをやれば民衆扇動罪として逮捕されることも。このたびのネオナチ男が来ていたTシャツには『Revolution/Support the Nordic resistance movement(革命/北欧の抵抗運動を支援)』と書かれており、何らかの組織に所属するメンバーの可能性もあるようだ。

このトラブルにより試合は一時中断となったものの再開され、結果はフェレール選手が6-1、6-7(3/7)、6-4でベルダスコ選手を破ったという。

画像は『The Local se 2017年7月22日付「Man interrupts Swedish Open match with Nazi slogans」(Photo: Adam Ihse/TT)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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