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【海外発!Breaking News】猛暑にアイスキャンデー54本食べた男性、急性腎不全に陥る(中国)

TechinsightJapan 2017年7月28日 21時22分

暑い夏には冷たい食べ物が美味しいものだが、冷えた飲み物や食べ物をつい食べ過ぎてしまうと体調不良を起こすことも少なくない。このほど中国で、あまりの暑さに脱水症状を起こしかけた男性がアイスキャンディーを54本も立て続けに食べ、急性腎不全に陥ってしまった。『South China Morning Post』や『Oditty Central』などが伝えている。

中国、浙江省の衢州市に暮らすジェンさん(Zheng、44歳)は7月15日の夜、あまりの暑さで喉の渇きを癒そうと冷凍庫にあったアイスキャンディーを口にした。ところが1本では到底クールダウンできなかった彼は、次から次へと冷凍庫にあった54本のアイスキャンディーを食べ、その後氷の入った水を飲み、就寝した。

翌朝、ジェンさんは腹痛を感じた。何か食べようとしても吐いてしまうので地元の病院を訪ねると「胃腸炎」と診断され、点滴を投与された。しかしその3日後、熱中症が重症になると発症することがある急性腎不全と診断され、ジェンさんは設備の整った別の病院へ搬送されることになった。アイスの食べ過ぎによって急性腎不全を起こしたという因果関係ははっきりしていないが、現在のところ容態は安定しているそうだ。

中国南東部ではここ数週間、記録的な猛暑が続いている。上海や浙江省の一部地域では7月21日は40度超えの暑さとなっており、特に上海では145年ぶりに40.8度を記録した。

なお2016年には、貴州省開陽県に住む28歳のワン・カイランさんが、激しい腹痛を起こし病院で診察を受けたところ体内に腎臓が4つもあることが明らかとなった。腎臓の1つが感染症を起こしていたことが腹痛の原因になったようだが、手術で摘出されたという。

画像は『South China Morning Post 2017年7月23日付「Chinese man who ate 54 ice lollies to quench his thirst told he has kidney malfunction」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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