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【エンタがビタミン♪】Miracle Vell Magic感涙 ケニー・オルテガ監督と初対面「人生変える出会い」

TechinsightJapan 2017年7月31日 18時26分

ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ディセンダント2』を引っ提げて、エグゼクティブ・プロデューサー、監督、振付師を務めたケニー・オルテガ氏がプロモーションのために来日を果たした。31日に都内で行われた囲み取材では、このたび同作のスペシャルサポーターに就任し、彼が手がけた『ハイスクール・ミュージカル』で「自分の人生が変わった」という歌手のMiracle Vell Magic(ミラクル ベル マジック)が登壇。感激のあまり何度も涙ぐみ、声を震わせた。

同作は、大ヒットを記録した『ディセンダント』の続編にあたり、「ディズニーのヴィランズ(悪役)の人気キャラクターにもし子孫がいたら?」という斬新なアイデアから生まれたTV映画だ。日本での10月の初放送に先駆けて、7月21日に初放送された全米では1300万人が視聴するほどの反響があった。

SNSでの動画再生回数は1億回以上、女子中高生を中心に熱狂的な支持を集める歌手のMiracle Vell Magic(通称、ベル)。彼女はこの日、ケニー監督と念願の初対面を果たして、泣き出してしまったという。囲み取材で「10年ほどケニーさんのファンで、まさか会える日が来るなんて本当に夢にも思っていなかったので、今日は本当に夢が叶った日」と熱すぎる思いを語ったベルは、ここでも感極まって目を涙で赤くして声を上ずらせた。そして「思っていた通りの方で、優しくて温かくて本当に素敵です」とその印象を明かした。



そんなベルがこれほどにケニー監督に思いを募らせるのにはちゃんとした理由がある。ベルは「私のルーツは、ディズニーと(ケニー氏が手がけたTV映画の)『ハイスクール・ミュージカル』です。生まれたときからディズニーの映画を観て、ディズニーの曲を歌って育ってきて、自分がディズニーのキャラクターだと思い込んで育ってきました。そして中学3年生のときに『ハイスクール・ミュージカル』に出会って、初めて英語を勉強したい、英語の歌を歌いたい、アメリカに行きたいという思いが強くなって、目標や夢が全部変わりました。人生を変える出会いでした」とこれまでの24年間を振り返った。



ベルは「ケニーさんのダンスは唯一無二だと思っていて、『ハイスクール・ミュージカル』もそうでしたが、ものすごい映像技術や舞台装置を使うのではなく、構成や振り付けだけで人の力だけであんなに華やかで素晴らしいパフォーマンスを作れるのは、ケニーさんだけ。それが本当に素晴らしかったので、楽しみにしてほしいです」と同作を絶賛した。

また、同作の見どころを聞かれたベルは「私が本作を観て一番持ち帰ったことが、“勇気”でした。自分自身でいることや、自分らしくいることは実は難しいことだったりします。本作で私は、自分自身でいることがどれだけ大事か、それぞれが違う輝きを持っていて、それを受け入れることを学んで“勇気”をもらえました。みんなにも勇気を与えられる映画ではないかと思いました」と見解を述べると、「音楽もダンスも演技も素晴らしいですが、テーマが大事」と主張するケニー監督も感じ入ったように優しく「ありがとう」とお礼を言った。



今回、同作のスペシャルサポーターに就任して「まだ発表できることは少ないのですけど、『ディセンダント2』の楽曲のカバーをさせていただくことになっています。とてもとても楽しみです!」と声を弾ませたベル。ケニー監督も「この作品の核になる、精神・ハート・意欲がありますが、それをすべて同じものを持ち併せているのがまさにベルさんと感じますし、彼女以外の方はサポーターとして考えられないです」と太鼓判を捺した。熱い思いを胸に、同作のスペシャルサポーターを務めるMiracle Vell Magicに期待したい。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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