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【海外発!Breaking News】72歳英女性、27歳ナイジェリア人と結婚するも移民局や世間は疑いの目

TechinsightJapan 2017年8月28日 6時0分

恋に落ちれば年齢差など関係ないというが、騙されている感が否めない年の差カップルが英メディア『The Sun』などで報じられた。72歳と27歳という年齢差にも驚きだが、「真実の愛」と信じて45歳年下のナイジェリア人男性と結婚した72歳のイギリス人女性に、ニュースを知った人々からは「きっと涙の結末が待ってる」「騙されているのよ。目を覚まして!」といった声が多いようだ。

英ドーセット州ドーチェスターの元タクシー運転手アンジェラ・ヌワチュクさん(72歳)には50歳、47歳、43歳の3人の息子と6人の孫がいる。これまでの結婚歴は2回、前回のパートナーとは16年間を共に過ごしたが友達感覚になってしまい別れを決断したという。

それから半年間、独身生活を過ごしていたアンジェラさんだったが突然、Facebookにナイジェリアの男性から友達申請があった。オウェリ市でコンピューター・エンジニアをしているCJさん(27歳)は、アンジェラさんのFacebookのPR写真がとても素敵だと褒めてくれたそうだ。

「なぜCJが私に友達申請をしてきたのかはわかりませんが、とにかく受け入れたんです。彼は大きくて体の色にマッチした茶色の目をしているとてもハンサムな男性でした。会話を始めるのになんの問題もなく、私たちは家族のことや趣味のことなど何時間も話しました。毎日メッセージをやり取りするようになって、もう互いに何年も知っているような感覚になりました。CJは私の一番年長の孫より6歳も年下で私とは年齢差が大きかったのですが、すぐに打ち解けて、そのうち自分の気持ちを抑えられなくなりました。」

母親の恋話を聞いた息子のマルコムさんは「騙されているのでは」とCJさんのことをネット上で調べたが結局、疑わしい前歴は見当たらなかったという。SNS上のメッセージでのやり取りから、やがて2人はスカイプでのチャットを始め、CJさんの顔を見るたびドキドキしたアンジェラさんの恋する気持ちを推し測ったように、数週間後にはCJさんからも思いを伝えられ「私たちは素晴らしい相性で結ばれている」とアンジェラさんは幸せの頂点に達した。

2015年2月のSNS上での出会いから1か月後、CJさんはアンジェラさんにプロポーズした。びっくりして最初は冗談かと思ったが「あなたと生涯を過ごしたい」と言われ、迷わず「イエス」と返事をしたアンジェラさん。結婚式の予定はCJさんが立て2人の結婚指輪も用意してくれたそうだが、ナイジェリアまでの挙式にはアンジェラさんの家族は誰一人出席しなかった。「短期間で決めたことですし」とアンジェラさんは言うが、やや暴走気味の母親を家族はどのように思っていたのだろうか。

アンジェラさん自身も、ナイジェリアに向かう飛行機の中で「もしかしてCJは他に目的があるのでは」と疑ったものの、現地で3度目の夫となるCJさんの満面の笑みを見てハグやキスを受けると「私のしたことは間違っていなかった」と思ったようだ。2015年4月、結婚式当日に初めて顔を合わせた2人は、ラゴスの登記所でCJさんの家族や友人らに祝福されながら晴れて夫婦となった。

「結婚式の日は、私の人生で最も幸せな一日でした。でも私が再びイギリスに戻らなければいけないのかと思うと複雑な心境でした。夫婦になったのだからすぐに会えると思っていましたが、CJが家族VISAを申請したら拒否されてしまったのです。私がもう働いていないので財源不足ということらしいです。とてもショックでした。何度も申請していますがその度に拒否されて、彼は観光ビザで私に会いに来ることも許されません。私みたいな高齢者を騙す結婚詐欺があるのは知っています。でも私はCJに最初から『私にはお金はない』と伝えてあるし、彼は『僕が欲しいのはあなただ』と言ってくれています。確かに経済的に援助したことはありますが、いつもちゃんと返してくれます。彼は私のソウルメイトなんです。女性ならきっと誰もが彼と一緒にいたいと思うほど、とても思いやりのある男性です。CJは、私に自分は世界一美しいと感じさせてくれます。私は長い間待ち続けていた真実の愛をようやく手に入れたのです。離れていても心は繋がっているし、夫婦として一緒に暮らせる時まで私は闘うのを諦めません。誰も私たちを別れさせることなんてできないわ。」

このように語るアンジェラさんは、CJさんとの結婚式以来2016年3月と2017年1月の2回にわたりそれぞれ3週間、会っただけだという。しかしながらその旅費やVISAの手続き代などすでに20,000ポンド(約280万円)を費やしている。「半額は返してもらった」というアンジェラさんは、CJさんがお金目当てて自分と結婚したとは信じておらず、何とかしてイギリスに呼び寄せるために最後の手段として来年、CJさんがイギリスでコンピュータの修士課程を勉強するために学生ビザを許可されることを願っている。

「VISAは諦めません。今年、また夫に会いに行くのですが指折り数えてその日を楽しみにしているのよ」というアンジェラさんに、このニュースを知った人たちからは「お金じゃなくVISAが目当てなのがどうしてわからないの。イギリスに来た途端、絶対に捨てられるって」「72歳にもなって、そんな若者が自分に入れあげることがおかしいとなんでわからないんだろう。真実の愛っていうけど、怪しすぎる」「幻想を見ているんだろうね、お気の毒」「いろんな詐欺の手口があるからね。愚かな女性だ」「真実の愛ならナイジェリアに引っ越せば? そうしたら男は引いて次の犠牲者を探すんじゃない?」「本物の愛ならイギリスに来る必要などなく、どこででも暮らせるだろう」「家族はこの女性のことどう思ってるんだろう。最初はからかい半分だったかも知れないけど、ここまで来たら気がふれたと思ってすごく心配してるんじゃないかな」といった声があがっている。

画像は『The Sun 2017年8月24日付「PRICE OF LOVEAnguish for gran-of-six, 72, as Nigerian husband CJ, 27 has his visa rejected AGAIN despite spending her £20k life savings trying to get him to the UK」(HOTSPOT MEDIA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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