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【海外発!Breaking News】自然災害で3度も結婚式がキャンセルになったカップル(米)

TechinsightJapan 2017年8月29日 12時10分

米テキサス州に上陸した大型ハリケーン「ハービー」は、これまでに死傷者を出すなど深刻な被害をもたらしている。そんな中、この「ハービー」によって結婚式のキャンセルを強いられたカップルのニュースが『CNN』『Inside Edition』などで伝えられた。2人が式を延期したのは、なんと3度目だという。

テキサス州オレンジ郡に住むジェニー・スワラーズさんとダスティン・モーガンさんは、高校時代に知り合った。そして今から5年前に交際を始め、2015年に婚約、2016年4月に結婚式の予定を立てていた。

しかし挙式のちょうど1週間前にサビーン川が氾濫し、地域に洪水被害が起こってしまう。川のすぐそばにあった式場は6フィート(約1.8メートル)も浸水した。そこでジェニーさんとダスティンさんは式の延期を決め、「来年の同じ日に同じ場所で行うことにします。どうか私たちのために日にちを開けておいてください」と結婚式に出席してくれる予定だったゲスト全員に書面で伝えた。

そして今年の4月、結婚式の日が近付いてきたためジェニーさんは会場へ確認の電話をすると、「いまだ修復工事が完成しておらず、その日に会場をオープンさせることは不可能だ」との答えが返ってきた。

またしても変更を強いられたカップルは、ルイジアナ州レイクチャールズの湖のほとりにある会場を改めて予約し、8月26日には150人のゲストがお祝いにかけつけてくれる予定になっていた。ところがゲストの多くが住んでいるテキサス州にハリケーン「ハービー」が上陸し、「結婚式には行けない」といった連絡が相次いだ。牧師までも欠席の旨を伝えてきたためジェニーさんは「じゃ、スカイプで行うのはどうですか」と冗談を言ったのだが、150人の招待客が15人に減ってしまったことで「このまま式をしても意味がない」とキャンセルすることになった。

自然災害により結婚式を3回もキャンセルせざるを得なくなってしまった2人は、「今度はラスベガスにでも行って楽しくやるか、洪水被害の起こらない高い所で挙式することにします。もう絶対に水辺の近くの会場を予約しません」と固く決心しているが、テックインサイトが話をうかがったところ、今年が終わる前には是非とも結婚式を挙げたいと明かしてくれた。

画像は『Jenny Swarers 2017年6月11日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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