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【エンタがビタミン♪】TOKIO山口達也 島茂子『女の坂道』の魅力について「全力でふざけるから面白い」

TechinsightJapan 2017年8月30日 18時9分

TOKIOが8月30日にリリースしたニューシングル『クモ』には“島茂子とザ・ソイラテズ”の楽曲『女の坂道』がカップリングされている。8月18日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)ではそのミュージックビデオを初公開して注目を集めた。その際にナレーションで「島茂子」と「城島茂」は誕生日も血液型も一緒だとほのめかしたが、真相はどうなのか。

8月29日に放送されたラジオ番組『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にTOKIOの山口達也が初出演した。『ザ!鉄腕!DASH!!』によって「人生が変わった」という山口。学生時代はあまり泳げず海水浴に行っても砂浜でごろごろするタイプだったが、『DASH!!』のおかげで素潜りで魚を獲れるまでになった。さらには船舶の免許を取り、海洋生物の専門家も驚く発見までするのだから人生は分からない。

やがてニューシングル『クモ』の話題になり、パーソナリティの坂本美雨が“島茂子とザ・ソイラテズ”の『女の坂道』に触れた。「この曲はどれくらい前だろう…島茂子…」と考えていた山口だが「めんどくさいから言うけど、リーダーが何年か前に演歌の曲を作ったんですよ」と続けた。それとともに「島茂子」は「城島茂」だと明言したようなものだ。

実は城島茂も週刊誌のインタビューで『女の坂道』が生まれた経緯を明かしており、今回の山口の話と一致する。TOKIOが1998年4月にリリースした5枚目のアルバム『Graffiti』用に城島が作った曲で、山口によるとアコースティックギターで演歌調に弾き語って音源まであったという。しかしアルバムには使われずお蔵入りとなった。

それから20年弱となる2017年、53枚目のシングル『クモ』の2曲目は国分太一が作詞・作曲した『story』に決まったものの3曲目をどうしようかと考えていた。するとメンバーが『女の坂道』を思い出して「ここは一発あの曲を形にしてみようか」と話が進んだという。城島リーダーは歌詞を今風に書き直してアレンジも「演歌調」を「ムード歌謡」に変更している。

山口はリーダーが書き直した歌詞に「TOKIO世代が知らないような言葉」が散りばめられているのに驚いた。10代・20代の女性が使う「フレンチネイル」のワードには他のTOKIOメンバーが「ポカンとしていた」という。昔は「タバコ」だけど今は「電子タバコ」というフレーズも時代の変化を感じさせる。

そうやって完成した“島茂子とザ・ソイラテズ”の『女の坂道』はシングル『クモ』の通常盤にカップリング、初回限定盤にはDVDでビデオクリップが収められている。ちなみに“ザ・ソイラテズ”は他のTOKIOメンバーが扮しており「音楽として真剣にやっているのがおもしろい」「ウチのメンバーは全力でふざける。こちらが恥ずかしがると見ている人も恥ずかしい、だから楽しんで本気でやる」という山口の言葉が印象的だった。

『ザ!鉄腕!DASH!!』に“茂子の節約家族”という企画がある。「島茂子」はそこから飛び出したと思われるが、山口によると「島先生はいつもしないのに(CDの)写真チェックをそうとうやっていた」というから、リーダーの「島茂子」への思い入れはかなり強いようだ。8月31日に池袋・サンシャインシティの噴水広場で開催される“島茂子『女の坂道』発売記念リサイタル”が楽しみである。

画像は『坂本美雨のディア・フレンズ 2017年8月28日付Instagram「明日の#ディアフレンズ #TOKIO #山口達也 さんをお迎えします」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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