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【エンタがビタミン♪】ZIGGY“ロックレジェンド”の本領発揮 ウェディングドレス姿と骨太サウンドに違和感なし

TechinsightJapan 2017年9月8日 12時31分

ZIGGYが10年ぶりとなるニューアルバム『2017』(ニーマルイチナナ)を10月25日にリリースする。それに先駆けて9月7日、アルバムリードナンバー『うたた寝の途中』のミュージックビデオを公開した。ZIGGY結成時から牽引してきた森重樹一のボーカルが骨太なバンドサウンドに乗ったドライヴ感溢れるご機嫌な映像である。

パジャマを着た彼がうたた寝なかで見る夢なのか、時おり「チャイナドレス」や「ウェディングドレス」姿で歌っても違和感がないのは“ロックレジェンド”の貫録だろう。1984年、森重樹一を中心にZIGGYを結成した際にデヴィッド・ボウイのアルバム『ジギー・スターダスト』からバンド名をつけたそのコンセプトは彼のなかでブレていない。



今回のMVを手掛けた映像ディレクター・川村ケンスケ氏は「力強くシンプルに! 森重さんが“姿を変えていく”が“どれも『本当の自分』だろう?”といわんばかりの振れ幅でパフォーマンスする。なにしろレジェンド! ご一緒できて、最高でした」と振り返る。撮っていてオーラに圧倒されたのだろう。



現在、オリジナルメンバーは森重樹一のみでサポートメンバーとともに活動している。元BEAT CRUSADERSのカトウタロウがギターを担当するのをはじめToshi(ベース)、CHARGEEEEEE...(ドラム)、佐藤達哉(キーボード)によるバンドは「今のZIGGY」と言えるものでハードなロックチューンからメロディアスなバラードまで森重との息がぴったりだ。

ZIGGYと同じ頃に活躍したBOOWYのボーカル・氷室京介が昨年5月23日、東京ドームで『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』ファイナル公演を行い「引退ライブ」とした。日本の男性ボーカルを代表する1人であった彼が活動を控えるなか、森重樹一にはZIGGYで頑張り続けてほしい。

なお、アルバム『2017』と同日にZIGGY伝説のライヴDVD『ZIGGY LIVE 9002 +』が再発売される。1990年に行われた武道館ライヴ映像に音声をリマスタリングしたLIVE CD(初CD化)がついたスペシャルパッケージとなり、当時のメンバーである森重樹一、松尾宗仁(G)、戸城憲夫(B)、大山正篤(Dr)というラインナップでこちらも楽しみである。



(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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