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【エンタがビタミン♪】Toshl&千賀健永の『Forever Love』 「X JAPANと違う一面」に反響

TechinsightJapan 2017年9月15日 13時0分

9月14日に放送された音楽特番『UTAGE!まだまだ夏は終わらないぞスペシャル』(TBS系)にて舞祭組・千賀健永が“夏休みの宿題”企画でX JAPANのボーカル・Toshlと名曲『Forever Love』をコラボした。Toshl本人が歌唱することも驚きだが、本番では千賀を優しく見守りながらパフォーマンスを組み立てスタジオを別世界に誘う。

『UTAGE!』のレギュラーメンバーである千賀健永は以前の企画でピアノに挑戦している。2014年12月1日の放送ではピアノ未経験だった千賀が練習を積んで、川畑要とスキマスイッチの『奏』をコラボした。彼は楽譜が読めないので指で覚えながら練習すると、一発勝負の本番では緊張と戦い指を震わせて弾いていた。

Toshlはそんな千賀の姿をテレビで見て感動したという。「ピアノ(の上手さ)というよりパフォーマンスする“心”に打たれた」「ひたむきな純粋にやる姿が感動を呼ぶんだな」との思いでコラボを引き受けたのである。2人はリハーサルを2度行っており、本番を前にToshlが「今日はさらにワンランクアップした演奏をコラボレーションで楽しめたら」と静かに意気込む。

千賀は演奏前から感極まって涙しつつ「Toshlさんが歌いやすい演奏ができるように…YOSHIKIさんになったつもりで同じクオリティーでしっかり弾きたい」と話すが、中居正広や舞祭組メンバーに「もういいです。自分で言ってることが分かってない」「すごいこと言ってるよ」と止められてしまう。

ところが本番が始まると、千賀の言葉が大袈裟に思えぬパフォーマンスとなった。千賀のピアノは上手いとは言えないがToshlと息を合わせながら弾いており、Toshlの歌声がシンプルな演奏と相まって響き渡り『UTAGE!』ではない別空間に思えるほど引き込むものがあった。

演奏を終えて、Toshlは千賀のパフォーマンスを「YOSHIKIと同じくらい…それ以上に」「本当にひたむきな想いとか純粋さがすごく伝わって来た」と評し「テクニックや理論を並べてもそういうものには一切勝てないなと勉強させて頂いた」という。一方で千賀はToshlに「反響する音とかを楽しんで弾いた方がいいよ」とアドバイスされたことを明かし「楽しく弾けて良かったです」とホッとしていた。

前川清はToshlの「歌の力」に感銘を受けたようで、「力強くて、わびしくて、切なくて、自分の小さな頃を思い出したり、今は69歳になることとか、なんかいろんなものを考える時間を与えて頂いた。良かったです」と話した。

Toshlの歌声が素晴らしいのはもちろんだが、千賀健永が全身全霊で弾くピアノと歌を重ねながら「2人でセッションで作り上げていく感じ」が皆の心を打ったのだろう。

また、前川清と梅沢富美男が郷ひろみと樹木希林に扮して『林檎殺人事件』の振付を踊りながら歌った際に、感想を求められたToshlは「可笑しかったですが、前川さんの低音の“前川節”がこの曲で聴けたのは感動しました」と答えており、そうした共演者へのリスペクトを忘れない姿勢も印象的であった。

『Toshl toshl_officia Instagram』には視聴者から「千賀さんの純粋さがとっても素敵で、Toshlさんとのセッション 本当に感動しました」「Toshlさんの千賀君を見守っている姿がとっても優しくてX JAPANのToshlさんとはまた違う一面も見れてとっても素敵な時間でした!!」などのコメントが寄せられている。

画像は『Toshl 2017年8月29日付Instagram「としちゃん、ドタバタしましたが、みんな参加してくれてありがとう!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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