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【エンタがビタミン♪】キンタロー。&ロペス、社交ダンス世界選手権へ “カリスマ先生”の言葉に「大切な気づき」

TechinsightJapan 2017年10月8日 19時32分

10月6日にTBS系で放送されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』は社交ダンスでペアを組むキンタロー。&ロペス(岸英明)を特集した。今回は8月にドイツで開催されたトップクラスが揃う世界大会「ジャーマン・オープン」に臨み、世界ランキング上位陣が出場するなか「136位」の2人は1次予選で10位、2次予選で6位と大躍進する。雲の上の存在と思われた世界ランキング1位のペアにさえ迫る勢いで、上位陣にすれば大番狂わせとなった。

それだけに2次予選では「チャチャチャ」が始まった瞬間、キンタロー。とロペスの間をウクライナの男性選手が通り過ぎてキンタロー。がバランスを崩す場面があった。彼女は演技後に「おもいっきし中に入ってきやがったんですよ!」「やられましたよ、それでひるんでちょっと間違えちゃったんですよ! ムカつく!」とこぼすが、世界選手権ではありがちだというから先に経験して良かったのかもしれない。

最終結果は16位だった。ロペスは「めちゃめちゃ悔しい」とこれまでの過酷な練習を振り返り「全然世界で勝てる気がしないです」と涙する。しかし過去の大会で日本人の最高位が22位だったところを16位となり、可能性を見出したことは間違いない。キンタロー。はそんな彼の背中を優しく叩いて励ますのだった。

今大会で16位まで頑張れたのは、2人が社交ダンスの企画を始めた時から振付を担当してくれている塚田真美先生の厳しい言葉があったからだろう。「ジャーマン・オープン」が近づくなか塚田先生は2人のダンスを見て「タイミングをちゃんと把握していない」「練習不足、イメージ不足」「ちゃんと対策せねば世界では勝てない」と指摘したのだ。2人はショックを受けながらもさらに猛練習を重ねたのである。

そうやって「ジャーマン・オープン」で結果が出せた2人は10月にマイアミで行われる世界選手権に向けてさらに練習を積むが、今度は治面地良和・日本強化選手コーチから「圧倒的に2人のコミュニケーションが足りてない」「“1+1=2”でなくそのまま1のような感じ、それくらい別々で協力し合えていないように見える」と告げられる。

思い当たるところがあるキンタロー。とロペスは2人きりで本音を出し合うことにした。キンタロー。から「リーダー的立場なのに踊っていて、俺がこうしたいというのが伝わってこない、凄く不安になる」と言われて「僕なりに頑張ってるつもり」とショックを受けるロペス。さらにキンタロー。は「世界選手権に賭けていて芸人よりもダンスを優先しているし、結婚して子どもも欲しいが旦那さんにはダンスを優先させてほしいとお願いしている」と明かす。その思いはロペスに強く響いた。

その後、キンタロー。が芸人になる前から社交ダンスを教わった「恩師」のもとをロペスと訪ねた。山本英美先生はプロダンサーとして有名で、指導者としても「カリスマ先生」と呼ばれる存在だ。キンタロー。とロペスに相談を受けて2人のダンスを見た山本先生は「技術を磨くのではなく“心”を変えること。“私が(I)”でなく“私たち(WE)”の気持ちが大切」とアドバイスする。先生の言葉と指導で2人の動きが見る見る良くなり、視聴者からもツイッターで「カリスマ先生すごい!」と反響があった。

『キンタロー。オフィシャルブログ「キンタロー。の人生はキンキンキラキラや~』でも「大学の学生時代からずーっとずーっと私の憧れの先生」「そんな私の師匠に大切な事今回も教えて頂きました。気付かせて頂きました」とこれまで自分が男性の役割まで頑張ろうとして力が入ってしまったことを反省している。「男は波、女性はサーファー、男性が作り出した波に乗ればいいのです。これからは女性に徹します!!! 本当に先生に感謝です」というキンタロー。&ロペスペアは世界選手権でも成長を見せてくれそうだ。

画像は『キンタロー。 2017年10月6日付オフィシャルブログ「金スマ ありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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