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【ドバイ紀行その6】高さ世界一「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」スイートルーム、美食、スパで超セレブステイ

TechinsightJapan 2018年1月27日 17時45分

このたびのドバイ滞在で3泊したのは“世界一背が高いホテル”こと「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」です。ドバイ国際空港からタクシーで20分(渋滞時にはもう少し)という好立地に2013年にオープンしました。まだ米フロリダ州マイアミとドバイにしかないJWマリオット・マーキス・ホテルは、世界展開のマリオットホテル・チェーンとは一線を画したラグジュアリークラスのホテルで、しかもドバイは超スカイハイな経験ができる5つ星ホテル。355メートルという高さはNYマンハッタンの有名なエンパイア・ステート・ビルディングよりも26メートル低いだけです。



内部は調和のとれたシックモダンなテイストで客室は1608もありますが、フロントも大人数で対応しているためチェックイン、チェックアウトともに待たされません。高速エレベーターの数も十分で、朝食を提供する「Kitchen 6」は広大で座席もタップリとありますから滞在は快適そのものでした。



記者はエグゼクティブ・スイートに宿泊しましたが、客室はとても広いリビングルームからベッドルーム、ドレッシングルーム、バスルームへと続きます。リビングルームとベッドルームは非常に重厚な扉で隔てられており、ゲスト用のトイレも別にあるため、うるさくて眠れないということはありません。

アメニティーを早速チェックします。大理石のカウンターやベッドサイドには毎日必ずペットボトルの水が補充されています。ミニバーのほか、素敵なボックス入りのコーヒー&ティーセットも。



マシンで煎れるillyのカプセルコーヒーがナイス。優しいカフェインレスもありました!



バスルームのアメニティーです。固形ソープ、シャンプー&コンディショナー、ボディウォッシュジェルは、どれも英国発の世界トップブランド「アロマセラピー アソシエイツ(AROMATHERAPY ASSOCIATES)」のもので、嬉しいことにバスソルトまであります。



記者は毎回そのボディウォッシュジェルを使ってフワフワモコモコのバブルバスを作り、白い大きなバスタブに寝ころびながら沈む夕陽を堪能…ちょっとしたセレブ気分を楽しんでいました。



朝の目覚めがすっきりと感じられる、とても清潔で明るいバスルームです。

ここドバイでは西洋文化を限りなく受け入れていることを随所に感じますが、それでもイスラム教徒を敬うことを忘れることは絶対にありません。ドレッシングルームのチェストには「サッジャーダ」と呼ばれるお祈り用の小さな絨毯が入っています。



JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイは世界中からお客様を迎えるモダンな5つ星ホテルとあって、リビングルームのメディアは大画面TV、そしてサウンドと選局も豊富なラジオはBOSEです。そのクリアでダイナミックな室内音響効果に記者は大喜び。眠る時以外はずっとラジオでポップスかR&Bを流していました。



ところでこのホテルには外出中の夕方に「ターンダウン・サービス」があります。清掃とは別にベッド周辺を整えておいてくれるもので、ベッドサイドにさりげなく置かれたデーツ(なつめやしのドライフルーツ)も嬉しいものでした。また手に届くところに備え付けのiPadがあり、眠くなったら室内の照明はこのタッチパネルで操作できます。



ここにもBOSEのポータブルプレーヤーがあります。Wave music systemにスマホをつないで好きな音楽を聴きながら眠りにつけます。

このようにホテルステイをとことん楽しんで頂きたいという配慮が至る所に感じられるJWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ。客室からの眺めや広さなど、こだわりに応じて少しばかり奮発してみるのもよい思い出になりそうです。

このホテルにおける最も高級なお部屋、ペントハウス・スイートルームも見学させて頂きました!



マスターベッドルームとバスルームはあくまでも広々としてゴージャス。左の写真はデスクからの眺めです。撮影した時、バージ・カリファは太陽光を反射して輝いていました。おお、なんと神々しい。ペントハウス・スイートはメゾネットタイプで24時間バトラー・サービス付き。各国からセレブやVIPをお迎えしているそうです。



ところで、このホテルをご案内して下さったLaoise Mollyさんに“Marquis”について各国で色々と発音が異なることを質問すると、「私自身は“マーキー”と発音するわね」とおっしゃっていました。世界一の高さを誇るツインタワー形式のこのホテル。美しいシェイプゆえ、1度見たら忘れられない外観も特徴です。

■■■このホテル自慢のレストラン・バー・スパ・プール■■■

このホテルには『Time Out Dubai』(タウン誌“Time Out”ドバイ版)、『Trip Advisor』、『BBC Good Food Middle East awards』『Food and Travel GCC Awards』などの栄えある賞に輝いたレストランが9軒、バー・ラウンジが5軒、そして1軒のスパがあり、スタッフの温かい笑顔とサービスはまさに5つ星。ランチやディナータイムにほかのホテルに滞在しているお客様も多数取り込んでいるという事実も大きな誇りだそうです。披露宴、各種パーティ、お祝いのイベント、企業の接待、各種研修旅行など、多岐にわたる利用があるそうです。

<レストラン・バー>
記者が実際にお料理を頂き、見学のためお邪魔したレストランを中心にご紹介します。

◎ ラ・ファリーヌ/La Farine(フレンチ・スイーツ・アフタヌーンティ)



午後3~6時の「アフタヌーンティ」が有名なこのレストラン。英国式の段々と積み重ねられて登場するアレを想像していたら大間違いでした。何ともシャレた器で次々と色とりどりのスイーツが運ばれてくるのです。どれも可愛らしく細部まで凝っていて芸術的。メニューと照らし合わせ、使用されている素材に驚きつつ抜群に美味しいスイーツの数々を堪能しました。このレストランではインテリアに247枚もの鏡が使用されています。247…? そう、「24時間7日間オープンしていますよ~」という意味だそうです。2人でAED 250というお値段もかなりお得です。

◎ ガーデン/GARDEN(ペルー料理)

誰にでも好まれる味付けとヘルシー感で今、世界で大人気なのがペルヴィジャン・キュイジーヌ。そう、ペルー料理です。まさかドバイでそれを頂くことができるとは! 笑顔の素敵なスタッフのオススメにより、真っ茶色のモクテル“PISCO DE GRENADILLA”を頂きながら、珍しくもとても美味しいお料理を堪能しました。



ペルー特産の大粒のトウモロコシ、キヌア、紫たまねぎ、サーモン、そしてオリーブの葉…健康的な食材ばかりで、しかも日本人の味覚にもバッチリという美味しさでした!

◎ トン・タイ/Tong Thai(タイ料理)



紅色に統一されたインテリアが元気にさせてくれる、そんな雰囲気のタイ料理レストランです。野菜、フルーツ、穀物、肉類、魚介類、スパイス…どんな食材でも手に入るドバイだけに、本場タイで頂くよりもずっと上ではないかと思うほど、どのメニューも美味しくて本格的です。

◎ プライム68/Prime68(ステーキハウス)



まばゆいばかりのドバイの夜景を世界一の高層ホテルから望み、南アフリカ共和国出身のシェフが料理した美味しいステーキ肉を頬張る…これ以上の贅沢などほかにあるでしょうか。実にゴージャスな気分にさせてくれるこのステーキハウスには、ほかのホテルの滞在客も大勢訪れてディナーを楽しんでいる様子でした。



すでに満腹だった記者が頂いたのは、上品な甘さが嬉しいチーズケーキ。ステーキハウスでありながら数種類のスイーツはどれも凝ったものばかりで、女性客にも大評判だそうです。

◎ キッチン・シックス/Kitchen6(ビュッフェ形式の朝・昼・夕食)



1階に広大な面積を誇る「キッチン・シックス」は座席も十分にあり、待たされることはありません。選びきれないほど豊富な多国籍料理に驚くばかり。胃袋は朝からもう大満足です。日本のお味噌汁も出汁がよく効いていて美味。ほっこりとします。インドからの宿泊客はカレーのコーナーに集中し、アメリカからの宿泊客はシリアルやパンケーキのコーナーに。そして日本人はあれもこれもとフレキシブル。食の国民性、傾向を観察するのも面白いものでした。

なおエグゼクティブ・ルーム以上の部屋に宿泊すると、高層階にある「エグゼクティブ・ラウンジ」を使用することができます。



遠くにバージ・アル・アラブを臨む高層階からの眺めと、ゆったりとしたソファが素晴らしい朝食タイムを演出してくれます。

◎ ポジターノ/POSITANO(イタリアン・レストラン)



サタデーブランチが有名で、『Trip Advisor』の栄えある賞に輝いた人気レストランです。

◎ ラング・マハール・バイ・アチュール・コックハー/Rang Mahal By Atul Kochhar(インド料理レストラン)



インド人として初めてミシュランに輝いた名シェフ、アチュール・コックハー氏による話題のインド料理レストラン。同シェフのミシュラン星を維持するためのたゆまぬ努力と研究心。その姿勢はこのホテルのほかのシェフにも大変すばらしい影響を与えているとのお話でした。

◎ イザカヤ/IZAKAYA(日本食レストラン)



語呂合わせが楽しい看板。可愛い“ラム”ちゃん姿のジャパニーズ・ワサビガールが笑顔で出迎えてくれます。中では日本人シェフが真剣なる仕込みの真っ最中でした。

◎ ブリッジウォーター・タヴァーン/BRIDGEWATER TAVERN(スポーツバー)



クリケット、サッカーやラグビーの試合がある日は大賑わいだそうです。

◎ ヴォルト/Vault(カクテルバー)

リラックスできるソファでドバイの夜景を眺めながらムード満点…。



<スパ>
◎ サライ・スパ/Saray Spa(スパ)



「海外旅行では絶対にスパ!」という女性の皆さんにご紹介したいこのスパ。フロアは男女で別れています。ここにはなんと、ヨルダンの死海でプカプカと体を浮かばせる、あの感覚を体験させてくれるプールがあります。また大理石の上でのアラビック・ハマムは岩盤浴やトルコのハマムの豪華版と言った感じで、こちらがとても人気だそうです。

ボディマッサージの施術もして頂きました。とても上手で、眠りに落ちてしまいそうなリラックス感と終わった後のリフレッシュ感。ああ極楽、ああ贅沢…。宿泊客のみならずビジターも大歓迎だそうです。メニューほか詳しいことはこちらでご確認下さい。(英語HP:http://www.jwmarriottmarquisdubailife.com/sarayspa)

◎ プール



3階にあります。子供用の浅いプールも、そしてバーもあります。ここでカクテルを注文してチェアに寝ころべば高層ビルの向こうにはバージ・カリファが! こんな眺めを堪能しながら楽しめるプールはそうそうありません。

夜景もこの通りの美しさです!



取材協力:ドバイ政府観光・商務局
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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