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【エンタがビタミン♪】「このハゲー!」「ユーチューバーなめんなよ」 2017年『名(迷)言暴言大賞』&『世間をザワつかせた流行語』

TechinsightJapan 2017年12月25日 15時23分

12月1日に発表された『2017ユーキャン新語・流行語大賞』では「インスタ映え」と「忖度」が年間大賞に選ばれた。トップ10やノミネートしたワードの他にも今年の出来事を象徴する「言葉」はまだまだある。12月24日に2つの番組で2017年の『名(迷)言暴言大賞』と『世間をザワつかせた流行語』を取り上げたが、改めて1年を振り返る意味で見応えがあった。

まず『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)で発表した2017『名(迷)言暴言大賞』で各部門ノミネートは次の通りだ。

■『暴言部門』ノミネート

1. 豊田真由子前衆議院議員「このハゲーーー!」
2. 稲田朋美元防衛大臣「自衛隊としてもお願いしたい」
3.山尾志桜里衆議院議員「むき出しの好奇心になど屈しない」
4. ドナルド・トランプ米大統領「エルサレムをイスラエルの首都と公式に認める時がきた」
5.金正恩 北朝鮮労働党委員長「アメリカの老いぼれの狂人を必ずや、必ずや火で罰するであろう」
6.小池百合子東京都知事・希望の党前代表「排除いたします」
7.今村雅弘前復興大臣「まだ東北で良かった」
8.竹下亘自民党総務会長「広島にはまだ人口がいるけど島根に落ちても何の意味もない」
9.白石隆浩容疑者(座間9遺体事件)「最初は3日かかったが2人目からは1日でできるようになった」
10. 富岡茂永容疑者 前富岡八幡宮宮司「死んでもこの世に残り怨霊となり永遠に祟り続けます」

■『迷言部門』ノミネート

1. 宮迫博之(雨上がり決死隊)「オフホワイトです」
2. 前川喜平文部科学省事務次官(出会い系バーに行った件を認めて)「貧困女性の実地調査だった」
3.山辺節子被告(62歳)「私は38歳のエリコ」
4. 日野皓正 ジャズトランペット奏者「あくまで教育の一環」
5. 白鵬 大相撲横綱(優勝インタビューで)「日馬富士関と貴ノ岩関を再びこの土俵に上げてあげたいなと思います」

■『名言部門』ノミネート

1. 藤井聡太四段 中学生プロ棋士(29連勝新記録達成前、20勝目の時に)「(自分の実力からすると)僥倖としか言いようがない」
2. 安室奈美恵 歌手「引退は1つの通過点 終わりがあればスタートがある」
3.浅田真央 元フィギュアスケート選手(引退会見で)「スケートは私の人生です」
4. ウラジーミル・プーチン露大統領(平昌五輪前のドーピング問題について)「ロシアにも一部悪いところがあった」
5. 小室圭さん(眞子さまの婚約内定者)「ある日、夜空にきれいな月を見つけ、思わず宮さまにお電話をいたしました」

以上全部門のノミネートからパネリスト(田嶋陽子、長谷川幸洋、宮家邦彦、 門田隆将、須田慎一郎、村田晃嗣、竹田恒泰、ナジャ・グランディーバ)がそれぞれグランプリ候補を選んだ結果…。

■2017『名(迷)言暴言大賞』グランプリ

豊田真由子前衆議院議員「このハゲーーー!」

「頭から離れない」インパクトの強さが評価されたようである。

そして『ビートたけしのTVタックルSP たけし&爆笑問題がメッタ斬り!2017をザワつかせた50人』(テレビ朝日系)のなかで爆笑問題が発表した“流行語”は次のようになった。

■本当に世間をザワつかせた流行語

・千眼美子(女優・清水富美加が『幸福の科学』に出家)「全部、言っちゃうね」
・籠池諄子(森友学園問題で出頭する前に歌を詠んだ夫の籠池泰典前理事長へかけた言葉)「お父さんかっこいい」
・稲田朋美元防衛大臣(南スーダンPKO部隊の日報隠ぺい問題で引責辞任した際に心境を問われて)「空ですね」
・浅田真央(引退会見で「トリプルアクセルに声をかけるとしたら?」と問われ)「なんでもっと簡単に跳ばせてくれないの?」
・いしだ壱成(2度目の離婚の原因が妻に課した細かすぎる“掟”だったという)「7つの掟」
・今井絵理子「一線は越えていない」
・上西小百合「くたばれレッズ」
・爆笑問題・田中裕二(『イクメン・オブ・ザ・イヤー』授賞式で娘への愛情を込めて)「母乳が出てほしい」

なお、大賞は爆笑問題・太田光より「ユーチューバーをなめとったらあかんで」(チェンソー男)と発表された。

三重県で昨年12月、「ユーチューバー」を名乗る男が商品が配送されないと訴えてヤマト運輸の配送センターに押し掛け、チェンソーを持って「ユーチューバーなめとったらあかんぞ」と脅迫した容疑で逮捕され、今年3月の初公判で起訴内容を認めた。

こうして「言葉」を思い出すだけで1年間の総まとめになりそうなほどいろいろな出来事があったものだ。

ちなみに、『そこまで言って委員会NP』で司会の辛坊治郎が山尾志桜里議員の不倫疑惑に絡めて「そんなのほっとけ、報道番組で朝から晩までやるものではない」と本音を明かし、「私がやってるニュースコーナーで今年、1回も不倫の話題をやらなかったが視聴率は全然下がらなかった。実は世間はそんなに興味ないんだと思うよ」と訴えたのは印象的だった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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