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【海外発!Breaking News】空き巣被害に遭った女性 現金、iPad、BMW…亡き父の遺灰が入った指輪も盗まれる(英)

TechinsightJapan 2018年2月3日 21時55分

留守中に空き巣に入られると、怒りや悲しみとともに「また被害に遭うのではないか」と恐怖も感じるようだ。このほど英スコットランドに住む女性が、仕事に出た後に空き巣に入られ、亡き父親の遺灰が入った大切な指輪を含め、車や貴重品をごっそり盗まれる被害に遭い、怒りと悲しみを英メディア『Daily Record』などに訴えた。

スコットランド中西部インバークライドのグリーノックに暮らすロージー・ギャラガーさん(47歳)は、スクールバスの運転手をしている。1月24日の午後2時過ぎ、いつものように子供たちを学校へ迎えに行くために自宅アパートを出た。その後、何者かがロージーさんの住む3階アパートに侵入、クローゼットやベッドなどを破壊し、ユーロ紙幣を含む現金、iPad、電話、サムソンのタブレット、数千ポンドの価値の宝石をごっそりと盗み出した。

犯人はそれだけではなく、2016年5月に他界したロージーさんの父ジムさんの遺灰が入ったハート型の大切な指輪までも盗んでいった。さらに部屋にあったBMW X3のスポーツカーのスペアキーを盗み、あろうことかロージーさんの職場まで行き、スクールバスに乗り換えるために車庫に停めてあったBMWを盗んで逃走したのである。車内にはロージーさんのバッグも置いてあったという。なおこの時、ガレージには誰もいなかったとされている。

警察によると、車が最後に目撃されたのは午後3時20分頃だったそうだ。数人のバス運転手がそのBMW X3を目撃しているが、車の整備員が運転しているのかと思っていたという。「空き巣に入られたようだ」という電話を隣人から受けたロージーさんはその後、複数とされる窃盗犯に怒りを露わにし、このように話している。

「奴らは私が仕事に行くのをどこかから見ていたに違いないわ。そして押し入って、家具を破壊して全て盗んで行ったのよ。私の大切なものは一生懸命働いた褒美として買ったものなのに。わざわざBMWを停めてあったガレージまで来て、スペアキーで車を盗むなんて恐怖を感じたわ。でも車を盗まれたことよりも、父の遺灰が入った指輪を盗まれたことが一番最悪よ。もう2度と取り戻せないものだから…。犯人がしたことには吐き気がする。奴らには良心なんていうものはないのよ。犯人たちは私を傷つけ、恐怖に陥れ、怒りと悲しみを与えたのよ。きっと私が誰だか知っている人物に違いないわ。でもそうであるなら尚更最悪。まったく怒りが収まらないわ。」

空き巣被害に遭って以来、ロージーさんは恐怖であまりよく眠れないと言う。ロージーさんの所有物をこれでもかというほど根こそぎ奪い去った窃盗犯らは、現在のところまだ逃走中である。

なお昨年12月には、英ダービーで我が子を亡くした夫婦の家が空き巣被害に遭い、子供の遺灰を返してほしいとソーシャルメディアで訴えていたところ路上に撒かれていた遺灰を発見、無事に夫婦のもとへ戻ったというニュースが伝えられた。

画像は『Daily Record 2018年2月1日付「‘Scumbags!’ Heartbroken woman slams thieves who broke in to her home and stole her dad’s ashes」(Image: George Munro / SWNS.com)(Image: Rosie Gallagher / SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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