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【海外発!Breaking News】16年ぶりに母と再会した息子、サプライズ訪問に号泣(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2018年3月2日 22時0分

様々な事情があり16年間顔を会わせることができずにいた母子。しかしこのほど、温かい家族の配慮のおかげで母親がアメリカに住む息子に再会することができた。『StoryTrender』や『Mail Online』などが伝えている。

米ニュージャージー州ガーフィールドに暮らすアルトゥーロ・ファビアンさん(44歳)は、中央アメリカに住む母グァダルーぺ・モンタルボさん(60歳)ともう16年も顔を合わせていなかった。グァダルーぺさんは、金銭的な事情がありこれまでアメリカのビザを取得することができずにいたのである。

しかしこのほどアルトゥーロさんの誕生日に向けて、家族があるサプライズを計画する。アルトゥーロさんには内緒でグァダルーぺさんのためにビザ取得の協力をした家族は、ビザが取れた同日にアメリカ行きの航空券を購入した。グァダルーぺさんはその翌日に、念願のアメリカへ来ることができた。

そして家族は、アルトゥーロさんが留守の間にグァダルーぺさんを巨大なプレゼント用の箱に入れた。仕事から帰宅し、リビングにプレゼントがあることを知らされたアルトゥーロさんは巨大な箱を見て、家族が自分のためにストリッパーを頼んだのかと勘違いしたという。

ところが中から出てきたのは、母のグァダルーぺさんだった。全く予想外の出来事にアルトゥーロさんはショックで言葉を失くし、その後号泣した。そんな息子の姿を見たグァダルーぺさんはそっと抱きしめ、小さな子をあやすように頭や体を撫でさすり、涙した。

この感動的なシーンを動画に収めていたアルトゥーロさんの娘デシ・サンチェスさんは、このように語っている。

「ビザが取れて、おばあちゃんが翌日アメリカに飛んだ時、私たちはニューアーク・リバティ国際空港まで迎えに行ったんです。出会えたことを喜んでハグし合って、すぐに家に向かいました。父のためにサプライズをしかけなきゃいけなかったから。おばあちゃんは渡米できると知った時、とっても嬉しそうでした。父に会って涙を見せていました。父は最初はびっくりしていたけど、おばあちゃんに会えてとても幸せそうでした。」

遠く離れた家族とネット上で顔を見て会話できる時代とはいえ、やはり直接顔を合わせ、触れ合えることは何よりの喜びである。アルトゥーロさんにとっても、このサプライズ・プレゼントはどんなものよりも嬉しかったに違いない。このニュースを知った人からは、「いいニュース。なんだか泣けてくる」「感動した」といった声があがっている。



画像は『Storytrender 2018年2月28日付「SPECIAL DELIVERY! MAN SURPRISED WHEN HE UNWRAPS PRESENT TO FIND MUM HE HASN’T SEEN IN 16 YEARS」(By Kirstie Sutheran)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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