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【エンタがビタミン♪】石川さゆり「歌い手の名誉にかけて言えません」 カラオケ点数に苦戦

TechinsightJapan 2018年3月4日 15時3分

歌手・石川さゆりが4日、都内にてファンとのカラオケイベントを楽しんだ。『津軽海峡・冬景色』『天城越え』などの大ヒット曲で知られ、昨年NHK紅白歌合戦出場40回を達成した石川だが、意外にもカラオケ採点機能との相性はイマイチのようだ。

『石川さゆりと一緒に楽しめるカラオケイベント』には、19歳~55歳という幅広い年齢層の熱心なファンが男女ともに集まった。石川自らが札を引き、選ばれたファンが石川の曲を熱唱、それをJOYSOUNDの新機種「JOYSOUND MAX2」の機能を使い採点する。大好きな人の前で歌い終えて、緊張したり興奮しているファンには、石川と作曲家・岡千秋氏がユーモアを交えながら温かいコメントやアドバイスを送った。



イベントを終えた石川は「楽しかったですね。(これまで自分の歌を)どういう風に皆さんが楽しんでいるか拝見することはできなかった」と笑顔を見せ、「自然災害がいっぱいあって、いろいろなところにお邪魔して歌っていますけど、声を出すというのはどんなに元気が湧いてくるか」と歌う効果について触れた。

また「カラオケは皆さん楽しんでいただければいいんだなと思いました。歌の上手さは点数に出ないとすごく思います」と見解を明かした石川は、「数字で表れないものが歌の味わいだと思います。点数にはあまりしばられないで、楽しんでいただければ」と呼びかけた。この採点機能について石川は「小さいおじさんが入っているんですか? どうやって採点するのかなと思って」と不思議がる。



というのも、石川はカラオケに3回ほど行ったことがあるが、「点数が悪かったからやめたんです」と懲りてしまったという。テレビの企画で「稲垣(吾郎)さんが100点取るまで帰れないって言うから、応援に行ったけど点数が低かったの」と苦い思い出を語った。「でも歌っている人の応援が上手で『それ、それー!』と盛り上げ隊になるので、それの点数をつけてもらったら100点取れるかな」と笑い飛ばした。実際に何点だったのか聞かれると「歌い手の名誉にかけて言えません」と明かさず。「歌の味わいは数字にはしきれないですね。目に見えないところに真実があるのよ」とにっこり微笑んだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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