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【海外発!Breaking News】母の日のカードに酷いイタズラ書き 娘が英国郵政「ロイヤルメール」に激怒

TechinsightJapan 2018年3月14日 21時51分

母の日には花束やその他のギフトに加えてカードのプレゼントが欠かせないイギリス。今年の母の日は3月11日であったが、バークシャー州に住む85歳の女性は、せっかくの母の日を心無いイタズラをした者によって台無しにされてしまった。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

6人の子供と8人の孫、そして14人のひ孫がいるバークシャー州ウッドリーのドロシー・ホプキンスさん(85歳)は3月10日の朝、娘のひとりであるマンディーさんから母の日のカードを受け取った。

玄関ドアに設置された郵便受けに届けられたカードを見た時、ドロシーさんは糊付けされていたはずの封筒が開封されていることに気付いた。不審に思って中を見てみると、マンディーさんが書いた心温まるメッセージが何者かによって書き換えられていたのだ。

見開きのカード左側の空白部分には、「薄汚いふしだら女」などと下劣なメッセージが黒いフェルトペンで殴り書きされてあった。その下には「郵便分別所より愛を込めて」と記されてあり、さらに右側のメッセージも「Love」を「Hate」に書き換えるなど、イタズラにしてはあまりにも悪意がこもった嫌がらせにドロシーさんは大きなショックを受けた。

この時ちょうど、ドロシーさんの孫の1人スティーブン・ビリントンさんが訪れており、祖母からカードを見せられたスティーブンさんは、そのカードを封筒ごと持って郵便配達人を追いかけ問い詰めた。配達人にとっては全くあずかり知らぬことだったようだが謝罪し、上司に報告するために携帯のカメラでカードを撮影した。ドロシーさんは激しいショックのために、その日の夜は眠ることができなかったという。

「カードに書かれた内容を全部読むことなど到底できませんでした。殴り書きされてあったように、ロイヤルメール(英国郵政社)の分別所の誰かがカードを勝手に開けてあんなひどいメッセージを書いたに違いないわ。もし仮に誰かのジョークだとしても、笑うこともできやしない。不快でしかないわ。」

スティーブンさんから事情を聞き、カードの写真を送られたマンディーさんは激怒した。マンディーさんは9日にドーセット州のドーチェスターからカードを郵便ポストに投函している。10の朝にカードがドロシーさん宅に配達されるまでの間は、レディングにある郵便物分別所に一旦配達されるという。マンディーさんは「母のもとに届くまでにロイヤルメールの職員以外が関わっているのはあり得ない」と主張する。

「最低よ。85歳の母がなぜこんな目に遭わされなきゃいけないんですか。母には6人の子供がいますが、毎年母のもとに6枚のカードが届くというわけではありません。今年は子供たちから6枚のカードを貰ってとても喜んでいたんです。なのに私からのカードがこんなふうに改ざんされてしまって、母はカードを飾ることもできやしませんよ。こういうことを平気でする人の気が知れません。もしかしたら母以外にもこんなイタズラ書きされたカードを受け取っている人がいるかもしれません。配達人は代わりに謝っていたということですが、許せることではなく激しい怒りを感じています。今はロイヤルメールの対応を待っているところですが、対応が不十分なら警察に捜査をしてもらいます。すでに母は警察に通報していますから。これは立派な犯罪です。」

調査を開始したロイヤルメール側は、「このたびホプキンスさんに多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします。現在はこの件を早急に調査しています。郵便物の改ざんは犯罪ゆえ、分かり次第その者を懲戒処分する方針です」と声明を発表した。

このニュースを知った人からは「ロイヤルメールのスタッフが郵便物を改ざんしたり盗んだりするニュースなど初めてのことではないからね。あまり驚きもしないな」「私も以前に封が開けられていて、中に入ってた現金が盗まれていたわ」「カードだけじゃなく、小包だって勝手に開けられたことあるよ」「ロイヤルメールは管理がずさんすぎる」「分別所に監視カメラはないのか。それを調べるべきだ」「誰の仕業か絶対に見つけてほしい」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年3月12日付「Great-grandmother receives Mother’s Day card calling her a ‘dirty old slut’」(Picture: INS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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