3月13日放送のトークバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBSテレビ系)に豆腐マイスターの工藤詩織さんが出演した。彼女はお米の代わりに豆腐を主食としており、年間1000食豆腐を食べるという。トークが進むうちにそのマニアぶりが分かり、マツコも心を動かされた。
さまざまな豆腐屋さんと交流があり「お店で購入した豆腐をさかなにお酒を飲むのが楽しみ」という工藤さん。この日紹介したVTRでは、馴染みの豆腐店で豆腐やがんもどきを買うとお店のご主人とテーブルで飲み始めた。
グラスを傾けながら「もしお豆腐作るんだったら、大豆の粒の大きさも揃えた方がいいんですか?」といった豆腐の話題で盛り上がり、「ニガリはどれがいいんだろう?」「あんまりボーメ高いのもちょっとね」「ボーメって結局なんかこう?」「濃度でしょ?」とやりとりが続く。
「粗製海水マグネシウムだとボーメは低くなる?」「いや高くなる…」と専門的な内容を話しながら飲み会は2時間に及んだ。彼女のマニアぶりにマツコ・デラックスも「あんたは、何がしたいの?」と呆れていた。
スタジオには保冷用の陳列棚が置かれ、ずらりと豆腐が並ぶ。それを見渡しながらマツコが「“マリリンのおっぱい”ってのがあるわね」と包材に目を止めると「このお豆腐屋さん、この番組でイジってもらうのが夢だったんです」と彼女も嬉しそうだ。
工藤詩織さんの豆腐好きは有名で、テレビ出演のオファーも少なくない。だが、ある時「白い豆腐ばかりではつまらないので、変わり種豆腐を紹介してくれ」と言われたのがショックで出演を断ってきたという。
今回は「白い豆腐」でもそれぞれに特徴があることを説明してマツコに試食してもらい、彼女が望む通りの内容で進んだ。そして最後に「今回、小さいお店の皆さんがお豆腐を送ってくださった…」と語り始める。
工藤さんが「昭和30年ぐらいにお豆腐屋さんは5万軒もあった。それから減少して今は年間に500軒なくなっている。それを考えると、本当に皆さんにもっとお豆腐を食べて頂いたりお豆腐屋さんを応援していただけたらと思ってます。暑苦しい(話)ですけど、今後ともお豆腐をよろしくお願いします」と呼びかけると、「終わっちゃったわね」とマツコ。彼女は「これを無理やり台本にいれてもらうぐらい、こういう話がしたかった」と感極まった様子だ。
さらにマツコが「お豆腐屋さんは(陳列されたのを見て)喜んでいるんじゃないの」「それをこんな引きの画でごまかそうとしているんだから! 左上から順にパンするぐらいのことしていいんじゃないの! 全部映しましょう!」と提案、カメラが陳列された豆腐を順に映し出す。
「嬉しいです…」と手で顔を覆う工藤さんを見て、マツコは「やだ怖い、この人ホントに泣いてるんですけど」と声をかけた。
「お豆腐(のこと)はいいから頑張ってこいってみんな言ってくれたんですけど」「映ってるよ全部! マリリンのおっぱいも映ったよ!」「まさか、マツコさんから映してって言ってもらえるとは思ってなくて」「あんたがあんなこと言うからよ」「本当はもう、全部紹介したかったぐらいなんですけど…」とやりとりする間も工藤さんは泣き続ける。
ところがマツコは、彼女の顔を覗き込むように「あなた、泣いていない?」とイジってスタジオを爆笑させるのだった。しんみりと終わらせないようにマツコならではの気遣いである。このような内容ならば工藤詩織さんも安心してテレビ出演してくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
さまざまな豆腐屋さんと交流があり「お店で購入した豆腐をさかなにお酒を飲むのが楽しみ」という工藤さん。この日紹介したVTRでは、馴染みの豆腐店で豆腐やがんもどきを買うとお店のご主人とテーブルで飲み始めた。
グラスを傾けながら「もしお豆腐作るんだったら、大豆の粒の大きさも揃えた方がいいんですか?」といった豆腐の話題で盛り上がり、「ニガリはどれがいいんだろう?」「あんまりボーメ高いのもちょっとね」「ボーメって結局なんかこう?」「濃度でしょ?」とやりとりが続く。
「粗製海水マグネシウムだとボーメは低くなる?」「いや高くなる…」と専門的な内容を話しながら飲み会は2時間に及んだ。彼女のマニアぶりにマツコ・デラックスも「あんたは、何がしたいの?」と呆れていた。
スタジオには保冷用の陳列棚が置かれ、ずらりと豆腐が並ぶ。それを見渡しながらマツコが「“マリリンのおっぱい”ってのがあるわね」と包材に目を止めると「このお豆腐屋さん、この番組でイジってもらうのが夢だったんです」と彼女も嬉しそうだ。
工藤詩織さんの豆腐好きは有名で、テレビ出演のオファーも少なくない。だが、ある時「白い豆腐ばかりではつまらないので、変わり種豆腐を紹介してくれ」と言われたのがショックで出演を断ってきたという。
今回は「白い豆腐」でもそれぞれに特徴があることを説明してマツコに試食してもらい、彼女が望む通りの内容で進んだ。そして最後に「今回、小さいお店の皆さんがお豆腐を送ってくださった…」と語り始める。
工藤さんが「昭和30年ぐらいにお豆腐屋さんは5万軒もあった。それから減少して今は年間に500軒なくなっている。それを考えると、本当に皆さんにもっとお豆腐を食べて頂いたりお豆腐屋さんを応援していただけたらと思ってます。暑苦しい(話)ですけど、今後ともお豆腐をよろしくお願いします」と呼びかけると、「終わっちゃったわね」とマツコ。彼女は「これを無理やり台本にいれてもらうぐらい、こういう話がしたかった」と感極まった様子だ。
さらにマツコが「お豆腐屋さんは(陳列されたのを見て)喜んでいるんじゃないの」「それをこんな引きの画でごまかそうとしているんだから! 左上から順にパンするぐらいのことしていいんじゃないの! 全部映しましょう!」と提案、カメラが陳列された豆腐を順に映し出す。
「嬉しいです…」と手で顔を覆う工藤さんを見て、マツコは「やだ怖い、この人ホントに泣いてるんですけど」と声をかけた。
「お豆腐(のこと)はいいから頑張ってこいってみんな言ってくれたんですけど」「映ってるよ全部! マリリンのおっぱいも映ったよ!」「まさか、マツコさんから映してって言ってもらえるとは思ってなくて」「あんたがあんなこと言うからよ」「本当はもう、全部紹介したかったぐらいなんですけど…」とやりとりする間も工藤さんは泣き続ける。
ところがマツコは、彼女の顔を覗き込むように「あなた、泣いていない?」とイジってスタジオを爆笑させるのだった。しんみりと終わらせないようにマツコならではの気遣いである。このような内容ならば工藤詩織さんも安心してテレビ出演してくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)