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【海外発!Breaking News】妊娠線でひび割れたお腹 23歳母親がSNSに勇気ある投稿(マレーシア)

TechinsightJapan 2018年3月28日 6時0分

出産後に多くの母親が我が子の誕生に幸せを感じるとともに、自分のお腹周りにひび割れしたような妊娠線ができてしまったことに愕然としてしまうこともあるだろう。マレーシアに住む4人の子を持つ母親も同様、自分のお腹の見た目に対してひどく落ち込んでいた。しかし彼女はあえて自身のお腹の写真をFacebookに投稿した。英メディア『Metro』などが伝えている。

マレーシアのジョホール州に住むドリーン・チンさん(Doreen Ching)は、23歳の若さにして既に4人の子供の母親である。彼女のFacebookには彼女の夫とともに家族6人の幸せそうな写真がいくつも投稿されている。

しかしドリーンさんは幸せとは裏腹ともとれる1枚の写真を投稿した。それは妊娠によってできてしまったマスクメロンのようにひび割れた自身のお腹の写真だった。彼女は自分の妊娠線が目立つうえ、これが今後消えることがないことを悟って公開することに決めたのだった。

そこには、ドリーンさんが4度目の妊娠を迎えた時、友人らに「今回の妊娠であなたの完璧なスタイルが台無しになってしまう」と言われたことなど当時を振り返り、次のようにも綴っている。

「この時私はまだ21歳でした。これから残りの人生をどのように、このひび割れたお腹と向き合っていくか分からず途方に暮れていました。出産後、分娩室をあとにして私が最初にしたことは自分のお腹を見て泣くことでした。たとえ、我が家で出せる最大限のお金を出して手術を受けたとしても私のお腹は元に戻らないでしょう。」

ドリーンさんは出産という幸せの影に隠れた残酷な現実を勇気を持ってFacebookに公開したことにより、彼女の住むマレーシアだけではなくシンガポール、台湾の人達の間で共感を呼び23,500件以上の「いいね!」を集めた。

あるユーザーは「この写真を投稿したあなたの勇気を尊重します。あなたは美しくて愛のある母親。その妊娠線は多くの母親が持つ愛の傷跡です」とドリーンさんを称えるコメントをしている。しかし中には「醜い」や「不快だ」などの心無いコメントもあったようだ。

何人かの男性ユーザーは「子供が沢山欲しいと言う女性自身にも責任がある」といった投稿もあったが、これに対してドリーンさんは次のようにメッセージを綴っている。

「どうかお願いです。あなたのお母さんや奥さんと同じように、この世の中の女性を尊敬してください。彼女達は出産という大仕事をした後も、まだ育児という仕事が続きます。あなたにそれが出来ますか?」

ドリーンさんの投稿は、自身が妊娠線に対する悲観を乗り越えるとともに、出産後にほとんどの女性が彼女のように苦悩を抱えていることを多くの人に知ってもらうきっかけとなったようだ。

画像は『Metro 2018年3月20日付「Mother-of-four responds to cruel comments about a photo of her stretch marks」(Picture: AsiaWire/Doreen Ching)』『Doreen Ching 2018年3月15日付Facebook「壬辰纹以上很多人都误会 但我要澄清一点 那是我的肋骨 生完孩子肚皮松弛 所以很容易看到肋骨 角度问题」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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