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【海外発!Breaking News】4歳児の首に突然ガブリ 大型犬、飼い主の見えぬところで(米)

TechinsightJapan 2018年3月31日 15時45分

日本では、リードから放たれた大型犬に腕や背中、尻などを噛まれ、体の11か所に傷痕が残った女性について、大阪地裁が飼い主に慰謝料80万円と治療費を含む約200万円を支払うよう命じて話題になっている。こうした事件は番犬として犬を飼うことも多いアメリカではあとを絶たず、コミュニティ内の問題にもなりがちだ。また「飼い主には絶対に服従」などと思われていても、いったん怒りのスイッチが入ったらその保障はないと肝に銘じて頂きたいものである。このたびの事故は米テキサス州で起きた。

テキサス州のメディア『KSAT.com』が伝えたところによれば、悲劇的な事故が起きたのはサンアントニオ市郊外となるベア郡(Bexar County)ツインクリークファームの民家で25日午後のこと。ベア郡保安官事務所のハヴィエール・サラザール氏は、「大型の飼い犬が男児の首に噛みついたまま決して離さず、その体を揺さぶる様子を目の当たりにした家族は激しいショックを受けています」とし、郡のアニマルコントロールが犬を安楽死させたことを添えている。

死亡したのは4歳のノア・トレヴィーノ君で犬は雑種の大型犬。現場は自宅の裏庭で大人たちはその時室内にいた。窓から外を見た親類がノア君に起きている異変に気づき、数名が助けに入って911番通報する傍らで心肺蘇生法を試みたが、すでに意識を失っていたノア君は搬送先の病院で死亡が確認された。

サラザール氏によれば当時その犬は首輪でつながれていたといい、ひとりで裏庭にいたノア君が犬に近づき過ぎて攻撃を受けた可能性が高いという。決して悪意はないものの、犬は幼い子供に対して“何をしてくるかわからない”という警戒感を抱いているもの。「幼い子を犬と一緒に放置することは厳禁。普段どんなに大人しい犬であってもです」とサラザール氏は強調している。

画像は『KSAT.com 2018年3月26日付「4-year-old boy fatally attacked by family dog identified」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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