Infoseek 楽天

【エンタがビタミン♪】松井玲奈も大ウケ “鉄道BIG4”ロケでサックス奏者・上野耕平が名演

TechinsightJapan 2018年4月5日 17時40分

4月4日に放送されたバラエティ特番『笑神様は突然に… 志村けんが南の島にやってきた2時間スペシャル」(日本テレビ系)の“鉄道BIG4”ロケに若手サックス奏者の上野耕平が初めてゲスト出演した。彼は数々のコンクールで受賞する世界的サックスプレーヤーながら大の鉄道好きで「まさか出られるとは思わなかった。本当にサックスをやっていて良かった、今日のためにやってたのかも」と興奮気味である。

今回は長崎の鉄道を巡るなか、長崎電気軌道の市内路面電車では元都電の車両「700形」を貸し切りにして乗車した。昭和30年まで都内を走った後、長崎電気軌道に譲渡されたもので「吊り掛けモーター」という昔の仕組みで動く。

ダーリンハニー吉川から「上野くん、耳をつけたいんじゃないですか?」と勧められ、「え、いいんですか?」と目を輝かせた彼は電車の床に這いつくばって耳を押し当てた。「おお、すげー!」「これすごいっすね!」と感動するが、ゲストで鉄道にあまり興味が無い広瀬アリスから「今のでファンが10人ぐらい減りましたよ」と言われてしまう。

長崎は江戸末期、貿易商トーマス・グラバーが海岸線に約400メートルのレールを敷き蒸気機関車を走らせたことから「我が国 鉄道発祥の地」として知られる。“鉄道BIG4”ロケの一行はその彼が住んでいた名所・グラバー園に入ると「広瀬アリスちゃんのドラマ番宣告知タイムです」と取り掛かった。

中川家・礼二がディレクターになり切り「おい、松井!」とAD役の松井玲奈に指示する。「アリスちゃんの立ち位置はどこ?」「礼二さん(フレームに)入ってます!」「分かっとるよ」とミニコントが続き、音楽がないと言い出す。

そこで登場したのがサックス奏者・上野耕平である。松井が「BGMお願いしまーす」と声をかけると素晴らしい音色で奏で始めた。出だしは『ラプソディー・イン・ブルー』のように思えたがどうも違う。周囲がきょとんとするなか“鉄道BIG4”だけは聞き覚えがあるようで微笑んで耳を傾けた。

やがてダーリンハニー吉川が「うわー、すごい!」「VVVF!? 京急の!」と声をあげる。「京急VVVF ドレミファインバーター」の発車音だという。さらに上野が次の音を奏でると、礼二や松井も笑いながら拍手を送った。「名鉄パノラマカー」のミュージックホーンなのだ。

しかもその後、ようやく楽曲を演奏したかと思えば『あずさ2号』(狩人)で「広瀬アリスちゃんのドラマと関係ない!」とダメ出しされた上野。なかなかお笑いのツボを心得ている。

スタジオでVTRを見ていたMCの内村光良は、その光景に思わず「上野さんおかしいよ!」、サンドウィッチマンの富澤たけしも「アイツ、やばいっすよ!」と突っ込んでいた。

そればかりではない。最終目的の超豪華なことで知られる“JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』”に乗った一行。優雅にスイーツのコースを楽しみながら、上野に「ここらで本気の演奏を」と依頼したところ「列車の中で吹くのが夢だった」という。



彼が「スイートトレインにぴったりな曲を」と演奏したのは『ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ』である。まるで映画に入り込んだようなシチュエーションで、共演者ばかりか乗務員の皆さんもうっとり聴き入った。

感動の名演を終えて、「あと何かある?」と振られた上野は「最後に“除夜の鐘”を」とひと吹きした。「ゴ~ン」という響きに、広瀬アリスや松井玲奈も大ウケしており、芸人たちからは「一発ギャグみたいになっとるやないか」と言われていたが、十分使えそうだ。

ちなみに今回はドッキリ企画で、ななめ45°岡安が“鉄道BIG4”ロケから外され、仕込まれた「岡安の鉄道画」のロケを別行動で行った。最後のネタばらしで上野耕平と対面した岡安は本当に新メンバーと思い、冷や汗が出たのではないか。



画像は『上野耕平/Kohei Ueno 2018年4月4日付Twitter「さぁいよいよこの後21時から日テレ「笑神様は突然に…」放送です!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

この記事の関連ニュース