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【海外発!Breaking News】急な進路変更でバイクを跳ね飛ばす 米フロリダで悪意に満ちた事故<動画あり>

TechinsightJapan 2018年4月10日 19時34分

ほかの車による卑劣な走行妨害(進路妨害)行為による死亡事故が起き、日本でも少し前からドライブレコーダーの普及率が一気に高まっている。道路を走行中の他車への嫌がらせ行為はすなわち命の危険に直結するが、アメリカでもそうした事件、事故はあとを絶たない。米フロリダ州からショッキングな事故の映像が飛び出した。州のメディア『ABC Action News』が伝えている。

もはや殺人未遂事件と呼ぶべきその事故はフロリダ州のサラソータで8日午後5時頃に起きた。被害にあったのはバイクを運転していたデアリン・ヘンドリクソンさん。彼に真横からぶつかってきたのはMazda3(日本名:アクセラ)とみられるグレーの車で、その様子は後方を走っていた車に乗っていた者が携帯電話で録画していたため、サラソータ郡保安官事務所に提出された。

現場はベネヴァ・ロードとリビエラ・ドライブの交差点近く。YouTubeでも動画が公開されているが、ヘンドリクソンさんが車に向かって手を動かしながら何らかのアピールをしたところ、その直後に車は急激な右ハンドルを切って彼のバイクに横からぶつかり、道路右手へ押しやった。バイクは街路樹に激突してヘンドリクソンさんは転倒。膝、肋骨ほかを負傷して病院に運ばれたが幸い命に別状はないという。

『ABC Action News』の取材に、ヘンドリクソンさんは「そんなことをする人間の気持ちが理解できないです。赤の他人によくもあそこまでひどいことを。ずっとMazda3の後ろを走っていましたが、何度も進行を妨害されたり煽られたりしたんです。そのうえ急ブレーキをかけてみたりして。頭に来た僕が『だったら、車を停めろよ』と手や腕を使ってアピールしたところ、小銭を投げつけられ、さらに左側から思わぬ衝撃を食らいました」などと語っている。

サラソータ郡保安官事務所はこの事故を重く見ており、車や運転手に関する情報提供の協力を市民に呼び掛けている。車の特徴はリアウィンドウの大きな白い転写ステッカー。またこの事故により右側のウィンドウを破損したはずだという。



画像は『ABC Action News 2018年4月9日付「Video shows road rage incident in Sarasota, driver intentionally rams motorcyclist off road」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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