俳優・三浦翔平が、「AbemaTV」開局2周年記念オリジナル連続ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』(4月21日22時スタート・全8回)にて主演を務める。数々の作品にコンスタントに出演し続ける三浦だが、同作の熱すぎる主人公をどのように見ているのか。またテックインサイトでは今年6月に30歳を迎える三浦に、20代の10年間を振り返ってもらった。
原案・藤田晋氏、脚本・鈴木おさむ氏の同ドラマは、「21世紀を代表する会社をつくる」という熱い思いを胸にベンチャー起業を志す藤村鉄平を中心に、「夢・恋愛・金・友情」を描くリベンジサクセスストーリー。信頼している人から裏切られ、理不尽な仕打ちを受けながらも、「会社は学校じゃねぇんだよ!」のセリフを吐きながら圧倒的な熱量で前へ前へと進んでいく鉄平を三浦翔平が演じる。
■今回の熱い役は楽しかった
―最近は落ち着いた役が多いようですが、今回の鉄平は演じてみていかがでしたか?
三浦翔平(以下、三浦):4話までがすごく若々しくて荒々しくてエネルギーの消費がすごかったので大変でしたけど、熱いところが楽しかったですね。普段とは違うような役だったので、重い腰をあげるというか、「よし、頑張るか」という感じでしたけど。(劇中では)叫んでいるし、怒鳴っているし、必然的に周りの受ける方も熱くなってくるので、そうなってもらえればこちらも熱くぶつかれるので、自然とできました。
―ご自分と鉄平で重なる部分はありましたか?
三浦:うーん、重なりはしなかったかな。でも多少は勢いでいくところは(自分にも)ありますね。思いつきで行動してしまうところがあって、監督から「こうしてください」というときに「こっちの方が面白いんじゃないですか」と急に思いついたりしてしまうので、(1話ラストで)机に載っているところは完全に思いつきです。
■脱ぐのはいいけど、体を作らせて
―全裸になるシーンもあって、今回チャレンジすることが多かったのではないですか?
三浦:脱ぐシーンを言われたのが10日前なんですよ。(脱ぐのは)いいんですけど、(体を)作りたいわけですよ。普段からバキバキになっているわけではないし、もう30になるし肉も落ちづらいんですよ。「せめて1か月前に言って」と言いましたけど、「いや、大丈夫です。後ろのお尻が撮りたいんで」と言われて、「もう、いっか」みたいな(笑)。
■同世代の気心の知れた共演者と
―共演者の早乙女太一さん、宇野実彩子(AAA)さん、松岡広大さんらの印象はいかがでしたか?
三浦:太一くんと松岡君は舞台が一緒だったので、その流れから入れたので、気心も知れていて気を遣うこともなかったですね。宇野さんとは昔に一回会ったことがあるぐらいでしたが、割と皆さん同世代で楽しくやっていましたね。皆で集まって話したりしましたね。
■地上波と違うドラマは新しい
―今回インターネット局のドラマということで、地上波のドラマと違うところはありますか?
三浦:絶対的に違うことはまず血を出して大丈夫でしょ。地上派は今の規制が本当に厳しいんですよ。面白いなと思ったのが、スポンサー関係がないので、(劇中で飲食する)ビールやお菓子(のメーカー)がいろいろ混ざっていましたね。その辺がすごいなと思いました。そういうのを気にしないのは新しいですよね。
■ジェットコースターみたいな20代
―ところで、6月に30歳を迎えますが、20代を振り返ってどのような20代でしたか?
三浦:ジェットコースターみたいな20代でしたね。あっという間に過ぎました。
■俳優は「団体競技」
―2008年にドラマ初レギュラーの『ごくせん』第3シーズンに出られて、その後もコンスタントに作品に出演して順調な20代だったのではないかと思います。三浦さんは俳優という職業をどのように捉えていますか?
三浦:(しばらく考えてから)団体競技ですね。監督とかスタッフ、見る人がいて初めて成り立つものだから、あまり「自分、自分」と(主張)していたら大変なんじゃないかな。いかに順応するかだと思います。
―この10年で変わったこと、ご自身で成長したことはありますか?
三浦:うーん、学生から大人役になる。周りの環境がどんどん変わっていった感じです。(この10年間で)物事を理解するようになりましたね。やっぱり若いときはどうしても大人の事情に反骨したくなるんですよね。どうしようもないこともあるので抗がっていないだけで、「なんでだよ」と思うことも「そうだよね」になっちゃいますよね。
―今回の主人公は抗い続けていますよね。すると演じていて昔のご自身を思い出すこともあったのでしょうか。
三浦:ありましたね。(抗うのは)すごくエネルギーが必要ですよ。とにかくぶれないんですよ、この男は。もうちょっと要領よくやった方がいいかな。火高(演:早乙女太一)みたいな人がいたから何とかなっているけど、結構、諸刃の剣かなと思いますね。
■20代にヨーロッパに行きたかった
―20代にやり残してしまったことはありますか?
三浦:プライベートではヨーロッパに行きたかったですね。20代は自分の中でインスピレーションがすごく広がるときだと思うんですよ。いろいろな経験をして見えるものや感じるものが多ければ多いほど、30代になったときに面白味が出るんじゃないかな。もうちょっと世界を見たかったなというのがありますね。ニューヨーク、イタリア、フランス、ロシア…、世界的に有名なところは行っておいた方がいいですよね。
■30代は舞台やアクションを
―30代に入って俳優としてやりたいことはありますか?
三浦:舞台をやりたいです。生ものの方が楽しいですよね。嘘がないというか。あとはアクション系の映画がいいですね、体を動かすのが好きなので。
ヘアーメイク Hair&Make Aico / スタイリスト 根岸 豪
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
原案・藤田晋氏、脚本・鈴木おさむ氏の同ドラマは、「21世紀を代表する会社をつくる」という熱い思いを胸にベンチャー起業を志す藤村鉄平を中心に、「夢・恋愛・金・友情」を描くリベンジサクセスストーリー。信頼している人から裏切られ、理不尽な仕打ちを受けながらも、「会社は学校じゃねぇんだよ!」のセリフを吐きながら圧倒的な熱量で前へ前へと進んでいく鉄平を三浦翔平が演じる。
■今回の熱い役は楽しかった
―最近は落ち着いた役が多いようですが、今回の鉄平は演じてみていかがでしたか?
三浦翔平(以下、三浦):4話までがすごく若々しくて荒々しくてエネルギーの消費がすごかったので大変でしたけど、熱いところが楽しかったですね。普段とは違うような役だったので、重い腰をあげるというか、「よし、頑張るか」という感じでしたけど。(劇中では)叫んでいるし、怒鳴っているし、必然的に周りの受ける方も熱くなってくるので、そうなってもらえればこちらも熱くぶつかれるので、自然とできました。
―ご自分と鉄平で重なる部分はありましたか?
三浦:うーん、重なりはしなかったかな。でも多少は勢いでいくところは(自分にも)ありますね。思いつきで行動してしまうところがあって、監督から「こうしてください」というときに「こっちの方が面白いんじゃないですか」と急に思いついたりしてしまうので、(1話ラストで)机に載っているところは完全に思いつきです。
■脱ぐのはいいけど、体を作らせて
―全裸になるシーンもあって、今回チャレンジすることが多かったのではないですか?
三浦:脱ぐシーンを言われたのが10日前なんですよ。(脱ぐのは)いいんですけど、(体を)作りたいわけですよ。普段からバキバキになっているわけではないし、もう30になるし肉も落ちづらいんですよ。「せめて1か月前に言って」と言いましたけど、「いや、大丈夫です。後ろのお尻が撮りたいんで」と言われて、「もう、いっか」みたいな(笑)。
■同世代の気心の知れた共演者と
―共演者の早乙女太一さん、宇野実彩子(AAA)さん、松岡広大さんらの印象はいかがでしたか?
三浦:太一くんと松岡君は舞台が一緒だったので、その流れから入れたので、気心も知れていて気を遣うこともなかったですね。宇野さんとは昔に一回会ったことがあるぐらいでしたが、割と皆さん同世代で楽しくやっていましたね。皆で集まって話したりしましたね。
■地上波と違うドラマは新しい
―今回インターネット局のドラマということで、地上波のドラマと違うところはありますか?
三浦:絶対的に違うことはまず血を出して大丈夫でしょ。地上派は今の規制が本当に厳しいんですよ。面白いなと思ったのが、スポンサー関係がないので、(劇中で飲食する)ビールやお菓子(のメーカー)がいろいろ混ざっていましたね。その辺がすごいなと思いました。そういうのを気にしないのは新しいですよね。
■ジェットコースターみたいな20代
―ところで、6月に30歳を迎えますが、20代を振り返ってどのような20代でしたか?
三浦:ジェットコースターみたいな20代でしたね。あっという間に過ぎました。
■俳優は「団体競技」
―2008年にドラマ初レギュラーの『ごくせん』第3シーズンに出られて、その後もコンスタントに作品に出演して順調な20代だったのではないかと思います。三浦さんは俳優という職業をどのように捉えていますか?
三浦:(しばらく考えてから)団体競技ですね。監督とかスタッフ、見る人がいて初めて成り立つものだから、あまり「自分、自分」と(主張)していたら大変なんじゃないかな。いかに順応するかだと思います。
―この10年で変わったこと、ご自身で成長したことはありますか?
三浦:うーん、学生から大人役になる。周りの環境がどんどん変わっていった感じです。(この10年間で)物事を理解するようになりましたね。やっぱり若いときはどうしても大人の事情に反骨したくなるんですよね。どうしようもないこともあるので抗がっていないだけで、「なんでだよ」と思うことも「そうだよね」になっちゃいますよね。
―今回の主人公は抗い続けていますよね。すると演じていて昔のご自身を思い出すこともあったのでしょうか。
三浦:ありましたね。(抗うのは)すごくエネルギーが必要ですよ。とにかくぶれないんですよ、この男は。もうちょっと要領よくやった方がいいかな。火高(演:早乙女太一)みたいな人がいたから何とかなっているけど、結構、諸刃の剣かなと思いますね。
■20代にヨーロッパに行きたかった
―20代にやり残してしまったことはありますか?
三浦:プライベートではヨーロッパに行きたかったですね。20代は自分の中でインスピレーションがすごく広がるときだと思うんですよ。いろいろな経験をして見えるものや感じるものが多ければ多いほど、30代になったときに面白味が出るんじゃないかな。もうちょっと世界を見たかったなというのがありますね。ニューヨーク、イタリア、フランス、ロシア…、世界的に有名なところは行っておいた方がいいですよね。
■30代は舞台やアクションを
―30代に入って俳優としてやりたいことはありますか?
三浦:舞台をやりたいです。生ものの方が楽しいですよね。嘘がないというか。あとはアクション系の映画がいいですね、体を動かすのが好きなので。
ヘアーメイク Hair&Make Aico / スタイリスト 根岸 豪
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)