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【海外発!Breaking News】ダンボールにペン書き お粗末なナンバープレートで公道を走っていた車(米)

TechinsightJapan 2018年4月19日 18時1分

アメリカから、またしても「あり得ない」「こりゃ捕まるでしょう」と人々の苦笑を誘うようなニュースが飛び込んできた。今や世界各地の警察がナンバープレートリーダー・システムを頼りに、事件や事故を起こして逃走中の車両を迅速に確保する時代になっているというのに…!?

テキサス州フォートベンド郡の保安官ウェイン・トンプソン氏が、このほどきわめて不自然な姿で公道を走っている白のセダンを呼び止めたという話題をヒューストンのメディア『Houston Chronicle』が伝えている。その車のフロントバンパーにダクトテープで貼りつけられていたのは段ボール製のナンバープレートで、マジックペンを使用したのか手書きで「CV5_Y901」と書かれていた。トンプソン氏がその写真を撮ってFacebookに投稿するとコメントが殺到し、今なお市民の爆笑を誘っているもようだ。

車の持ち主に関する情報は明らかにしていないが、「ナンバープレートを貼らなければならないという気持ちは高く評価したい。“A”です」とするも、「法的に考えるとやはりその行為は違反。評価は“F”になります」とトンプソン氏。またその車にはナンバープレートがフロントにしか貼られていなかった。そのため「同州の道路交通法は本物のナンバープレートをフロントとリアに計2枚貼ることと定めています。皆さんご存知ですよね?」と改めて市民に呼び掛けている。

アメリカではダンボール製ナンバープレートを貼った車の摘発など今に始まったことではないが、2016年3月にニューヨーク州エリー郡で逮捕された28歳の女は最低ともいえる例であった。パトロール中の郡保安官代理が奇妙なナンバープレートに気づいて呼び止めたものだが、車両の登録状況は「保留中、所有者不明」で、加入が義務付けられている損害賠償保険は無視、そしてでっち上げのナンバープレートは公文書偽造罪にあたる。重い違反を3つも犯しながら女はのうのうと公道を走っていたという。

画像は『Constable Wayne Thompson 2018年4月15日付Facebook「Well, I gave them an “A” for effort, but an “F” on legal.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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