大音量で音楽を流し近隣住民に迷惑をかける騒動は日本でもあるが、イギリスではある女性が「歌声がとんでもなく迷惑」と住民らから苦情を訴えられたことで2年間の犯罪行動禁止令が言い渡されていたものの、この女性は歌うことを止められなかったようだ。『Metro』『Oddity Central』などが伝えている。
英東部ノーフォーク州ノリッチにあるアパートの1階に暮らすヘザー・ウエッブ(48歳)は、4年ほど前から近隣住民らに「騒音被害」で訴えられていた。
ウエッブは自宅アパート内でソプラノ歌手を真似てか大声で歌い、4年前にアパートの住民らに「反社会的行為」として協議会に訴えられ、協議会にコミュニティ保護警告を言い渡されていた。またこの時介入した警察も「これ以上の騒音が続くようなら警察の非緊急ナンバー101に通報するように」と住民らに通達していた。
ところがウエッブはそうした警告を無視して、歌声を発し続けたようだ。2016年の夏にも連続的に聞かされるウエッブの歌にうんざりした住民らが度々訴えるも、協議会側は以前にした対応以外は行わなかった。しかし相次ぐ苦情により、ウエッブは2017年12月5日に新たに向こう2年間の犯罪行動禁止令を言い渡された。アパート1階にある自宅で大声で歌うことに加え、外に漏れ聞こえるボリュームで音楽を聴くこと、叫んだりして騒音を引き起こすことを禁じられていたにもかかわらず、今年1月8日にウエッブはまたしても迷惑行為に出た。
この日、ウエッブの2階上に住む女性はヘッドフォンをしてテレビを見ていたが、恐ろしい声が聞こえてきたためヘッドフォンを外して声の主を探り、ウエッブのものだと突き止めた。
「午前11時15分~50分に彼女のアパートから聞えてきたのよ。甲高い声でなんだか叫んでいるような感じだったわ。」
その翌日の午前11時10分~11時半の間も、ウエッブは住民に騒音を撒き散らしたようだ。また2月7日の朝8時半頃には、ウエッブが住むアパートからおよそ40メートル先に住むポール・バーフォードさんがただならぬ歌声を耳にした。
「彼女の歌声は正直、猫が溺れている時の声のようだと思ったよ。」
常軌を逸したオペラの歌声を聞かされたポールさんは、ウエッブの声を録音して協議会に送りつけた。2月12日には警察が事情聴取を行っているが、ウエッブは「1月のことについては覚えていない。2月7日は迷惑をかけないように窓を閉めていたし気を付けていた」と無罪を主張した。しかしながら3件の騒音騒動に関しては昨年12月に出された禁止令に反したとして保釈令状なしで逮捕され、有罪となった。ウエッブは法定代理人を立てておらず、裁判所に出廷もしていない。
このニュースを知った人からは、「なんという迷惑な女」「歌声をそんなふうに言われるのってものすごく恥ずかしいな」「猫が溺れた時の声っていったいどんな声なんだよ…」「2階上の人やアパートから離れた住民までにも聞こえる声ってほとんど叫んでいるとしか思えない」「でも一日24時間中歌っているわけじゃなし、そのぐらい我慢してやればいいのに…」「刺されたとか撃たれたとかならいざ知らず、たいしたことないのにギャーギャー騒いで住民も住民だな」「自分の家で歌うことが禁止って…どれほどなんだ」「赤ちゃんの泣き声だって相当なものだと思うけど」「アパートに住んでいるんだから、周りの迷惑は考慮すべきでしょう」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年5月5日付「Woman banned from singing loudly because she ‘sounds like a drowning cat’」(Picture: Google maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
英東部ノーフォーク州ノリッチにあるアパートの1階に暮らすヘザー・ウエッブ(48歳)は、4年ほど前から近隣住民らに「騒音被害」で訴えられていた。
ウエッブは自宅アパート内でソプラノ歌手を真似てか大声で歌い、4年前にアパートの住民らに「反社会的行為」として協議会に訴えられ、協議会にコミュニティ保護警告を言い渡されていた。またこの時介入した警察も「これ以上の騒音が続くようなら警察の非緊急ナンバー101に通報するように」と住民らに通達していた。
ところがウエッブはそうした警告を無視して、歌声を発し続けたようだ。2016年の夏にも連続的に聞かされるウエッブの歌にうんざりした住民らが度々訴えるも、協議会側は以前にした対応以外は行わなかった。しかし相次ぐ苦情により、ウエッブは2017年12月5日に新たに向こう2年間の犯罪行動禁止令を言い渡された。アパート1階にある自宅で大声で歌うことに加え、外に漏れ聞こえるボリュームで音楽を聴くこと、叫んだりして騒音を引き起こすことを禁じられていたにもかかわらず、今年1月8日にウエッブはまたしても迷惑行為に出た。
この日、ウエッブの2階上に住む女性はヘッドフォンをしてテレビを見ていたが、恐ろしい声が聞こえてきたためヘッドフォンを外して声の主を探り、ウエッブのものだと突き止めた。
「午前11時15分~50分に彼女のアパートから聞えてきたのよ。甲高い声でなんだか叫んでいるような感じだったわ。」
その翌日の午前11時10分~11時半の間も、ウエッブは住民に騒音を撒き散らしたようだ。また2月7日の朝8時半頃には、ウエッブが住むアパートからおよそ40メートル先に住むポール・バーフォードさんがただならぬ歌声を耳にした。
「彼女の歌声は正直、猫が溺れている時の声のようだと思ったよ。」
常軌を逸したオペラの歌声を聞かされたポールさんは、ウエッブの声を録音して協議会に送りつけた。2月12日には警察が事情聴取を行っているが、ウエッブは「1月のことについては覚えていない。2月7日は迷惑をかけないように窓を閉めていたし気を付けていた」と無罪を主張した。しかしながら3件の騒音騒動に関しては昨年12月に出された禁止令に反したとして保釈令状なしで逮捕され、有罪となった。ウエッブは法定代理人を立てておらず、裁判所に出廷もしていない。
このニュースを知った人からは、「なんという迷惑な女」「歌声をそんなふうに言われるのってものすごく恥ずかしいな」「猫が溺れた時の声っていったいどんな声なんだよ…」「2階上の人やアパートから離れた住民までにも聞こえる声ってほとんど叫んでいるとしか思えない」「でも一日24時間中歌っているわけじゃなし、そのぐらい我慢してやればいいのに…」「刺されたとか撃たれたとかならいざ知らず、たいしたことないのにギャーギャー騒いで住民も住民だな」「自分の家で歌うことが禁止って…どれほどなんだ」「赤ちゃんの泣き声だって相当なものだと思うけど」「アパートに住んでいるんだから、周りの迷惑は考慮すべきでしょう」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年5月5日付「Woman banned from singing loudly because she ‘sounds like a drowning cat’」(Picture: Google maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)