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【海外発!Breaking News】馬の毛布が1枚残らず盗まれる SNSの呼びかけに寄付が殺到!(南ア)

TechinsightJapan 2018年6月2日 14時55分

先月中旬、南アフリカのクワズール・ナタール州ケイトー・リッジにある馬の保護施設『Coastal Horse Care Unit』のFacebookに「馬のブランケットが盗まれました。寒くなってきたので早急にブランケットが必要です」と切実なメッセージが投稿された。

NGO団体『Coastal Horse Care Unit』は親のいない仔馬や虐待を受けて怪我をした馬を保護し、新たな里親に引き渡す活動をしている団体である。団体の代表者であるギリアン・オルメスダルさんによると、ブランケットが大量に紛失していることに気付いたのは5月14日だった。その日は気温が急に下がったので、オルメスダルさんは50頭の馬のブランケットを用意するようスタッフに伝えた。しかし倉庫に保管されているはずのブランケットは1枚もなく、オルメスダルさんは「なぜブランケットがないのか? 盗難だとしたら誰が何のために盗むのか?」と激しい憤りを感じたという。

馬用のブランケットは高価で、ずれないように首とお腹にベルトがついている。特に仔馬は寒さに弱く、衰弱を防ぐためにも温かいブランケットは必須となる。これから冬になり気温はどんどん下がってくる。現在保護している50頭の馬にはブランケットが欠かせない。

頭を抱えたオルメスダルさんがFacebookに助けを求める投稿をしたところ、すぐに反応があった。その日は問い合わせの電話が殺到し、多くの人がわざわざ施設まで足を運んでブランケットを提供してくれたという。また、底冷えを防ぐために藁を寄付する人も多かったそうだ。

施設には投稿から3日間で30頭分ほどの馬のブランケットが集まっており、その後も寄付は続いているという。オルメスダルさんは「多くの人からの温かいサポートに心から感謝しています」と述べている。

画像は『Coastal Horse Care Unit 2018年5月14日付Facebook「STOLEN and it cold All our horses blankets have been taken so we are desperate for horse blankets.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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