イギリスでは、事故や虐待にあった動物の救済に「RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)」の存在が欠かせない。RSPCAスタッフは、どんな些細な状況でも動物が困難に瀕している状態を見逃さず、救助に奔走する。このほどロンドンで、ちょっとした珍事の通報を受けたスタッフが現場に駆けつけた。『Metro』などが伝えている。
通報はロンドンのサザークに住む学生から寄せられた。現場に出向いたRSPCAスタッフのクリスティー・ギラードさんは、学生らが住む家のトイレの中で身動きができなくなっている1匹のリスを発見した。
リスは、便器の中にスッポリと体が入った状態でずぶ濡れになっていた。クリスティーさんがモップの柄の先を便器に差し入れると、リスは待っていたかのように必死で柄にしがみつき、便器内から脱出した。リスはトイレの水にまみれていた体をタオルでクリスティーさんに綺麗に拭いてもらった後、野生に放たれたそうだ。
クリスティーさんは、「幸いにもリスには全く怪我がありませんでした。屋根に開いていた穴から滑り落ちて、便器にはまってしまったのだと思われます。昨年、シンクの栓をする穴にコウモリが挟まったという通報を受けて救助に当たりましたが、今回のケースはそれを上回る珍事といえるでしょう」と話している。
トイレでの珍事といえば、昨年8月にもイギリスのブリストルで起こっている。初デートの相手宅で排泄した女性がトイレの水が流れなかったことから排泄物を窓の外に投げ捨てる行為に出たところ、うまくいかずに窓に宙ぶらりんになる事態が起こった。女性は通報を受けて駆けつけた消防署員らに驚かれながらも無事に救助されたという。
画像は『Metro 2018年5月16日付「Poor squirrel had to be rescued after getting stuck in student toilet」(Picture: RSPCA / SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
通報はロンドンのサザークに住む学生から寄せられた。現場に出向いたRSPCAスタッフのクリスティー・ギラードさんは、学生らが住む家のトイレの中で身動きができなくなっている1匹のリスを発見した。
リスは、便器の中にスッポリと体が入った状態でずぶ濡れになっていた。クリスティーさんがモップの柄の先を便器に差し入れると、リスは待っていたかのように必死で柄にしがみつき、便器内から脱出した。リスはトイレの水にまみれていた体をタオルでクリスティーさんに綺麗に拭いてもらった後、野生に放たれたそうだ。
クリスティーさんは、「幸いにもリスには全く怪我がありませんでした。屋根に開いていた穴から滑り落ちて、便器にはまってしまったのだと思われます。昨年、シンクの栓をする穴にコウモリが挟まったという通報を受けて救助に当たりましたが、今回のケースはそれを上回る珍事といえるでしょう」と話している。
トイレでの珍事といえば、昨年8月にもイギリスのブリストルで起こっている。初デートの相手宅で排泄した女性がトイレの水が流れなかったことから排泄物を窓の外に投げ捨てる行為に出たところ、うまくいかずに窓に宙ぶらりんになる事態が起こった。女性は通報を受けて駆けつけた消防署員らに驚かれながらも無事に救助されたという。
画像は『Metro 2018年5月16日付「Poor squirrel had to be rescued after getting stuck in student toilet」(Picture: RSPCA / SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)