自分が車椅子で生活する障がい者であることを知られてしまうのを恐れていた男性。しかし出会った女性は、そんな彼をありのまま受け入れた。このほどカナダのカップルが11年間の交際を経て4月にめでたくゴールインしたのだが、挙式では花婿が花嫁の姿に号泣するなど感動的な場面も見られたようだ。『real fix』『Inside Edition』などが伝えている。
カナダのオンタリオ州ハミルトン出身のジャスティン・ボイスヴァートさん(30歳)は、脳性麻痺で生まれた。車椅子生活をしていたジャスティンさんが生涯の伴侶となるサブリナ・ラポソさん(27歳)に出会ったのは2007年のこと、ジャスティンさんが大学1年生でサブリナさんは高校生だった。
オンラインで出会った2人は、応援するチームは違えどアイスホッケーに興味があり、まだ顔を合わせていないうちからとても波長が合ったようだ。だがジャスティンさんはこれまで出会った女性に対して自分が車椅子生活であることを打ち明けるのを躊躇ったように、サブリナさんにも「もし話せば彼女は去っていくのではないか」という不安を抱えていた。
しかしジャスティンさんからそのことを伝えられたサブリナさんは、「そんなの関係ないわ」とありのままのジャスティンさんを受け入れた。その後、交際を始めた2人の関係は恋からやがて愛へと変わり、出会いから6年後にナイアガラで婚約した。
そして今年4月、ジャスティンさんとサブリナさんは150人のゲストが祝福する中、結婚式を挙げた。サブリナさんは母親のアルジラさん(58歳)と継父のトニー・ダ=ロッチャさん(67歳)と教会のヴァージンロードを歩いたが、その姿を見たジャスティンさんは感極まり号泣してしまったのだ。当時のことを後にジャスティンさんはこのように話している。
「普段の自分は、むしろ正反対と言っていいほど感情的なタイプではないんです。ですが歩いてくるサブリナを見た時、どうしようもなく涙が溢れてしまいました。私たちのウェディングは感動と喜びで溢れた特別な一日になりました。」
一方で花嫁となったサブリナさんは、これまでの交際から挙式を無事に迎えられた喜びを語った。
「ヴァージンロードを歩きかけた時に、ジャスティンが泣いている姿を見て感動して私も泣きそうになりましたが、グッと堪えました。最初、彼から車椅子で生活していることを聞かされた時は驚いたものですが、だからといって交際を断るような人間にはなりたくないと思いました。実際に会っているうちに『彼は、彼なのだ』と気付き受け入れると、私たちの間には繋がりを感じました。家族や友人たちはジャスティンが障がい者であることを気にして理解してもらうことが困難でしたが、私たちが交際しているうちに次第に『ジャスティンは他の人と何ら変わらない』と思ってくれるようになったのです。」
2人が婚約した2013年、サブリナさんは兄のケビンさんを不幸な事故で失っていた。まだ29歳だった兄を亡くした悲しみは深かったが、ジャスティンさんが寄り添い支えてくれたという。また、ジャスティンさんが祖父母を亡くした時にもサブリナさんがその辛さを支え、互いにサポートし合いながら2人は乗り越えてきた。なお新婚の2人はハネムーンでメキシコのカンクンを訪れ、スノーケリングやイルカとのスイミングを楽しんだという。
画像は『real fix 2018年5月23日付「Touching Moment A Wheelchair-Bound Groom Is Overcome With Emotion As His Bride Walks Down The Aisle」(SWNS/REALFIX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
カナダのオンタリオ州ハミルトン出身のジャスティン・ボイスヴァートさん(30歳)は、脳性麻痺で生まれた。車椅子生活をしていたジャスティンさんが生涯の伴侶となるサブリナ・ラポソさん(27歳)に出会ったのは2007年のこと、ジャスティンさんが大学1年生でサブリナさんは高校生だった。
オンラインで出会った2人は、応援するチームは違えどアイスホッケーに興味があり、まだ顔を合わせていないうちからとても波長が合ったようだ。だがジャスティンさんはこれまで出会った女性に対して自分が車椅子生活であることを打ち明けるのを躊躇ったように、サブリナさんにも「もし話せば彼女は去っていくのではないか」という不安を抱えていた。
しかしジャスティンさんからそのことを伝えられたサブリナさんは、「そんなの関係ないわ」とありのままのジャスティンさんを受け入れた。その後、交際を始めた2人の関係は恋からやがて愛へと変わり、出会いから6年後にナイアガラで婚約した。
そして今年4月、ジャスティンさんとサブリナさんは150人のゲストが祝福する中、結婚式を挙げた。サブリナさんは母親のアルジラさん(58歳)と継父のトニー・ダ=ロッチャさん(67歳)と教会のヴァージンロードを歩いたが、その姿を見たジャスティンさんは感極まり号泣してしまったのだ。当時のことを後にジャスティンさんはこのように話している。
「普段の自分は、むしろ正反対と言っていいほど感情的なタイプではないんです。ですが歩いてくるサブリナを見た時、どうしようもなく涙が溢れてしまいました。私たちのウェディングは感動と喜びで溢れた特別な一日になりました。」
一方で花嫁となったサブリナさんは、これまでの交際から挙式を無事に迎えられた喜びを語った。
「ヴァージンロードを歩きかけた時に、ジャスティンが泣いている姿を見て感動して私も泣きそうになりましたが、グッと堪えました。最初、彼から車椅子で生活していることを聞かされた時は驚いたものですが、だからといって交際を断るような人間にはなりたくないと思いました。実際に会っているうちに『彼は、彼なのだ』と気付き受け入れると、私たちの間には繋がりを感じました。家族や友人たちはジャスティンが障がい者であることを気にして理解してもらうことが困難でしたが、私たちが交際しているうちに次第に『ジャスティンは他の人と何ら変わらない』と思ってくれるようになったのです。」
2人が婚約した2013年、サブリナさんは兄のケビンさんを不幸な事故で失っていた。まだ29歳だった兄を亡くした悲しみは深かったが、ジャスティンさんが寄り添い支えてくれたという。また、ジャスティンさんが祖父母を亡くした時にもサブリナさんがその辛さを支え、互いにサポートし合いながら2人は乗り越えてきた。なお新婚の2人はハネムーンでメキシコのカンクンを訪れ、スノーケリングやイルカとのスイミングを楽しんだという。
画像は『real fix 2018年5月23日付「Touching Moment A Wheelchair-Bound Groom Is Overcome With Emotion As His Bride Walks Down The Aisle」(SWNS/REALFIX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)