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【エンタがビタミン♪】『関ジャム』でギタリスト特集 “凄いギターリフ30選”に入らなかった名曲たち

TechinsightJapan 2018年5月31日 15時23分

音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で5月27日に“やっぱりバンドの顔!?ギター特集”を放送、SUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN)、HISASHI(GLAY)、津野米咲(赤い公園)をスタジオゲストに迎えた。

1986年にYOSHIKIが設立したインディーズレーベル「エクスタシーレコード」はX JAPAN、LUNA SEA、GLAYが順次所属して先輩・後輩の関係にあった。

SUGIZOが当時を振り返り「先輩が怖くて、後輩を縛り上げるような環境で、凄い体育会系だった。僕らの世代でそれを止めた」「GLAYは僕らが怖い先輩から守った感じなんです」と明かす。HISASHIは「もう頭が上がらないです!」と懐かしむが、「ホントだよ!!」とSUGIZOに言われてさらにこうべを垂れる。

そうした興味深いエピソードからギタープレイのノウハウまで披露してくれ、なかでもSUGIZOが音を反響させるエフェクター「ディレイ」をどのように使うか実演した時は、関ジャニ∞やゲストの山本彩も熱心に聞き入り参考になったようだ。

そんななか、今回のメイン企画“凄いギターリフ 30選”が発表された。「リフ」とは「イントロなどに使われる繰り返しのフレーズ」で、番組では多くが一度は耳にしたであろう楽曲としてディープ・パープルの『Smoke On The Water』を例に挙げている。

プロのアーティスト100組以上にアンケートを行い投票の多かった30曲を選んだもので、印象に残るフレーズやプロだから分かるテクニックまで様々な楽曲の「リフ」が紹介された。(以下は紹介された順番でランキングではない)

■プロのギタリストが選んだ“凄いギターリフ 30選”

1.『Ziggy Stardust』(1972年/デヴィッド・ボウイ)
2.『ワタリドリ』(2015年/[Alexandros])
3.『Are You Go My Way』(1993年/レニー・クラヴィッツ)
4.『20th Century Boy』(1973年/T・レックス)
5.『My Sharona』(1979年/ザ・ナック)
6.『ラブ・ストーリーは突然に』(1991年/小田和正)
7.『Burn』(1974年/ディープ・パープル)
8.『#1090~Thousand Dreams~』(1992年/松本孝弘)
9.『天体観測』(2001年/BUMP OF CHICKEN)
10.『Oh,Pretty Woman』(1964年/ロイ・オービソン)
11.『WALK THIS WAY』(1975年/エアロスミス)
12.『Layla』(1970年/デレク・アンド・ザ・ドミノス)
13.『BAD FEELING』(1985年/BOOWY)
14.『そばかす』(1996年/JUDY AND MARY)
15.『CAN’T STOP』(2002年/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
16.『誘惑』(1998年/GLAY)
17.『IN SILENCE』(1996年/LUNA SEA)
18.『Beat It』(1982年/マイケル・ジャクソン)
19.『Smells Like Teen Spirit』(1991年/ニルヴァーナ)
20.『Smoke On The Water』(1972年/ディープ・パープル)
21.『SPARKLE』(1982年/山下達郎)
22.『雨あがりの夜空に』(1980年/RCサクセション)
23.『Neon』(2001年/ジョン・メイヤー)
24.『おしゃかしゃま』(2009年/RADWIMPS)
25.『ギリギリchop』(1999年/B’z)
26.『リライト』(2004年/ASIAN KUNG-FU GENERATION)
27.『Day Tripper』(1965年/ザ・ビートルズ)
28.『Back In Black』(1980年/AC/DC)
29.『DISCO FLIGHT』(2007年/凛として時雨)
30.『STAY GOLD』(1999年/Hi-STANDARD)

1960年代から2000年代まで多岐にわたるが、洋楽でも『Oh,Pretty Woman』や『Day Tripper』、『20th Century Boy』、『WALK THIS WAY』など「リフ」が脳裏に焼きつく楽曲は今でもよく耳にする。

RCサクセションの『雨あがりの夜空に』は洋楽に匹敵するカッコいい「リフ」で日本のロックに大きな影響を与えたと言えるだろう。

また、インストゥルメンタルでは『#1090~Thousand Dreams~』が『ミュージックステーション』を思い浮かばせるほどテーマ曲として定着、ギターでの表現力を見せつけた。

100組以上にアンケートをとったこともあり、膨大な楽曲が上がっただろう。それ故か30選に入らなかった名「リフ」は少なくない。

ジミ・ヘンドリックスの『Purple Haze(紫の煙)』(1967年)は番組中で随所にBGMとして流れたので、あえて入れなかったのかもしれない。

ただ、ローリング・ストーンズの『サティスファクション』(1965年)は選んでほしかった。ファズギターによるリフは先駆的であり、今でもその部分がBGMとしてよく使われる。

ディスコミュージックではシックの『Le Freak(おしゃれフリーク)』(1978年)も捨てがたい。音楽プロデューサーでもあるギタリスト、ナイル・ロジャースのカッティングギターによるイントロのリフは多大な影響を与えた。

日本ではクリエイションの『スピニング・トー・ホールド』(1978年)が脳内をよぎる。日本でも人気者だったプロレスラーの兄弟タッグチーム、ザ・ファンクスのテーマ曲にもなり、ギターフリーク以外からも広く愛されたフレーズだ。

他にもレッド・ツェッペリンの『Heartbreaker』(1969年)や『Rock and Roll』(1971年)など数え上げるときりがない。それだけ奥が深いテーマであり、もしギター特集第3弾があるならば“凄いギターリフ 30選”の続編に期待したい。

画像は『hisashix 2018年5月27日付Instagram「SUGIZO兄貴と赤い米咲タンと関ジャム頑張りチーム!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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