洪水被害を受けて、ルクセンブルクとの国境近くにあるドイツの動物園で飼育されていたライオンやトラなどの猛獣がフェンス外へと出てしまった。警察や消防署らが捜索を行った結果、クマ1頭が射殺されたが他の動物らは無事捕獲されたという。『Metro』『USA TODAY』などが伝えた。
6月1日、ドイツ西部リューネバッハにあるアイフェル動物園で猛獣らが逃げ出した。前夜からの嵐により川が氾濫したことで洪水が発生、フェンスが壊れるなど園も被害を受けた。しかしこれが猛獣らには格好の逃げ道となってしまった。
フェンス外へと脱走したのはライオン2頭、トラ2頭、ジャガー1頭、クマ1頭で、警察当局は近隣住民に屋外に出ないようにと呼びかけていた。消防署や獣医を伴ってドローンで追跡するなど大掛かりな捜索が行われた結果、ネコ科の猛獣は園内にいたことがわかり(一部メディアでは飼育されていた囲いの敷地内にいたと報道)、その後無事に捕獲された。しかし園外に逃走したクマは当局に射殺されたという。
1965年に家族経営により開園したアイフェル動物園では400頭もの動物が飼育されており、そのほとんどはトラやライオンなどの大型ネコ科動物である。毎年7万人ほどの見物客が見込まれるこの動物園は、過去に囲いを出ようとした動物に見物客が怪我をさせられるなどの事故も起こっており、批判の声もあったようだ。
このニュースを知った人からは、「なんでクマを殺さなきゃならなかったの」「動物園なんて廃止して、動物たちを野生に返すべきだと思う」「また人間の身勝手で動物が殺された。うんざりだ」「麻酔銃を使うことだってできたはずだろう」「この動物園では、緊急時には動物たちの避難をどうすべきかという対応がなされてなかったんだろうな…」「射殺とか聞くと動物園がますます嫌いになる」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年6月1日付「Lions, tigers, jaguar and bear escape zoo after floods wash away fencing」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
6月1日、ドイツ西部リューネバッハにあるアイフェル動物園で猛獣らが逃げ出した。前夜からの嵐により川が氾濫したことで洪水が発生、フェンスが壊れるなど園も被害を受けた。しかしこれが猛獣らには格好の逃げ道となってしまった。
フェンス外へと脱走したのはライオン2頭、トラ2頭、ジャガー1頭、クマ1頭で、警察当局は近隣住民に屋外に出ないようにと呼びかけていた。消防署や獣医を伴ってドローンで追跡するなど大掛かりな捜索が行われた結果、ネコ科の猛獣は園内にいたことがわかり(一部メディアでは飼育されていた囲いの敷地内にいたと報道)、その後無事に捕獲された。しかし園外に逃走したクマは当局に射殺されたという。
1965年に家族経営により開園したアイフェル動物園では400頭もの動物が飼育されており、そのほとんどはトラやライオンなどの大型ネコ科動物である。毎年7万人ほどの見物客が見込まれるこの動物園は、過去に囲いを出ようとした動物に見物客が怪我をさせられるなどの事故も起こっており、批判の声もあったようだ。
このニュースを知った人からは、「なんでクマを殺さなきゃならなかったの」「動物園なんて廃止して、動物たちを野生に返すべきだと思う」「また人間の身勝手で動物が殺された。うんざりだ」「麻酔銃を使うことだってできたはずだろう」「この動物園では、緊急時には動物たちの避難をどうすべきかという対応がなされてなかったんだろうな…」「射殺とか聞くと動物園がますます嫌いになる」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年6月1日付「Lions, tigers, jaguar and bear escape zoo after floods wash away fencing」(Picture: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)