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【海外発!Breaking News】奉仕活動中の犯罪者3人、ビール片手に自撮りで刑務所行きか(英)

TechinsightJapan 2018年6月4日 18時1分

実刑判決を免れ、地域の無償奉仕活動という罰を与えられた犯罪者3人。しかしその奉仕活動中、ビール片手に自撮りをしていたことで調査が行われ、再び裁判所での判決が下されることになったようだ。3人には今度こそ実刑の可能性があるという。『Metro』『Daily Star』『The Sun』などが伝えている。

処罰を受けた者として奉仕活動に従事し更生の態度を見せていれば良かったものの、そうは行かなかったようだ。このほど英ウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォードに住む犯罪者3人が、処罰を受けている真っ最中にふざけた行為に及んだ。

リー・スノーデン(30歳)、クリス・ベイダー(34歳)、マシュー・フィッシャー(29歳 報道により30歳とも)の3人は、犯した罪への罰として地域の無償奉仕活動を言い渡された。同州ビングレリーにある介護施設「Thompson Court Nursing Home」の庭で、芝生を刈ったり垣根を刈り込む作業をしていた3人は、何を思ったのか仲良く自撮りし、飲酒を禁じられているにもかかわらずビール片手に笑顔を向けたり中指を立ててポーズを取ったりした。それらの写真には「7人の犯罪者による無償奉仕。安上がりの改装を願うなら、貴重品は隠しとけよ」などとふざけたキャプションも添えられており、真摯に処罰を受けているとは思えない。この写真がFacebookに投稿されるとすぐに調査が行われ、奉仕活動命令に違反したとして3人には再び裁判所への出頭命令が出された。裁判所では4週間以内に彼らに再判決を下す予定をしており、3人は実刑判決を受ける可能性もあるという。リーの母親バレリーさんは、このように話している。

「Facebookに投稿された写真を見て、呆れるしかなかったわ。奉仕活動が終わってからビールを飲んだのかどうかはわからないけど、『彼らを監視すべき人はいったいどこにいるのよ!?』って思ったわ。これ以上は揉めると困るから何も言えないけど。」

自撮りした3人が、どのような罪で地域奉仕活動という処罰を受けたのかは明らかにされていない。ウェスト・ヨークシャー州警察のマーク・バーンズ=ウィリアムソン本部長は、「写真の態度は明らかに罰を与えられたものが素直に奉仕活動に従事している姿ではなく、我々の望む更生の姿でもありません」と苦言を呈している。奉仕活動をして地域に還元するプログラム「Community Payback scheme」を運営しているマーティン・デイヴィスさんも、「私たちの地域奉仕活動プログラムは、犯罪者を更生させるということに誇りを持って行われています。このような行為は許されるべきものではありませんし、二度と繰り返さないよう何らかの対応がなされるべきです」と述べた。

このニュースを知った人からは「イギリスの司法が適当だから、この犯罪者も奉仕活動という甘い判決を下されているのかもね」「処罰中にビールで自撮りは確かに良くない。でもこんなふうに暴露してしまったら、ますます彼らは仕事に就けなくなって人生をやり直せないだろう。本当に更生させたいなら名前や顔を伏せておくべきだったのでは」「馬鹿な奴らだ」「5年ぐらい刑務所に入っとけ」「これがイギリス、何を期待することがあろうか」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年6月1日付「Criminals hauled back to courts over community service selfies and could be jailed」(Picture: Ben Lack)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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