一時は「PLAYBOY」のモデルとして華やかな世界で活躍してきた40代女性が、幼い息子を道連れにNYマンハッタンのホテルから飛び降り自殺した。何が彼女をそこまで追い詰めたのか…。『NY Daily News』など複数のメディアが伝えている。
5月18日午前8時30分頃、元プレイメイトのステファニー・アダムス(46)がマンハッタンの「ザ・ゴッサムホテル・ニューヨーク(The Gotham Hotel NY)」の25階ペントハウスから飛び降りて死亡した。宿泊客らは「最初にボンという小さな音がした。その後ドスンというかなり重たい響きの音が続いたが、まさか人が飛び降りたとは思わなかった」と口々に語っており、ホテル前の通りは一時騒然となったようだ。
ステファニーは事件前日の午後5時56分に1泊489ドル(約54000円)のペントハウスにチェックインしていたが、ニューヨーク市警(NYPD)は事件から3日後の21日、「ステファニーが息子のヴィンセント君(7)を高層ホテルの窓から押し出して殺害し、その後自殺したものと断定した。遺書などは残されていなかった」と声明を発表した。
16歳でモデルとなったステファニーは、1992年に「Miss November」というミスコンで優勝。プレイメイトとしても6年間活躍したが、当時は夫であり「ウォールストリート・カイロプラクティック&ウェルネス(Wall St. Chiropractic and Wellness)」を経営するチャールズ・ニコライさんと離婚裁判中だった。夫婦はヴィンセント君の親権をめぐって激しく争っていたが、ステファニーの弁護士はここ1年で3回も変わっていたという。また友人らは「ステファニーが抱えていた弁護士費用はかなりの額になっていた。ゴールが見えない現状にかなりのストレスを抱えていたのでは…」とも語っている。
さらにここ数年の夫婦の関係は平穏とはほど遠いものだったようで、2013年6月にはチャールズさんのもとでヨガインストラクターとして働いていたディレク・エドワーズさん(当時32歳)が、突然解雇されていた。その理由は美しいディレクさんに妻が嫉妬したというかなりこじつけられたもので、その4か月後にステファニーがディレクさんに「家族に近づいたらタダではおかない」と脅迫メールを送ったことから、ついには訴訟にまで発展した。ディレクさんから名誉棄損などで訴えられた夫妻のドタバタ劇は昨年8月、「元プレイメイトの嫉妬による女の闘い」などとしてメディアでも大きく取り上げられた。
トラブルはこれだけではない。NYPDは2017年7月から2018年3月までに夫婦間の家庭内暴力により5回も出動したことを明かしており、昨年9月にはステファニーが「夫は息子がアレルギー反応を起こす食べ物を故意に与えた」として訴えを起こし、チャールズさんが逮捕されていた。またステファニーは自殺の数日前、判事に「息子を連れてスペインに行きたい」と申し出ていたが却下されたことも明らかになった。チャールズさんの弁護士は「ステファニーはヴィンセント君を連れて二度とアメリカに戻ってこないつもりだったのでしょうが、結局許可が下りることはありませんでした。このような形で息子さんを亡くした父親のショックは相当なものだったようです」と語っている。
ステファニーは2013年「自分は第2代米大統領ジョン・アダムズと第6代米大統領ジョン・クインシー・アダムスの子孫である」などと語り、ここ数年は自己啓発本の執筆やインターネットでオーガニック美容製品を販売していたという。また死の2か月前、3月20日には「家庭内暴力で恥ずべきは加害者。被害者はどんなことがあろうと加害者に立ち向かう強さを持たなければならない」ともツイートしていた。息子を誰よりも愛していたという彼女いったい何があったのか…。今となっては知る由もない。
画像は『NY Daily News 2018年5月18日付「Ex-Playboy model plunges to death with 7-year-old son from NYC penthouse amid family feud」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
5月18日午前8時30分頃、元プレイメイトのステファニー・アダムス(46)がマンハッタンの「ザ・ゴッサムホテル・ニューヨーク(The Gotham Hotel NY)」の25階ペントハウスから飛び降りて死亡した。宿泊客らは「最初にボンという小さな音がした。その後ドスンというかなり重たい響きの音が続いたが、まさか人が飛び降りたとは思わなかった」と口々に語っており、ホテル前の通りは一時騒然となったようだ。
ステファニーは事件前日の午後5時56分に1泊489ドル(約54000円)のペントハウスにチェックインしていたが、ニューヨーク市警(NYPD)は事件から3日後の21日、「ステファニーが息子のヴィンセント君(7)を高層ホテルの窓から押し出して殺害し、その後自殺したものと断定した。遺書などは残されていなかった」と声明を発表した。
16歳でモデルとなったステファニーは、1992年に「Miss November」というミスコンで優勝。プレイメイトとしても6年間活躍したが、当時は夫であり「ウォールストリート・カイロプラクティック&ウェルネス(Wall St. Chiropractic and Wellness)」を経営するチャールズ・ニコライさんと離婚裁判中だった。夫婦はヴィンセント君の親権をめぐって激しく争っていたが、ステファニーの弁護士はここ1年で3回も変わっていたという。また友人らは「ステファニーが抱えていた弁護士費用はかなりの額になっていた。ゴールが見えない現状にかなりのストレスを抱えていたのでは…」とも語っている。
さらにここ数年の夫婦の関係は平穏とはほど遠いものだったようで、2013年6月にはチャールズさんのもとでヨガインストラクターとして働いていたディレク・エドワーズさん(当時32歳)が、突然解雇されていた。その理由は美しいディレクさんに妻が嫉妬したというかなりこじつけられたもので、その4か月後にステファニーがディレクさんに「家族に近づいたらタダではおかない」と脅迫メールを送ったことから、ついには訴訟にまで発展した。ディレクさんから名誉棄損などで訴えられた夫妻のドタバタ劇は昨年8月、「元プレイメイトの嫉妬による女の闘い」などとしてメディアでも大きく取り上げられた。
トラブルはこれだけではない。NYPDは2017年7月から2018年3月までに夫婦間の家庭内暴力により5回も出動したことを明かしており、昨年9月にはステファニーが「夫は息子がアレルギー反応を起こす食べ物を故意に与えた」として訴えを起こし、チャールズさんが逮捕されていた。またステファニーは自殺の数日前、判事に「息子を連れてスペインに行きたい」と申し出ていたが却下されたことも明らかになった。チャールズさんの弁護士は「ステファニーはヴィンセント君を連れて二度とアメリカに戻ってこないつもりだったのでしょうが、結局許可が下りることはありませんでした。このような形で息子さんを亡くした父親のショックは相当なものだったようです」と語っている。
ステファニーは2013年「自分は第2代米大統領ジョン・アダムズと第6代米大統領ジョン・クインシー・アダムスの子孫である」などと語り、ここ数年は自己啓発本の執筆やインターネットでオーガニック美容製品を販売していたという。また死の2か月前、3月20日には「家庭内暴力で恥ずべきは加害者。被害者はどんなことがあろうと加害者に立ち向かう強さを持たなければならない」ともツイートしていた。息子を誰よりも愛していたという彼女いったい何があったのか…。今となっては知る由もない。
画像は『NY Daily News 2018年5月18日付「Ex-Playboy model plunges to death with 7-year-old son from NYC penthouse amid family feud」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)