中国・安徽省にある開店前のペットショップで火災が発生した。駆けつけた消防署員らは犬猫の救出に奔走。心臓マッサージを行うなど懸命な救助活動により、店内にいた全ての動物の命が無事救われた。英メディア『The Sun』『Metro』などが伝えている。
安徽省合肥市にある小さなペットショップで5月31日の午前6時頃、火災が発生したとの通報を受けて地元消防署員らが出動した。消防士らは、開店前ということで降ろされていた店のシャッターを電動ノコギリで破り、店内へと入った。
動画によると、店の奥で炎が上がり店内には黒い煙が充満している。中にはケージに入れられた犬猫がおり、消防士の1人が「先に動物を外へ移動させるんだ! 消火ホースを準備しろ!」と叫ぶ声が聞こえる。消防士らは次から次へとケージを店外に運び出したが、煙の吸い過ぎにより意識がない犬猫もいて、消防士らは小さな命を救うため救助活動に尽力した。
消防士が仔犬や仔猫の胸を押し続け懸命にCPR(心肺蘇生法)をした後、酸素ボンベを使って酸素を与えると息を吹き返した。やがて救出された20匹ほどの犬猫たちは元気を取り戻し、救ってくれた消防士らに喜びを表しているのか鳴き声をあげて尻尾をはち切れんばかりに振る犬もいたようだ。
この救出劇が動画プラットフォーム「Miaopai(秒拍)」の安徽省消防署の公式チャンネルに投稿されると、850万人以上の閲覧数を記録した。ユーザーらは消防士の救助活動を称賛し「動画を見て感動した」「動物たちの命を救ってくれた勇敢な消防士さんたち、本当にありがとう!」といった声を寄せている。なお、火災時に店内に人がいたか、また怪我人が出たかについては明らかにされていない。
リスクを背負いながらも、どんな時でも命あるものを懸命に救出することに尽力する消防士たち。小さな命でもかけがえのないものということを理解しているのは彼らだけではない。昨年9月には、タイのバンコクで大洪水が起こった際に浸水したガレージにいた仔犬の命を救うため、必死で心臓マッサージをした心優しきタイ軍兵の姿が話題になった。
画像は『安徽消防 2018年5月31日付Miaopai「消防员火场中救出20.多只猫狗」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
安徽省合肥市にある小さなペットショップで5月31日の午前6時頃、火災が発生したとの通報を受けて地元消防署員らが出動した。消防士らは、開店前ということで降ろされていた店のシャッターを電動ノコギリで破り、店内へと入った。
動画によると、店の奥で炎が上がり店内には黒い煙が充満している。中にはケージに入れられた犬猫がおり、消防士の1人が「先に動物を外へ移動させるんだ! 消火ホースを準備しろ!」と叫ぶ声が聞こえる。消防士らは次から次へとケージを店外に運び出したが、煙の吸い過ぎにより意識がない犬猫もいて、消防士らは小さな命を救うため救助活動に尽力した。
消防士が仔犬や仔猫の胸を押し続け懸命にCPR(心肺蘇生法)をした後、酸素ボンベを使って酸素を与えると息を吹き返した。やがて救出された20匹ほどの犬猫たちは元気を取り戻し、救ってくれた消防士らに喜びを表しているのか鳴き声をあげて尻尾をはち切れんばかりに振る犬もいたようだ。
この救出劇が動画プラットフォーム「Miaopai(秒拍)」の安徽省消防署の公式チャンネルに投稿されると、850万人以上の閲覧数を記録した。ユーザーらは消防士の救助活動を称賛し「動画を見て感動した」「動物たちの命を救ってくれた勇敢な消防士さんたち、本当にありがとう!」といった声を寄せている。なお、火災時に店内に人がいたか、また怪我人が出たかについては明らかにされていない。
リスクを背負いながらも、どんな時でも命あるものを懸命に救出することに尽力する消防士たち。小さな命でもかけがえのないものということを理解しているのは彼らだけではない。昨年9月には、タイのバンコクで大洪水が起こった際に浸水したガレージにいた仔犬の命を救うため、必死で心臓マッサージをした心優しきタイ軍兵の姿が話題になった。
画像は『安徽消防 2018年5月31日付Miaopai「消防员火场中救出20.多只猫狗」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)