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【エンタがビタミン♪】生駒里奈が涙、サンド&寺島進と旅ロケに「今のタイミングで来ることが出来て良かった」

TechinsightJapan 2018年6月5日 14時54分

生駒里奈が6月4日放送のバラエティ番組『帰れマンデー見っけ隊!!』に俳優の寺島進とゲスト出演した。番組レギュラーのサンドウィッチマンによる“秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅”で、長野県と岐阜県にまたがる「馬籠線」を旅するなか、“江戸の面影を今に残す宿場” 馬籠宿では「うわ~お侍さんが出てきそう」とテンションの上がる生駒だったが、4人で絶品料理を楽しみながら寺島の話に涙する場面もあった。

ビートたけしが北野武としてメガホンをとった映画初監督作『その男、凶暴につき』(1989年)のオーディションを寺島進が受けたのは25歳のことだ。

寺島は「全然売れていない頃から使って頂いて。自分は40歳過ぎて(役者で)飯が食えるようになった。そこまで、育ての親というか恩師というか…」と北野監督について語る。

33歳頃に組の若頭役で出演した『キッズ・リターン』は撮影が隔週で行われた。まだ映画の仕事だけで食えなかった寺島は、鬼怒川ウエスタン村でウエスタンショーのアルバイトで「撃たれて上から落っこちたり、馬に引きずられたり」したという。

それでも役者を辞めようと思わなかったのは、北野監督の言葉があったからだ。

ある時、北野監督は寺島を呼ぶと「あんちゃんよ、役者ってよ、現役引退ってねーから。スポーツ選手や芸人は反射神経がいるから現役引退ってある。でも役者は現役引退がないんだよ。今は売れてなくても死ぬ間際に天下取ったら人生の勝ちだぜ!」と言い聞かせた。それで寺島も「あ、やり続ければいいんだな」と覚悟ができたのである。

『HANA-BI』(1988年日本公開)では主人公・西佳敬(ビートたけし)の刑事時代の部下・中村靖役を演じた寺島進。本作が第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したことを振り返る。

上映が終わるとスタンディングオベーションで称賛されるなか、寺島は監督とプロデューサーに駆け寄って握手した。北野監督に「良かったっすね」と挨拶して別れ際、「寺島は、あれだな…粘り勝ちだな」と声を掛けてくれた。その言葉に「粘り勝ちか、粘っていて良かったな」と思ったという。

寺島はそんな北野武監督とのエピソードを明かすと、5月6日に乃木坂46を卒業したばかりの生駒里奈へ向けて「継続は力なり」「だから頑張れよ、粘ってな、頑張ろうぜ」と激励した。

生駒は「なんか、涙が出てきた」と目頭を押さえ「今、一番不安な時だし…」と明かし、さらに寺島から「粘れば大丈夫だよ」と声をかけられて「これから、何があっても、ここに粘っていようと思いました」「全然まだ、第一歩も踏めていないから」というからずいぶん勇気づけられたようだ。

『生駒里奈 ikomarina_1229 Instagram』ではオンエア前の5月31日、オフショットとともに「沢山歩いてちょっとヘトヘトだったけど、このロケに今のタイミングで来ることが出来て良かったです」と投稿している。

画像は『生駒里奈 2018年5月31日付Instagram「☆お知らせ☆6月4日月曜日放送の帰れマンデー見っけ隊!!に出演します~」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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