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【エンタがビタミン♪】安室奈美恵“ピリオドの先”は敢えて考えず「とにかく16日が今のゴール」

TechinsightJapan 2018年6月6日 12時42分

安室奈美恵が6月3日、ライブツアー『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』のファイナル公演を東京ドームで行った。その翌日、NHK総合『ニュースウオッチ9』にインタビュー出演した彼女は、9月16日をもって引退する件について「生涯現役とは考えなかったのか?」との質問に「ピリオドを打つイメージはある」と率直に答えた。

今回のライブツアーでも、冴えわたる歌声にキレキレなダンスでエネルギッシュなステージを披露した安室奈美恵。「正直、まだまだできるじゃんと思ったのですが」と惜しむインタビュアーの桑子真帆アナウンサーに「生涯現役は私じゃない…」と返しており、今のタイミングで引退を選んだことへのブレは感じられない。

「25年間すごく情熱を注いで大切な時間だったが、人生のなかでは通過点」「25年間も冒険、ピリオドの先も冒険なので、ピリオドを打っても止まった感じではない」という。

ただ、ピリオドの先の世界は「敢えて考えず、とにかく(9月)16日が今のゴールなので、そこをめがけて何が出来るのか、精一杯やっていく」と力強く話した。

「9.16」でゴールした際に「何か違うものが現れるのかなと、期待やワクワク感はある」と微笑む彼女のなかでは、その日へ向けてますます力が沸いているかのようだ。



ちなみに、桑子アナが「ライブステージのあのパワーはどこから来るのですか?」と聞いたところ、彼女は「好きなことなので30曲や40曲歌っても楽しい」と答えた。自分のテンションを良いバランスで保てるように曲順を並べるので「楽しくてあっという間」だという。

しかも「50曲踊ろうと思ったら出来る、自分の出来る範囲で組み合わせて流れを作れば、どこまででも行けるはずです」と言い切った。桑子アナの言葉を借りれば「まだまだできるじゃん」と思うが、やはり安室奈美恵ならではのこだわりがあるのだろう。



また、出産と育児により1年間休業した時期についても振り返った。自ら休ませてほしいと申し出たものの「歌わない」生活のなか、やがて不安や焦りに襲われる。そんな自分と初めてとことん向き合って「焦りや不安を調節できる自分になれた」「ひとつ成長した」大切な1年でもあったという。

そうやって母となり息子を育てながら、歌う歌詞にも「スラングなど変な言葉や教育上良くない表現がないか注意した」という。「私が何かやれば、彼(息子)が後ろ指をさされてしまう。『ママの息子で良かった』と言われるにはどのような姿勢で仕事すればいいのか」と考えてのことだ。

アーティストとしてだけでなく母としても「どうあるべきか」を追求する彼女の姿にファンは憧れるのだろう。「9.16」までの活動とともに、その先に現れる「安室奈美恵の次のステージ」がどのようなものになるのか見守りたい。

画像2枚目は『Namie Amuro 2018年6月4日付Facebook「本日、21:00よりNHK総合「ニュースウオッチ9」の単独インタビューに出演します!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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