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【エンタがビタミン♪】浜辺美波『崖っぷちホテル!』のハルがハマり役 今度は王位継承で争う王女7人をまとめる

TechinsightJapan 2018年6月6日 15時19分

日本テレビ系日曜ドラマ『崖っぷちホテル!』は傾いた老舗ホテル「グランデ・インヴルサ」を人気ホテルにするため、主人公の副支配人・宇海直哉(岩田剛典)のアドバイスで奮闘する従業員たちの姿を描く。毎回、エピソードによってフィーチャーされる人物は変わるが、浜辺美波演じる料理長兼パティシエ・鳳来ハルの活躍が目覚ましい。

はじめは新人パティシエとして料理長・江口竜二(中村倫也)と厨房を切り盛りするなか、前向きで底抜けに明るいキャラクターゆえに場違いなタイミングで「ありがとうござあっす」「わたし、天才ですから」と満面の笑みを見せて江口を呆れさせた。ただ、その料理長が競艇好きで仕事に身が入らなくても、ハルは気にせずマイペースだ。

第2話では副支配人となった宇海が新人パティシエのハルを総料理長に任命、江口はスーシェフとなる。事実上の降格だが江口はハルの資質を見抜いてか、やがて彼女を総料理長と認めた。そんななかホテルを盛り上げる第1弾イベントとしてハルの提案で「ケーキフェア」が開催される。

第5話では宇海が依頼されて知人の結婚式を「グランデ・インヴルサ」で挙げることとなり、各部門が無理難題を発注される。厨房は巨大なウェディングケーキを頼まれて江口は無理だと突っぱねた。だが、ハルは料理学校時代の仲間に応援を頼んで何とか納期までに見事なウェディングケーキを完成させたのである。

第6話では自治会長の後藤(でんでん)がホテルに乗り込んできて20歳になった娘と一泊すると言い出し、これまた無理難題を連発する。彼は同ホテルに度々ランチを食べに来るのだが、ハルは「私の料理を褒めたことがないんです」とリベンジに燃え、江口と協力してサバを使った料理で後藤たちを満足させるのだった。

そうやって江口との信頼関係ができていくなか、6月3日に放送された第8話ではマナヒラ王国から来日した7人の王女たちが「グランデ・インヴルサ」に宿泊する。

王女たちは「父から忘れられないディナーが食べられるよと言われて」と楽しみにしているが、誰も国王がかつて同ホテルで何を食べたのか知らない。

ここでもハルが活躍する。末っ子の王女が1人でレストランにいるところを見たハルは、テーブルで真向かいに座るとじっと顔を見て「やっぱりカワイイですね~」と天性の明るいキャラクターで打ち解けた。

実は王女7人のうち長女と次女は王位継承を巡り仲が悪い。末っ子の王女はなんとか昔のように7人で笑って過ごせないかと悩んでいたのだ。

末っ子の王女がホテルの庭で1人沈んでいるのを見て話しかけたハルはその悩みを聞く。すると「分かります!」と王女の姉妹についての悩みではなく「明るい性格」という点にシンパシーを覚える。

彼女は王女に向かって「我々にすると、明るい人だって悩みは抱えているんですよね!」と切り出し「私たち、明るい民族ってちょっと辛いことがあっても、それを必死に隠そうとする。楽しいね、元気だねと言われるうちに“空っぽな自分”になっちゃうのではと悩んでしまう」と胸のうちを明かした。

ハルは「自分にとって特別なもの」を探そうとして、大好きな父親がフライパンで料理する背中を見て「これだ!」と思いつき料理の道に進んだのである。そんな話を聞いて末っ子の王女は彼女を信頼していく。

やがて、王女7人が揃うなかハルが「魔法の料理です」と持ってきたのは土鍋に作った寄せ鍋だった。末っ子の王女が率先して美味しそうに食べると、他の姉妹たちも箸が進む。ハルは姉妹に仲直りしてもらおうと、自分が落ち込んでいる時に父親がよく作ってくれた鍋料理を思いついたのである。

そんななか、仲違いしている長女と次女がそれぞれ「王位を継承する気はない」と明かして事態は意外な展開となるのだった。

最終的に「やっぱり私って天才ですかね」というハルに江口は「まあな…」と認めており、当初はどうなるかと思われた厨房コンビの結束もぐっと強まったようだ。

このように鳳来ハルがフィーチャーされるケースは多い。総支配人・桜井佐那(戸田恵梨香)をはじめ宿泊部主任・時貞正雄(渡辺いっけい)、バー責任者・枝川梢(りょう)といったキャストが並ぶなかでも目立つほどである。

浜辺美波のハル役があまりにハマったことから、脚本がそのようになっていったとは考え過ぎだろうか。いずれにしろ、視聴者にも「鳳来ハル=浜辺美波」というイメージが定着していることだろう。

画像は『【公式】崖っぷちホテル! 2018年6月3日付Instagram「後1時間」』『Izumi Haru 2018年6月3日付Instagram「崖っぷちホテルいかがでしたか?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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