中国のある病院で昨年12月、生後4日の男の赤ちゃんが看護師の置き忘れたドライヤーにより重度の火傷を負い、左脚を切断していたことがわかった。『新浪视频』『看看新闻Knews』など複数のメディアが伝えている。
昨年12月14日、河南省駐馬店市にある新蔡县妇幼保健院の新生児集中治療室で、信じられないような事故が起きてしまった。3人の赤ちゃんを入浴させた後、濡れた身体をドライヤーで乾かしていた看護師が、その電源を切ることなく1時間以上も放置し、男児1人に重度の火傷を負わせたのだ。
当時ベッドには生後4日の男児を含む新生児3人が寝かされており、ドライヤーの熱風をもろに浴びた男児(名前などは明らかにされず)は、駐馬店159病院へと救急搬送された。医師によると、男児の左脚ふくらはぎの皮膚は黒く変色して裂け始めており、命を救うためにも左脚下腿を切断せざるを得なかったそうだ。他の2人も軽傷で手当を受けたという。
男児は妊娠36週で予定より早く生まれたため保育器に入れられ、7~10日の入院が必要であったようだ。父親は「看護師らがもう少し早く気付いていたら、軽い火傷で済んだのに」と悔しさを隠せない様子で、祖母も「生後4日で重い障がいを背負ってしまった。これからあの子の人生はどうなるんだろう」と吐き捨てるように語っている。
男児の担当看護師は「3人のうち1人の身体に発疹があったためドライヤーを使用した。部屋を出る前に、ドライヤーの電源は切ったと思う」と述べていたが、事故を受けて同僚1名と共にクビになっている。病院の副理事は男児の家族に謝罪をし、61万元(約1050万円)の治療費は全て病院が支払うと約束したが、家族は病院の対応や補償額には納得しておらず、今後も話し合いは続くようだ。ちなみに現在、生後6か月になる男児は未だ同病院で入院中である。
男児のように病院の怠慢により苦しむ患者はあとを絶たない。2015年には帝王切開で出産した女性が、本人が知らないうちに医師に両膝下を切り落とされていた。
画像は『新浪视频 2018年6月5日付「视频:心疼!因护士忘关吹风机烫伤腿 男婴出生四天惨被截肢」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
昨年12月14日、河南省駐馬店市にある新蔡县妇幼保健院の新生児集中治療室で、信じられないような事故が起きてしまった。3人の赤ちゃんを入浴させた後、濡れた身体をドライヤーで乾かしていた看護師が、その電源を切ることなく1時間以上も放置し、男児1人に重度の火傷を負わせたのだ。
当時ベッドには生後4日の男児を含む新生児3人が寝かされており、ドライヤーの熱風をもろに浴びた男児(名前などは明らかにされず)は、駐馬店159病院へと救急搬送された。医師によると、男児の左脚ふくらはぎの皮膚は黒く変色して裂け始めており、命を救うためにも左脚下腿を切断せざるを得なかったそうだ。他の2人も軽傷で手当を受けたという。
男児は妊娠36週で予定より早く生まれたため保育器に入れられ、7~10日の入院が必要であったようだ。父親は「看護師らがもう少し早く気付いていたら、軽い火傷で済んだのに」と悔しさを隠せない様子で、祖母も「生後4日で重い障がいを背負ってしまった。これからあの子の人生はどうなるんだろう」と吐き捨てるように語っている。
男児の担当看護師は「3人のうち1人の身体に発疹があったためドライヤーを使用した。部屋を出る前に、ドライヤーの電源は切ったと思う」と述べていたが、事故を受けて同僚1名と共にクビになっている。病院の副理事は男児の家族に謝罪をし、61万元(約1050万円)の治療費は全て病院が支払うと約束したが、家族は病院の対応や補償額には納得しておらず、今後も話し合いは続くようだ。ちなみに現在、生後6か月になる男児は未だ同病院で入院中である。
男児のように病院の怠慢により苦しむ患者はあとを絶たない。2015年には帝王切開で出産した女性が、本人が知らないうちに医師に両膝下を切り落とされていた。
画像は『新浪视频 2018年6月5日付「视频:心疼!因护士忘关吹风机烫伤腿 男婴出生四天惨被截肢」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)